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2023.04.30

【注文住宅】吹抜けの必需品!後悔しないシーリングファンの選び方とおすすめ製品ベスト5をご紹介!【マイホーム・家づくり】

「シーリングファン、何となく選ぶと後悔します。」

皆さんもせっかくシーリングファンを付けるなら、できるだけ効果が高くて、使いやすいモノを選びたいと考えると思いますが、メーカーのカタログを見て、これならおしゃれだし良さそうと何となく選んでしまうと、実際に生活してから「失敗した」と後悔につながる可能性が高くなってしまいます。

そこで今回は「シーリングファンの選び方とおすすめモデル」を5つご紹介しますので、暮らしてから「思ったより効果がない」「これは盲点だった」と後悔しないように、シーリングファンを選ぶうえでの参考にしていただけると幸いです。

大工時代を含めて15年以上、たくさんのお客様の家づくりに携わった経験を踏まえて、有益な情報をできるだけわかりやすくお伝えしますので、ぜひこのタイミングでYou Tubeのチャンネル登録をしていただき、最後までご覧ください。

あとサイトのトップページにイベント情報も載っていますので、お気軽にご相談ください。

それでは1つずつ解説します。

●選び方

まずシーリングファンを選ぶ基準として

・モーターの種類

・傾斜対応

・サイズ

についてそれぞれ解説したいと思います。

・モーターの種類

まずモーターの種類については、ファンを回転させるACモーターとDCモーターという2種類があり、AC製品で3〜4万円、DC製品で5〜6万円ぐらいの相場観で、DCの方が高い分、音も静かで消費電力も少ないというメリットがあります。

基本的にリビング天井や吹抜けに設置する事が多いので、テレビで映画とかを見る時に静かな方が良いとか、動作音を気にしてしまうという方はDC製品がおすすめです。

ただ、AC製品に比べ商品が少なく選択肢が限られてしまうのと、最近はAC製品でも結構静かになったので、気になる方は電気屋さんとかでシーリングファンの音を確かめてから選ぶようにしましょう。

・傾斜対応

次に傾斜対応については、天井が斜めになっている勾配天井の場合の設置可否の意味になります。

通常の平らな天井だったら問題ないですが、屋根の傾斜に合わせた勾配天井だと、専用のパイプでシーリングファン本体を吊り下げる必要があります。

例えばこの後ご紹介するオーデリックの製品みたいに、パイプの長さが15cm〜2m50cmまで8段階あり、天井の傾斜角度も13°〜35°cまで幅広く対応しているモノもあれば、三菱の製品みたいに30cm~90cmの3段階までしかないモノもあるので、勾配天井への設置を検討している人は注意するようにしましょう。

・サイズ

最後のサイズに関しては羽の長さの事で、サイズが大きいほど風を起こす範囲や風量が大きくなるので、より広い空間での空気循環が可能になります。

特に吹抜けに設置する場合は、2階の天井から1階の足元部分まで空気を循環できる風力が必要なので、シーリングファンのサイズはある程度大きいモノを選ぶ必要があり、具体的な数字だと直径120cmぐらいあった方が効果を感じやすくなります。

ただ吹抜けの広さによっては、小ぶりなシーリングファンを2つ設置した方が見た目のバランスが良いこともあるので、風量とデザインを鑑みて検討するようにしましょう。

●おすすめシーリングファン

ではここからは、個人的におすすめなシーリングファンを5つご紹介したいと思います。

1.オーデリック

おすすめのシーリングファン1つ目はオーデリックです。

こちらの製品は、直径が120cmと大きめな上に羽が6枚ありボリュームがありますが、一枚一枚の羽はスリムになっているので、ダイナミックだけど圧迫感の少ないデザインになっています。

モーターはDC型なので静かですし、先程ご紹介したようにパイプの長さや傾斜角度のバリエーションも豊富なので、金額は6万円ぐらいで若干高めですが、少し広めの天井や勾配天井を検討している方におすすめできる製品になります。

ちなみに風量は104㎥/minで、大きさの割に風量は少ないので注意しましょう。

2.コイズミ

おすすめのシーリングファン2つ目はコイズミです。

こちらの製品は、羽が3枚のスタンダードな形になっていて、すっきりシンプルが好きな方におすすめできるのと、金額は5万円で中間ぐらいですが、風量は160㎥/minで結構強いので、コスパの良いシーリングファンだと思います。

ただパイプの長さが4種類でちょっと少ないのと、ACモーターで若干音はするので、その辺りも踏まえて検討していただけると幸いです。

3.パナソニック

おすすめのシーリングファン3つ目はパナソニックです。

こちらの製品は、本体がちょっと古びたような味のある色合いで、羽を含めてクラシックで落ち着きのある見た目なので、輸入住宅など少しアンティークなイメージの内装に合うデザインになっています。

特徴としては「ゆらぎ」という機能が付いていて、風量にあえて不規則な強弱をつける事で、自然に近い心地よい風を再現しています。

ただデメリットもいくつかあり、モーターはDC型なので静かですが、直径が約110cmで大きい割に、風量が今回ご紹介する中で一番弱い90㎥/minになっていて、しかも金額は一番高い8万円ぐらいに設定されています。

なのでコスパの面だと不利になりますが、パナソニックならではの高級感と、味わい深さのあるデザインが好みの方におすすめになります。

4.JAVALO ELF

おすすめのシーリングファン4つ目はジャヴァロエルフです。

こちらの製品は、羽が本物の木の材質になっていて、下から見た時もソケットがなく木の継ぎ目が見える仕様になっているので、他のシーリングファンとはひと味違った存在感があり、木の羽の製品の中では、個人的に一番好きなデザインになります。

直径は122cmで意外と大きく、金額は35,000円ぐらいで結構リースナブルになっていますが、延長パイプの設定がないので勾配天井には設置不可になっています。

あと風量が3段階で調整できるようになっていますが、明確な数字での風量データはないので、購入する際にはその辺りのギャップに注意するようにしましょう。

5.三菱電機

おすすめのシーリングファン5つ目は三菱電機です。

こちらの製品は、パッと見はコイズミのシーリングファンに似ていますが、羽のサイズが最長の140cmでかなりインパクトがあるので、天井が広くて高い場所で、大きな風を起こしたい場合にピッタリだと思います。

ちなみに金額は少し安めの43,000円ぐらいですが、風量は最高の203㎥/minもあるので、スタイリッシュなデザインだけどしっかりパワーもほしい方に、おすすめできるコスパ抜群のAC型製品になります。

●まとめ

以上本日の内容はここまでになりますが、以前の動画で、吹き抜けで失敗する理由とその対策、電気代がかかって後悔する家のポイントについて詳しくお伝えしているので、興味のある方は下のリンクからぜひご覧ください。

ご覧いただきありがとうございました。

今後も随時更新予定です!

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