2021.10.19
【後からだと割高!?】新築に付けて良かったオススメ電気設備4選!
皆さんもせっかくマイホームを建てるなら、快適に暮らせるのはもちろん家事も時短できて、できるだけ便利に過ごせる家にしたいと思いますよね?
便利で暮らしやすい家にするには、家の基本性能や間取りでも大きく変わりますが、ちょっとした工夫や設備の設置でも左右されて、意外とチリツモで暮らしの質を上げてくれます。
そこで今回のブログでは、それほど人気は無いけど「付けて良かった」と高評価な電気設備を4つご紹介します。マイホームの暮らしをアップデートする、1つの選択肢として検討していただけると幸いです。
ちなみに今回ご紹介する以外でも「この設備を付けて良かった」「この設備は微妙だった」みたいな生の声をいただけるとありがたいので、良かったらYouTubeの方にコメントをください。
大工時代を含めて15年以上、たくさんのお客様の家づくりをお手伝いさせていただいた経験を踏まえて、これから家を建てる人が失敗しないための情報をできるだけ分かりやすくお伝えしますので、ぜひ最後までご覧ください。
・4つのおすすめ電気設備
結論から言うと、新築に付けて良かった電気設備は次の4つです。
1.2階のインターホン
2.タイマー照明
3.電動シャッター
4.生ゴミ処理機
これはどれも賛否両論あり必要・不要は人それぞれ違いますが、大切なのはしっかり検討したうえで採用を決めたかだと思います。それでは1つずつご紹介します。
1.2階のインターホン
新築に付けて良かった電気設備1つ目は、2階のインターホンです。
インターホンには玄関の外側に付けるカメラ室外機と、家の中で対応する親機があり、一般的には1階のリビングやキッチンの壁に親機を取り付けます。さらに2階ホールの壁にも親機を設置したり、電話のように寝室や書斎に子機を置いたりもできます。
例えば2世帯住宅でリビングが1階と2階に分かれていたり、世帯でインターホンを分けたりする場合は、それぞれに親機を設置すると思います。しかし一般的な単世帯の2階建てでは、ほとんどのお客様が2階に親機を設置しません。
ただ費用は3万円前後でそれほどかからないので、個人的には間取りや暮らし方によってはあった方が良いと思います。2階の寝室にいる夜にインターホンが鳴ったり、テレワークスペースや書斎が2階だったりすると、わざわざ1階まで下りるのが大変です。
しかも待たせてはいけないと急いで下りて対応したのに、訪問販売などの営業なら結構がっかりすると思います。
もちろん若いうちは良いですが、歳を取るとそうした小さなことでも苦になるかもしれません。2階ホールに親機があれば家族全員で共有できて、子機なら書斎などそれぞれの部屋に持っていけるので、使い方によっては重宝すると思います。
必要と感じてから後付けできるインターホンの機種なら、実際に生活してから判断しても良いと思います。ただし中には後付けできない機種もあるため、建てるときに付けた方が良いか住宅会社の人に相談するようにしましょう。
2.タイマー照明
新築に付けて良かった電気設備2つ目は、タイマー照明です。
タイマー照明はニッチな商品なのであまり聞いたことが無いかもしれませんが、名前の通りタイマーでON-OFFできる照明です。一般的には玄関の外部照明を自動点灯したり、シンボルツリーを照らすアッパーライトをタイマー設定にしたりすることが多いです。
タイマー照明の役割は、手動だと大変なことを自動化できて楽というのと、付け忘れや消し忘れが無くなって省エネというのがあります。また室内照明もタイマー式にできるので、長期旅行などで留守にするときの防犯対策にもなります。
具体的な商品ではPanasonicの「あけたらタイマ」というスイッチがあり、カバーを開けるとタイマー設定ができるようになっています。スイッチ側にタイマー機能を持たせているので、どんな照明でも自由に選べます。
しかも時間設定のON-OFFタイマーだけでなく、少し時間をずらしてランダムに点灯させる「留守電タイマ」という機能も付いています。長期旅行のときでも不自然にならない照明の点き方ができるので、泥棒に留守をさとられにくくします。
こちらも必要・不要は人によって分かれると思いますが、場所や用途によっては便利な機能なので、一度、検討していただけると幸いです。
ちなみに、失敗しない照明の選び方や外構工事のポイント、効果的な防犯対策については、別の動画で詳しく解説しています。興味のある方は下のリンクからぜひご覧ください。
3.電動シャッター
新築に付けて良かった電気設備3つ目は、電動シャッターです。
これは、防犯や台風対策でシャッターを検討している人に限る話ですが、窓の場所や大きさ、使う頻度によっては手動より電動の方が良い場合があります。
故障のリスクは手動の方が少ないと思いますが、毎日開け閉めしたい方にとってはスイッチひとつで動く電動シャッターはかなり楽になります。また窓を閉めたままシャッターを開閉できるので、冬は冷たい空気が入らず夏は熱気や虫が入ってきません。
若いうちは手動でも良いですが、歳を取ってからのシャッターの開け閉めは結構大変で、リフォームでシャッターを電動に変える人もいらっしゃいます。
もちろん電動にするには、1箇所で10万円前後の追加費用が必要です。しかし後からでは電源の兼ね合いで設置できなかったり、費用が割高になったりするケースがほとんどです。そのため心配な方は、初めから電動シャッターにすることをおすすめします。
ちなみに、そもそもシャッターが必要なのかや台風から家を守る具体策については、別の動画で詳しく解説しています。興味のある方は下のリンクからぜひご覧ください。
4.生ゴミ処理機
新築に付けて良かった電気設備4つ目は、生ゴミ処理機です。
これは厳密にいうと家に付ける設備ではないのですが、生ゴミ処理機を採用するかどうかで、設置スペースや電源、勝手口の有無などプランが変わるのでご紹介します。
生ゴミ処理機はなじみの無い方も多いかもしれませんが、家庭ゴミの4割は生ゴミと言われていて、家庭である程度処理できるとゴミの量が減りゴミ捨てが楽になります。地域によっては補助金を出す所も増えていて、焼却時のCO2問題も軽減され地球環境にも良くなります。
生ゴミ処理機はいくつか種類があり、乾燥させて1/7まで小さくする乾燥式タイプや、微生物が分解して肥料にするバイオ式タイプなどがあります。種類によって置く場所や処理時間、電源の有無が変わります。
処理後は匂いも少なく衛生的になるので、個人的にはメリットが大きいと思います。もし生ゴミの処理方法で悩んでいるなら、生ゴミ処理機を検討するのも1つの手です。採用する際は電源や設置場所、間取りも関係するので、早めに住宅会社の人に相談するようにしましょう。
・まとめ
最後まとめに入りますが、新築に付けて良かった電気設備は次の4つです。
1.2階のインターホン
2.タイマー照明
3.電動シャッター
4.生ゴミ処理機
それぞれの概要はここまでお話した通りですが、便利で暮らしやすい家にするには、家の基本性能や間取りでも大きく変わります。しかしちょっとした工夫や設備の設置でも左右され、意外とチリツモで暮らしの質を上げてくれます。
確かに電気設備は電気も使い故障の心配もあるため、何でも付ければ良い訳ではありません。しかし後からでは設置できなかったり、割高になったりする物もたくさんあります。
そのため最初から自分たちの暮らしに必要かや、コストに見合うかを検討していただいて、暮らし始めてから後悔のないように採用するか判断してほしいと思います。
今回のブログが全てではないですが、これからマイホームを考えている人にとって、少しでも参考になれば幸いです。
ご覧いただきありがとうございました。
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