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2023.03.26

【注文住宅】モデルハウス見学の注意点!時間を無駄にしないための3つのポイント!【マイホーム・家づくり】

「モデルハウスの見学前に、この3つは必ず押さえてください」

皆さんもマイホームを検討する際、まずはハウスメーカーや工務店が開催しているモデルハウスを見学したいと考えると思います。

ただ、あらかじめ見たり聞いたりするポイントを確認せず、なんとなくで行ってしまうと、「時間の無駄だった」「全然参考にならなかった」と後悔してしまう可能性が高くなります。

そこで今回のブログでは、モデルハウスの見所や事前準備など「見学する際の注意ポイント」を3つご紹介しますので、マイホームを考えるうえでの参考にしていただけると幸いです。

大工時代を含めて15年以上、たくさんのお客様の家づくりに携わった経験を踏まえて、有益な情報をできるだけわかりやすくお伝えしますので、ぜひこのタイミングでYouTubeのチャンネル登録をしていただき、最後までご覧ください。

あとサイトのトップページにイベント情報も載ってますので、お気軽にご相談ください。

●モデルハウスを見学すると良い理由

まず本題に入る前に、モデルハウス見学のメリットを2つ簡単にお伝えしたいと思います。

1.広さや家の質感などを体感できる

まず1つ目のメリットは、広さや家の質感などを実際に体感できる事です。

LDKの広さは18帖で十分なのか、ランドリースペースは3帖で足りるのか、パッと明確にイメージできる方は少ないと思いますし、同じ18帖でも、窓の取り方や空間の使い方で、広がりの感じ方はまったく変わってきます。

あとは外壁に使われている材料の質感、室内の雰囲気など、写真でみると良く写っているけど、実際に見学したら思ったより安っぽい、という事も結構あるので、自分達が求める広さや家本体の質感を現地で確かめられる貴重な機会となります。

2.会社のこだわりを深く理解できる

2つ目のメリットは、その会社のこだわりを深く理解できる事です。

例えば今は、どの住宅会社のサイトを見ても、高気密・高断熱で冬暖かくて夏涼しい家と書いてありますが、実際にその性能値は会社によって結構差があります。

断熱性であればUA値、気密であればC値を聞けば会社ごとの優劣はつけられますが、では実際にUA値0.46の家がどれくらい温かいのか、気密が良いとどんなメリットがあるのかは、体感しないと理解するのは難しいと思います。

なので可能であれば夏や冬にモデルハウスに行き、外気温に対して室内がどれぐらい快適なのか、稼働しているエアコンの台数や温度設定まで確認できると、性能値による暮らしやすさの違いを事前にチェックできます。

他にも耐震性などその会社の独自のこだわりや考え方も、資料や図を使って説明していただけるので、会社を深く知るためには非常におすすめです。

ではここから、本題の「見学する際の注意ポイント」に入りたいと思います。

注意ポイント1:リアルサイズ

モデルハウス見学のポイント1つ目は、リアルサイズを見る事です。

住宅展示場に行った事がある人はわかると思いますが、そこに並んでいるモデルハウスは、50坪ぐらいの大豪邸の場合が多いです。

お客様に夢を感じてもらうために豪邸にしたり、リビングを大空間にするのは意図として理解できますし、実際に大きな家を構想している方なら参考になると思いますが、単世帯の一般的な家は26坪~36坪ぐらいが多いので、正直、間取りの参考になる部分は少ないのが現実です。

しかも展示場に付いている設備は、何百万円というオプション金額を払って付けられるような豪華仕様が多く、家の値段を聞くと5,000万円オーバーは当たり前なので、素敵なのはわかりますが、本当に夢で終わってしまう可能性が高いです。

なので展示場にしかない二世帯住宅のモデルハウスを見に行くとか、本当に参考程度という感じなら良いと思いますが、実際の家づくりに活かしたい場合には、ハウスメーカーや工務店などが各地に作っている30坪ぐらいの等身大モデルハウスを見に行くのがおすすめです。

街角にある等身大モデルハウスであれば、基本全てがリアルサイズになっていて、LDKや寝室の広さ、限られた面積で工夫された家事動線など、マイホームでの暮らしが現実的に掴めます。

さらに、付帯されているキッチンやお風呂などのグレードも、特別高くない、一般的な住宅ローンの支払額で収まる仕様になっている場合がほとんどです。

注意ポイント2:行く目的

モデルハウス見学のポイント2つ目は、目的を明確にしてから行く事です。

事前に見学する住宅会社の特徴や興味がある部分をネットで調べてから見に行けば、その事についてこちらから質問ができます。

例えばオシャレさが売りの会社なら、家の内覧時に設計力を感じつつ、他の事例をいろいろ見せてもらう事でデザインの幅が増えたり、耐震性に力を入れているなら、他社との違いを具体的に教えてもらったりして、1回の見学で、よりたくさんの情報をつかんで帰る事ができるようになります。

逆に事前情報無しでなんとなく見に行くと、間取りの説明を受けて、特徴をさらっと聞いて時間が終わり、みたいになり、もう少し具体的な話を聞きたいという人からすると、物足りないと感じてしまう可能性があります。

なのでそんなにガッツリ調べる必要は無いですが、可能であれば、モデルハウス見学の時に何を知りたいか、どんな目的を持って行くのかを決めておくのがおすすめです。

例えそれが「家を見る」だけでも良いですし、一歩踏み込んで会社の特長や性能をしっかり聞きたい、家づくりの進め方を聞きたい、土地の探し方を聞きたいなど、マイホーム建築に向けて、より有意義な見学になるように準備していただけると幸いです。

注意ポイント3:2つの確認

モデルハウス見学のポイント3つ目は、2つの確認をする事です。

1.得意な事や実績

まず1つ目は、その会社の得意な事や実績を、必ず聞くようにしましょう。

断熱性や耐震性、素材へのこだわりや創業年数など、その会社ならではの話を聞くことで、

・自分達の要望を叶えて貰えるか

・技術力や品質は大丈夫か

・安心して任せられるか

など、建てる会社を判断するうえでの大切な情報を教えて貰えます。

2.営業マン

2つ目は、対応してくれる営業マンを見る事です。

基本的にモデルハウスの見学で最初に案内してくれた人が、お客様の営業担当になります。

まれに初回の見学の時にいきなり、

・まずは見積もりを作ってみませんか

・プランを書いてみませんか

・年収はどれぐらいですか

と売る気満々でガツガツ来る営業マンもいますが、それは自分のノルマの事ばかり考えてる証拠です。

それよりもお客様のことを第一に考え、

・何か不安な事はありますか

・今はどんな事で悩んでいますか

みたいな感じで、まずこちらの希望や悩みにしっかり耳を傾けてくれるかどうかを、確かめるといいと思います。

せっかく時間を取ってモデルハウスに行くなら、ぜひこの2つを確認していただけると幸いです。

●まとめ

ちなみに以前の動画で、住宅会社の選び方や注意ポイントについて詳しく解説しているので、興味のある方は下のリンクからぜひご覧ください。

ご覧いただきありがとうございました。

今後も随時更新予定です!

ぜひ、チャンネル登録をお願いいたします。

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