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2022.03.20

【近隣トラブル回避!!】お隣さんとのもめ事を防ぐ゙ための事例と対策を徹底解説


皆さんもせっかくマイホームを建てるなら、一生暮らす家になると思うので、近隣の方とも良好な関係を保って、気持ちよく快適に生活したいと思いますよね?

 

実際に近所付き合いを良くするには、普段から挨拶したり気遣ったりして、ある程度お互いが配慮しあうのが大前提です。

 

ただ意図しないところで隣家に迷惑をかけてしまっていたり、逆に困った事があって隣家に相談しても取り合ってもらえなかったりして、段々と関係が悪化しトラブルに発展してしまう事も少なくありません。

 

そこで今回のブログでは、よくある近隣トラブルの事例とその対策をお伝えして、「もう住み替えたい、引っ越したい」とならないように、近隣環境も含めて快適なマイホーム生活を実現してほしいと思います。

 

ちなみに今回ご紹介する以外でも、「こんなトラブルもある」「これは大変だった」みたいな生の声をいただけるとありがたいので、良ければYouTubeの方にコメントください。

 

大工時代を含めて15年以上、たくさんのお客様の家づくりにたずさわった経験をふまえて、これから家を建てる人が失敗しないための情報を、できるだけわかりやすくお伝えしますのでぜひ最後までご覧ください。

●近隣トラブルを回避する事例

まず結論から言うと、近隣トラブルを回避するための事例は次の3つになります。

 

1.騒音

2.境界

3.駐車

 

それでは1つずつ解説して、実際にトラブルに発展してしまった時の対応策を最後にお伝えしたいと思います。

1.騒音

 

近隣トラブルの事例1つ目は、騒音です。

 

たくさんある近隣トラブルの中でも1番多いのがこの騒音問題で、大きく分けると3つ、「生活音」「子ども」「ペット」が原因になります。

 

例えば、家の中から聞こえる赤ちゃんの泣き声やテレビの音、ピアノや打楽器の音、庭で楽しくBBQをやっている時の声や子どもが遊んでる時の声など、あまりにも大きかったり、朝早くや夜遅くだと気になってしまう方も多いようです。

あとペットは夜中に鳴き声がうるさいとか、しつけがしっかりできていなくて家の前に糞尿をされたり、子どもが吠えられて泣いてしまったりなど、ペット特有の問題もあります。

 

朝早くとか夜中に騒いでいたら迷惑に決まっていますが、騒音に関しては感じ方の個人差も結構あります。普通に生活しているだけでも騒音に受け取られてしまうケースもあるので、まずは常識の範囲内での生活を心がけるようにします。

 

あとは近隣に夜勤の方がいるとか、少し繊細な人がいるとか、あまり気にし過ぎるのも良くないですが、騒音トラブルが多いのも事実なので、配慮するようにしましょう。

2.境界

 

近隣トラブルの事例2つ目は、境界です。

 

例えば塀や境界ブロックが隣地にはみ出していたり、軒自体はギリギリはみ出していないけど軒が深い屋根で、大雨の時に屋根から大量の水が隣地に流れてしまったり、庭の植木の枝が隣地に越境しているとか、いろいろなケースが考えられます。

 

あと古くから住んでいる土地の場合は、この境界自体がそもそも曖昧な事もあります。またなぜか境界の真ん中に、ブロックを積んで塀を共有していたりもあるので、壊すにも壊せない場合もあります。

 

何かあった際の責任の所在がはっきりしないと困る事もあるので、住んでいる土地やこれから購入する土地の境界が曖昧な場合には、必ず明確にしてどこからどこまでが自分の敷地なのか、正確に把握しておくのがおすすめです。

それと境界に関しては、それぞれの資産に直結する事で結構シビアな問題です。なので、慎重に対応しないと裁判沙汰の大きなトラブルに発展してしまう事があります。

 

また稀なケースでやらないと思いますが、勝手に境界杭を移動させたり抜いたりすると「境界損壊罪」に問われてしまうので、注意してほしいと思います。

あとよくある植木や雑草の越境問題についても、どんなに枝や葉っぱが伸びていたり、落ち葉などがこちら側に入ってきていても、今の民法だとあくまでお隣さんの所有物になるので、勝手に切ってしまうと「器物破損」に問われます。

