2022.04.14
【賃貸と同じじゃダメ!】マイホームでおすすめの掃除機の選び方!実例と合わせて5つのポイントを徹底解説!
皆さんもせっかくマイホームを建てるなら、アパートよりも面積が広くなって掃除も大変になるので、できるだけ使いやすい掃除機を買って家事を楽にしたいと思いますよね?
以前の動画で、人気のルンバとかお掃除ロボットの選び方や注意点についてはお伝えしているので、今回は手動の掃除機の選び方について、具体的な商品もご紹介しながらチェックポイントを5つお伝えして、自分たちに最適な掃除機を選べるようになってもらいたいと思います。
ちなみに今回ご紹介する以外でも、「この掃除機がおすすめ」「これは微妙だった」みたいな生の声をいただけると有り難いので、良かったらコメントください。
大工時代を含めて15年以上、たくさんのお客様の家づくりに携わった経験を踏まえて、これから家を建てる人が失敗しないための情報をできるだけわかりやすくお伝えしますので、ぜひ最後までご覧ください。
掃除機選びのチェックポイント5つ
まず結論から言うと、マイホームの掃除機選び、チェックポイントは次の5つになります。
1.形
2.重さ
3.吸引力
4.集塵方式
5.ヘッド機能
それでは1つずつ説明していきます。
1.形
掃除機のチェックポイント1つ目は形で、大きく分けるとキャニスター型とスティック型の2つがあります。
キャニスター型
まずキャニスター型は昔からある一般的な掃除機で、車輪の付いた本体を引っ張りながら掃除するタイプで、手頃なモノからハイグレードなモノまで幅広く商品があり、ご予算や必要な機能に合わせてたくさんの中から選べます。
スティック型と比べるとキャニスター型の方が、金額の割に吸引力が高い製品が多いので、値段を抑えながら吸引力が欲しい方にはおすすめです。
例えば日立のCV-KV70Hという製品は、1万5千円ぐらいでそれほど高くないですが、この後ご紹介する吸引力の目安になる吸引仕事率が、600Wに設定されていてかなりハイパワーです。
スティック型
次にスティック型は充電式が一般的で、キャニスター型のように移動しながら電源コードをつなぎ直す必要が無く、本体を引っ張って壁にぶつけたり壁の角などに引っかかったりも無く、充電してさっと掃除をしたい方におすすめです。
ちなみにスティック型だとマキタのコードレス掃除機CL107が売れ筋になっていて、価格は1万5千円ぐらいで機能もシンプルで、壊れにくさと手軽さを両立した製品になっています。
形についてはそれぞれメリットが明確に異なるので、ロボット掃除機を併用するかどうか、どんな使い方をしたいかで選択するようにしましょう。
2.重さ
掃除機のチェックポイント2つ目は重さで、掃除機の使い方にもよりますが、一戸建ての場合は物理的な面積も広くなるので、できるだけ軽いものを選ぶのがおすすめです。
先程ご紹介したキャニスター型は、車輪で本体を引っ張るとき以外は常に重さを感じる訳ではないので、そこまで気にならないと思いますが、それでも徐々に軽量化が進んでいて、目安としては3kgを切っていると軽めな製品になります。
例えばパナソニックのMC-JP840Kという機種は、キャニスター型ですが本体重量が2kgと非常に軽くなっていて、スティック型の機種とそこまで変わらない重量なので、できるだけ軽いキャニスター型が欲しい方におすすめです。
次にスティック型は、手で持つ部分にモーターや集塵袋など全ての部品があり、ダイレクトに手に重さがかかる構造なので、購入するときはしっかり重量を確認するのがおすすめです。
目安としては1.5㎏前後で、先ほどのマキタの掃除機CL107も本体が1.1kgで軽いですが、中には2.6kgとか重い製品もあるので注意が必要です。
特にバッテリーの稼働時間が長かったり、多機能な掃除機は重くなる傾向がありますが、正直使う人によって重たいと感じる重量は違うと思うので、できるだけ家電量販店などで実物を触ってから購入するようにしましょう。
3.吸引力
掃除機のチェックポイント3つ目は吸引力で、掃除機を選ぶうえで大切な指標の1つだと思います。この性能に関しては「吸引仕事率」という数値で比較できるようになっていて、数値が大きいほど吸引力が強いことになります。
スティック型だとだいたい20〜200Wぐらいが一般的で、先程ご紹介したマキタのCL107でマックス32Wです。キャニスター型は500Wぐらいが目安で、日立のCV-KV70Hは600Wあります。
