2020.11.29
【契約したら態度一変!?】住宅会社との打ち合わせトラブルTOP4!予防法も紹介します!
多くの人が一生に一度あるかないかの家づくりなので、大半の人が始めてです。
住宅会社が決定して契約した後の打ち合わせも、どうやって進んで行くのか?うまく進められるか不安に思っている方が、実は多いです。
ネットの質問サイトなんかを見ると、住宅会社の人との打ち合わせでトラブってる話が結構あり、話が食い違っているとか強引に進められてしまったなど、助けを求めるような書き込みが多く書いてあります。
実際に私のインスタグラムにもよく、ダイレクトメッセージでどこどこの住宅会社と契約しなければ良かったとか、住宅会社への不信感が募って、これってどう思いますか?みたいに意見を求められることも多いです。
せっかく信頼して契約までしたのに、トラブルが起きたり不審感を持って進めるのは嫌ですよね?
そこで今回のブログでは、家の打ち合わせでトラブルになるパターントップ4とその予防策をお伝えして、希望と違う家になってしまったり、一方的に嫌な思いをしたりする可能性を低く出来る内容にしています。
大工時代を含めて15年以上、たくさんのお客様の家づくりをお手伝いして、たくさんの打合わせをしてきた経験から、楽しく家づくりを進めてもらうコツを、お伝えしますのでぜひ最後まで読んでください。
打ち合わせトラブルTOP4
結論から言うと、契約後に家の打ち合わせでトラブルになるパターンは次の4つです。
第4位 質問ができない
第3位 営業マンが立ち会わない
第2位 イメージと違ってしまった
第1位 言った言わないのトラブル
これは単純にコミュニケーションが足りないか、契約した途端に住宅会社が対応を変えるか、どちらかに根本的な原因があります。
なので逆に言えば、その原因を理解した上で対策を立てれば、かなりの確率でトラブルは防げます。
第4位 質問ができない
契約後の打ち合わせトラブル第4位は、質問ができないことです。
お客様はほとんどの方は家づくりが初めてで、何がわからないかが分からないという人が多いので、何を質問したら良いかも分からなくて当然です。
打ち合わせでは専門用語も飛び交うことがあって余計に訳が分からないし、イチイチ質問して打ち合わせの流れを止めても良いのか悩みどころです。
でもちゃんと気になることは質問して、心配なことを確認したり希望や要望を伝えたりしなかったら、考えていたのと違う家になって一生後悔することになります。
そもそも質問ができないのは、お客様は素人で当たり前なので、担当の営業マンやコーディネーター、設計士がしっかり配慮すべきです。
先回りしてお客様が分からないことを先に伝えたり、どんどん提案していくスタンスを持っていることが大切です。
聞かれたら答える、言われたらやるって感覚だと、うまくいく訳がありません。
仮に質問があったら打ち合わせの時にはもちろん、その都度聞いたほうが良いですが、打ち合わせが終わってから、質問が思いつくこともあります。
その場合には、次の打ち合わせまで待たずにどんどんメールやLINEで確認することがオススメです。
打ち合わせの時に質問しようと思っていて忘れることもあるし、打ち合わせの時に全部伝えるより前もって伝えたほうが解決も早くなります。
住宅会社側にとっても準備が出来たり、調べたり考えたりする時間をつくれるので話がスムーズに進みます。
そのため「質問ができない」ことの対策としては、その住宅会社の提案スタイルによって、どんどん提案してくれるなら任せればいいし、いまいち提案力がかける場合には正直どうしようもないので、その都度質問をしたり調べたりするしかありません。
また、質問事項は都度打ち合わせ中もそうですが、打ち合わせ以外でも気になったらすぐに確認をした方がお互いにとって良いと思います。
うちの会社の場合には、基本的にLINEで情報のやりとりや写真共有などをしています。
そのため、タイミング関係なくお客様からどんどん質問や相談などがきて、できるだけその場でレスポンス早くお答えするように努めています。
建物が完成してお引き渡しをしたお客様みなさんに、必ずオーナーズボイスというアンケートを頂きますが、その中のこれから建てる人に向けてのアドバイスという項目があります。そこには必ず「なんでも言ったほうが良い」「分からないことは質問した方がいい」と書いてあります。
気になることや分からないこと、はどんどん質問をしましょう。
第3位 営業マンが立ち会わない
契約後の打ち合わせトラブル第3位は、営業マンが立ち会わないことです。
これは仕事が完全に分業になっている大手メーカーでよく聞くパターンで、営業マンは契約すると設計士にお客様を引き継いで、契約後は打ち合わせに立ち会わなくなります。
ここでトラブルになるのが、お客様が営業マンに言っておいたことが、設計士に伝わっていないというケースです。
たとえば、収納の棚のサイズだったり窓の位置だったり、ちょっとしたこだわりみたいなのが特に漏れがちです。
打ち合わせの途中で伝わっていないことに気づけば良いのですが、もし誰も気付かずそのまま工事が始まれば手遅れになり、間違ったまま完成してしまうこともあります。
このトラブルを防ぐには、まず契約をする前に営業マンに契約後も打ち合わせに立ち会うかどうか、どこまで立ち会ってもらえるのかを確認するようにしましょう。
もし営業マンが立ち会わないなら自分で打ち合わせノートを付けたりして、誰が担当になっても明確に自分たちのこだわりや要望を伝えられるようにしておくことが大切です。
ただ実際には、契約前まで相談に乗っていた人が契約したら打ち合わせにまったく参加しないっていうのは物凄いリスクなので、可能であればプラン決定までは一緒に参加してもらうのがベストだと思います。
うちの会社でも必ずプラン決定までは、営業担当者も打ち合わせに参加するようにしています。
