2021.12.05
【癒やし感最高!】大人気リゾートリビングの作り方!3つのポイントで失敗を防ぐ!
皆さんもせっかくマイホームを建てるなら、家族が集まり一番長く時間を過ごすLDKを、快適で居心地良い空間にしたい、リラックスできていやされる場所にしたいと思いますよね?
もちろん家は温熱環境を左右する基本性能や、間取りや動線、設備の使いやすさや掃除のしやすさなどの実用性も大切で、以前の動画で詳しく解説しています。
そこで今回は見た目や雰囲気のちょっとした工夫で、リゾートのような居心地の良いリビングを作るポイントをお伝えして、快適な暮らしを実現してもらいたいと思います。
ちなみに今回ご紹介する以外でも、これは良かった、あれは微妙だった、みたいな生の声をいただけるとありがたいので、ぜひYouTubeの方にコメントください。
大工時代を含めて15年以上、たくさんのお客さまの家づくりにたずさわった経験をふまえて、これから家を建てる人が失敗しないための情報を、できるだけわかりやすくお伝えしますので、ぜひ最後までご覧ください。
●リゾートリビングを実現する3つのポイント
結論から言うと、リゾートリビングを実現するポイントは次の3つです。
1.色や素材
2.窓まわり
3.照明
それでは1つずつ説明していきます。
1.色や素材
リゾートリビングのポイント1つ目は、色や素材です。
リゾート系のテイストはたくさんありますが、西海岸、アジアンの2つが代表的なので、それぞれの色使いなどのポイントをお伝えします。
西海岸リゾートは、カリフォルニアの青い空や澄んだ海、白い砂を連想させるテイストで、「青」と「白」を基調にするのがポイントです。
ただ一年中真夏なら、涼しくてさわやかなイメージの青はすてきですが、日本の冬には少し冷たい感覚も連想してしまうので、白8割、青2割ぐらいの配色がおすすめです。
例えば床は真っ白なタイルを貼ってもいいし、少し温かみが出るようにうっすら木目が見えるグレーも雰囲気が良いと思います。壁、天井、ドアは基本的に白、アクセントでどこか一面の壁だけ青色にしたり、素材感を出すために板張りにしても良いでしょう。
あとはインテリアの小物やクッションに青系を入れると、さりげなく西海岸のイメージになって家具なども合わせやすいはずです。
次にアジアンリゾートは、インドネシアやベトナムなどバリ風のイメージで、「茶」と「白」を基調にしつつ赤やオレンジの暖色系も合わせるのがポイントです。
配色は好みによりますが、個人的に白6割、茶4割ぐらいの重すぎずやりすぎない感じがおすすめです。素材感のある梁を見せるのも合いますし、畳や和のテイストとも相性が良いです。
例えばまず、壁や天井は白系か少し色の入ったベージュ系にして、床やドアをブラウン系でそろえます。さらに家具やラグなどの素材を、麻とか竹を編んだような自然素材で統一すると、グッとアジアンな雰囲気を出すことができます。
西海岸でもアジアンでも、雰囲気を出すために一番大切なのは色使いと素材です。家全体の雰囲気とも調和させながらなので難しいかもしれませんが、ピンタレストやインスタで検索すると、おしゃれなリゾートリビングの写真がたくさん出てくるので参考にしてみましょう。
2.窓まわり
リゾートリビングのポイント2つ目は、窓まわりです。
リゾートというと開放的で、自然豊かな景色が思い浮かびます。しかし日本ではかなり広大な土地など、限られた立地でないと実現は難しいです。
ただ工夫の方法はいろいろあって、例えば2階リビングで天井際からの窓をたくさん設置すると、空だけ切り取ったような景観が楽しめます。あとは1階リビングでも、吹抜けの上の方に窓を設置すると空が見えるようになっておすすめです。
またリビングに続いた庭のスペースがあれば、外からの目隠し兼用でウッドフェンスを設けたり、一部庭木を植えて緑が見えるようにすると自然がある雰囲気をプラスできます。
他に窓に付けるブラインドや、ロールスクリーン、シェードカーテンなどもチョイスが重要です。カラーや素材などのデザインはもちろんですが、夏や冬に冷暖房が逃げて暑い寒いにならないように、窓と合わせて断熱性能の高い製品を選ぶようにしましょう。
さらにプラスアルファとして、できるだけ室内にグリーンを置くことも大切です。大きな葉の観葉植物を部屋のすみに置いたり、小さなグリーンを棚や窓辺に置いたり、最近はドライフラワーや植物を吊るすのも人気でおすすめです。
ちなみに2階リビングのメリット・デメリットや、窓やカーテンを選ぶときの注意ポイント、快適なお庭の作り方については別の動画で詳しく解説しています。興味のある方は下のリンクからぜひご覧ください。
3.照明
リゾートリビングのポイント3つ目は、照明です。
リゾートリビングに限りませんが、家全体の雰囲気に合う照明を選ぶポイントは、しっかり時間をかけて照明器具を選んだりプランニングしたりすることです。
照明器具もいろいろなメーカーから、たくさんの種類の製品が販売されています。例えば埋込み型のダウンライト、天井から吊るすペンダントライト、壁に付けるスポットライトやブラケットライト、光源を見せずに照らす間接照明など何百何千という選択肢があります。
間取りの計画段階からある程度照明も考えておかないと、できる・できないも左右される可能性があります。
今回のテーマで西海岸テイストなら、基本はペンダントライトかブラケットライトが主なイメージです。ランプシェードの笠部分がガラス細工のような照明や、クルクル回るシーリングファンなどが合うでしょう。
アジアンテイストなら、麻や木のツルを編んだようなペンダントライトが雰囲気に合うと思います。照明計画で暮らしの質も大きく変わるので、以前に私がUPした照明についての動画も参考にしていただきながら、こだわりを詰め込んでみてください。
●まとめ
今回ご紹介したリゾートリビングを実現するポイントは次の3つです。
1.色や素材
2.窓まわり
3.照明
皆さんもせっかくマイホームを建てるなら、一番長い時間を家族で過ごすリビングを、できるだけ快適で居心地の良い空間にしたい、リラックスできていやされる場所にしたいと思いますよね?
もちろん家は基本性能や間取り、動線や設備の使いやすさ、掃除のしやすさも大切です。しかしそれとは別に、疲れをいやせるリラックスの部分も欲しい方もいらっしゃると思います。
そのときは今回のインテリアデザインを参考にしていただき、暮らしながら小物やグリーンを集めて好みのリゾート感を出すようにしてみてください。
ちなみにLDKを広く見せるテクニックや、リビングなどで楽しめる設備については別の動画で詳しく解説しています。興味のある方は下のリンクからぜひご覧ください。
今回の動画が全てではないですが、これからマイホームを考える人にとって少しでも参考になれば幸いです。
ご覧いただきありがとうございました。
今後も随時更新予定です!
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