なので吸引仕事率の数値だけで比較すると、キャニスター型の方がしっかりホコリを吸ってくれることがわかります。
ただ実際には吸引仕事率だけで吸引力を測るのは難しくて、スティック型で有名なダイソンの掃除機は200Wぐらいしかありませんが、ヘッドを床に密着させてホコリを吸い取る構造です。
なのでキャニスター型に比べて吸引仕事率が低くても、密着集中でしっかりホコリを吸える仕組みになっています。
まとめると吸引力の指標として吸引仕事率の数値も大切ですが、実際にはヘッドの形でも左右されます。
そのため数値は高いのにヘッドのロスが多くて吸引力が下がってしまったり、逆にダイソンのように数値は低くても構造でカバーしているパターンもあるので、その辺りも考慮して判断するようにしましょう。
4.集塵方式
掃除機のチェックポイント4つ目は集塵方式で、大きく分けるとサイクロン式と紙パック式の2つがあります。
サイクロン式
サイクロン式はダイソンが有名で、日本製の売れ筋製品だと東芝のVC-C7Aとかがあります。吸い取ったホコリと空気を遠心力で分離して、ホコリは本体へ、空気はフィルターを通って外に排気する仕組みです。
サイクロン式はホコリが溜まったらフタを開けてかんたんに捨てられて、使い捨ての紙パックがいらないので、余計なお金や交換の手間がかからないのがメリットです。
デメリットはゴミを捨てる時に小さなホコリが舞いやすく、本体のフィルター掃除をこまめにしないと吸引力低下につながることです。
紙パック式
もう一つの紙パック式は、本体内に専用の紙パックをセットして吸引したホコリを溜める方式で、いっぱいになったら紙パックごと捨てられます。
なのでサイクロン式のように細かいホコリが舞わないメリットがあり、ここまでご紹介した日立のCV-KV70HやマキタのCL107など、手頃な価格の掃除機は紙パック式が多くなっています。
集塵方式2つにもそれぞれメリットデメリットがあって、これによっても選べる機種や金額が変わるので、実際に使ってから不便に感じないように、しっかり特徴を理解して選ぶようにしましょう。
5.
ヘッド機能
掃除機のチェックポイント5つ目はヘッド機能で、掃除機の先端に付いているホコリを吸い込む部分の事です。種類としてはエアタービン式、モーター式、自走モーター式の3つがあります。
エアタービン式
エアタービン式は、吸引力でヘッド内にあるブラシを回転させる方式で、モーター式と比べるとホコリを集める力は少し劣ります。
ただフローリングやクッションフロアの掃除がメインならそこまで気にならず、ヘッドが軽いので操作しやすくなっています。また金額も安めな製品が多く、日本製で15,000円以内の製品はほぼエアタービン式です。
モーター式
モーター式は、ヘッドの中にあるブラシをモーターで回転させてゴミをかき集める方式です。じゅうたんやカーペットの繊維の中に入り込んだホコリを、かき出して吸い込めるのが特徴で、代表的な機種だとパナソニックのMC-PJ20Gがあります。
自走モーター式
自走モーター式は、ヘッドの中のブラシをモーターで回転させながらホコリを集めつつ、前進する力が加わるようになっていて、半自動のように小さな力で掃除機をかけられて便利です。
ただヘッドの重量が結構重くなるのと価格が少し高めなのが注意点で、実際に自走モーター式だとパナソニックのMC-NS10Kが人気ですが、だいたい7万円前後ぐらいと結構高額になっています。
ヘッドの違いは掃除する床の種類によっても適正が変わるので、3つの中で何が合いそうか判断するようにしましょう。
●まとめ
今回ご紹介したマイホームの掃除機選び、チェックポイントは次の5つになります。
1.形
2.重さ
3.吸引力
4.集塵方式
5.ヘッド機能
マイホームになるとアパートよりも面積が広くなって掃除も大変になるので、できるだけ使いやすい掃除機を買って、家事を楽にしたいと考える方も多いと思います。
ここまでの内容が全てではないですが、掃除機にもいろいろな種類やチェックポイントがあり、それぞれに特徴やメリットデメリットがあるので、これからマイホームを考える人にとって、今回のブログが少しでも参考になれば幸いです。
ちなみに家事が楽になるおすすめ設備や、掃除がしやすい家のチェックポイントについては、別の動画で詳しく解説していますので、興味のある方は下のリンクからぜひご覧ください。
ご覧いただきありがとうございました。
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