設計に関してはプロがいるので口出しすることはないですが、お客様のフォロー役に回り、お客様にしても打ち合わせに一緒に参加することで安心感があると思います。
なので、契約後に営業マンが打ち合わせに立ち会うかどうかは事前に確認して、もし立ち会わないなら希望や要望をノートにつけたり、プラン決定までは参加してもらえないか相談してみましょう。
第2位 イメージと違ってしまった
続いて契約後の打ち合わせトラブル第2位は、イメージと違ってしまったです。
これはお客様が頭の中で思い浮かべていた家のイメージと、実際に出来上がった家が違ってしまったっていうトラブルです。
特にデザインや色など言葉では伝えにくいことが、お客様と住宅会社の間でうまく共有できていないことが原因で起きてしまいます。
デザインや色がイメージと違っていても住むことはできますが、注文住宅の場合はデザインにこだわる方も多いので、毎日家を見るたびに残念な思いをしてしまうでしょう。
デザインや色は言葉で伝えるのは本当に難しいと思います。
そこでオススメなのが、たとえばこんなイメージにしたいという理想の家の写真をインスタグラムやピンタレスト、雑誌などで見つけたら必ず写真を保存して、設計士やインテリアコーディネーターに見せる方法です。
これはお客様からしてもイメージを伝えやすいし、住宅会社側からしても明確にこだわりやご希望を共有できるので、言葉で伝えるだけより高確率で失敗を防げます。
ちょっと原始的ですがこれが一番確実で、私の会社でも必ず、玄関、リビング、キッチン、外観、洗面台、ランドリースペースといった感じで、それぞれのシーン別に写真をいくつか用意してもらって、イメージを共有しています。
よく、「あれもいいな」「これもいいな」とイメージが固まらない人も多いですが、それを上手にまとめるのもプロの仕事です。
気にせずにバンバン写真をLINEに送ったり、見せて共有してください。
注意事項としては、家のデザインや雰囲気はどうでもいい、ただ快適に住めれればいい、デザインより性能重視と言う人は良いのですが、デザインにこだわりたい人は、もともと自分の理想とするイメージに近い家を、沢山建てている住宅会社に頼むと良いでしょう。
実際、写真さえ見せてもらえれば、どんな家でもそれっぽく建てられますが、細かい部材の納まりや家の雰囲気などは、やっぱり少し違うことが多いです。
当たり前ですが、北欧風が好きなら北欧風を得意としている会社に、シンプルモダンが好きならシンプルモダンを得意としている会社に頼みましょう。
ナチュラルな雰囲気が良いのに昔ながらの和風が得意な会社に頼めば、いくら写真を見せても失敗する可能性が高くなります。
第1位 言った言わないのトラブル
最後、契約後の打ち合わせトラブル第1位は、言った言わないのトラブルです。
たとえば、打ち合わせで決めたことや変更した内容が家に反映されていなくて、お客様は「言ったはずだ」と主張して、住宅会社の人は「いや聞いてない」と、お互いに譲らず押し問答になってしまう状態です。
本当にこれはどこの住宅会社でもあるあるな内容なので、注意が必要です。
これの解決策としては、お互いに打ち合わせ内容を記録しておいたり、打ち合わせ以外であれば、出来るだけLINEのやり取りで相談・決定するようにして、共有して形に残るようにしておくことが大切です。
具体的に言うと、たとえば専用のノートを作り、必ず日付入りで打ち合わせの記録を残しておくとか、スマホのメモなどで残しておくと良いと思います。
うちの会社でいうと、仕様などが決定した際には必ずお客様に確認をとって、その都度サインをいただきます。
最終的な現場施工図面が出来上がった際にも一度お会いして、すべての項目をチェックしてご了承のサインをいただいています。
そもそも、言った言わないの意見の食い違いが発生しないように、配慮することが一番大切で、お客様にとっても住宅会社にとっても1つもプラスにならないので、会社として気を付けないといけません。
まとめ
契約したあとの打ち合わせトラブルのトップ4は
第4位 質問ができない
第3位 営業マンが立ち会わない
第2位 イメージと違ってしまった
第1位 言った言わないのトラブル
になります。
すべてではないですが、こういったトラブルが起きてしまうのは、ちょっと厳しく言うとその住宅会社が、契約してくれたお客様を大切にしていないからだと思います。
打ち合わせトラブルの原因の根っこには、契約してもらったから大丈夫、早く打ち合わせを終わらせて新しいお客様を追いかけようという、下心があるんじゃないでしょうか。
正直うちの会社でも、今まで、「言った、言わない」のトラブルになったことが無いわけではありません。
もちろん故意じゃないですが、その都度反省しもう二度とそのようなトラブルが起きないように、原因を追求して改善し今に至ります。
今でもまだまだ不十分な所はあるのかもしれませんが、今回ご紹介したようなトラブルは高い可能性で起きないようになっています。
一生で一番高いものを任せてもらったのだから、契約をしてもらう前以上に熱心に打ち合わせして、お客様の希望や分からないこと、悩みをこっちから先回りして聞いてあげて、プロとしてプラスαの提案をするのが住宅会社の役目だと思います。
そのため、打ち合わせのトラブルを防ぐ一番の方法は、お客様以上に家づくりに熱心になってくれる住宅会社や、担当者を探すことです。
最終的には人と人、家を建てた後も20年30年と長いお付き合いになります。
家のデザインや金額の比較ももちろん大切ですが、根本の住宅のコンセプトや担当者の家づくりに対する姿勢もしっかり見極めていただいて、総合的に住宅会社を選んでもらえたら、家づくりで後悔する可能性はグッと低くなるはずです。
今回のブログが、これからマイホームを考えている人にとって少しでも参考になれば幸いです。
ご覧いただきありがとうございました。
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