 

しかもお隣さんに掛け合っても無視されたら、打つ手なしの状態になります。

 

ただ2021年4月に新しい民法が成立して、まだ具体的な施行時期は未定ですが、枝を切るように何度も頼んだのに全然対応してもらえない場合は、こちら側で切っても良い流れに変わるようなので、少し問題は解消される気がします。

 

ちなみに、土地を購入する際の隣地境界の注意点や、後悔しない近隣住民の調査方法については、別の動画で詳しく解説してるので、興味のある方は下のリンクからぜひご覧ください。

 

3.駐車

 

近隣トラブルの事例3つ目は、駐車です。

 

これは車やバイク、自転車に関するトラブルです。例えば時間帯によっては、車やバイクのエンジン音を騒音に感じたり、車が敷地からはみ出て停めてあったり、目の前に路駐してあったりして通行の邪魔で通れないなどがあります。

 

 

また自転車が風で倒れてフェンスが傷ついたとか、トラブルとしては少ないですが原因の1つとして挙げられます。これは車で出入りする時間帯や駐車する場所など、ちょっと注意するだけで防げる事なので、近隣の迷惑にならないように配慮しましょう。

トラブルへの対応策

 

最後、実際にトラブルに発展してしまった時の対応策をお伝えしたいと思います。

 

まずは当たり前ですが、大きなトラブルになる前に、隣人と当事者同士で話し合いの場を設ける事が先決です。揉め事が好きな人はあまりいないと思うので、話してみると意外とすんなりという事も考えられます。

 

基本的にはお互いの立場に立って、冷静に譲歩しあって話し合えば大体の事は解決します。

 

それでも話の折り合いがつかない場合は、暮らしに関する困り事として市役所や町役場の生活課に相談する事が次のステップです。今回ご紹介したような近隣トラブルの相談も普段から数多く寄せられていて、状況に合わせて助言をくれたりします。

 

必要に応じて無料相談できる弁護士の先生を紹介してくれるので、まずは電話からでも良いので話を聞いてみるのがおすすめです。

基本的にこういった近隣トラブルは、単純に迷惑をかけられたというよりも、心理的な要因が大きいのも確かです。ライフスタイルや家族構成が似ていれば、ある程度はお互い様で気にならないと思います。

 

しかし生活リズムが違ったり世代が違ったりすると、周辺環境にストレスを感じやすくなってしまいます。

 

でも細かく紐解いていくと、普段の生活の中で顔を合わせても挨拶しないとか、会釈したのに無視されたとか、意外とそんな些細な事で心象を悪くして、何かキッカケがあった時に爆発する、みたいなパターンも多いみたいです。

 

なので、マイホームを建てて長く住むつもりであれば、そもそもトラブルにまで発展しないような、良好な近隣関係を構築するようにしましょう。

まとめ

 

今回ご紹介した近隣トラブルを回避するための事例は、次の3つになります。

 

1.騒音

2.境界

3.駐車

 

せっかくマイホームを建てるなら、一生暮らす家になると思うので、近隣の方とも良好な関係を保って、心地よく快適に生活したい気持ちが皆さんあると思います。

 

でも現実にマイホームで暮らす20%前後の方が、何かしら近隣の方からクレームを言われたり、トラブルに巻き込まれた事があると回答しています。些細な事なら良いですが関係をこじらせる程の問題だと、これから先も気が重いし困ってしまいます。

やっぱりお互い人間で、なかなかバチッと価値観が合う事は少ないのが前提でも、普段から気軽に挨拶とか声掛けができていれば、問題が起きる可能性も減ると思います。またもし問題が起きても、協力して解決しようという気持ちになると思います。

 

ところが、反対にいつも冷たい対応をしていると、お互いに不信感を持ちやすくなります。なので常日頃から近隣の方とも、ある程度の距離感で良好な関係を築きつつ、何かあった時にはお互いを助け合える環境を、自ら作ってほしいと思います。

 

今回のブログ内容が全てでは無いですが、これからマイホームを考える人にとって、少しでも参考になれば幸いです。

 

ご覧いただきありがとうございました。

今後も随時更新予定です!

ぜひ、チャンネル登録をお願いいたします。

 

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