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2022.02.01

【家族を守る!】マイホームの空き巣被害を防ぐ、おすすめ防犯対策4選!

皆さんもせっかくマイホームを建てたのに、泥棒に入られて何かを盗まれたり家の中をめちゃくちゃにされたら、ものすごくショックですよね?

 

実際に令和元年のデータだと、全国で3万件近いお宅が泥棒に入られているのが現実です。大切なものを盗まれたり、家の中を荒らされたりして、もし家族が泥棒と鉢合わせになったら本当に危険だと思います。

 

そこで今回のブログでは、家族が安心して暮らせるマイホームを作るために、警視庁が発表しているデータを参考にしながら、実際に泥棒に入られやすい場所や有効な対策について詳しくお伝えしたいと思います。

 

ちなみに今回ご紹介する以外でも、「こんな防犯対策がある」「これは役に立たなかった」みたいな生の声をいただけるとありがたいので、ぜひYouTubeの方にコメントください。

 

 大工時代を含めて15年以上、たくさんのお客様の家づくりにたずさわった経験をふまえて、これから家を建てる人が失敗しないための情報を、できるだけわかりやすくお伝えしますのでぜひ最後までご覧ください。

<h2>●マイホームのおすすめ防犯対策

 

まず結論から言うと、マイホームのおすすめ防犯対策は次の4つになります。

 

1.窓の位置や大きさ

2.2階の窓

3.勝手口

4.玄関

 

それでは1つずつ説明していきます。

 

<h3>1.窓の位置や大きさ

 

マイホームのおすすめ防犯対策1つ目は、窓の位置や大きさです。

 

警視庁の住まいの防犯対策のサイト「住まいる防犯110番」によると、一戸建て住宅の泥棒の侵入は窓からが57%で圧倒的に多くなっています。防犯対策の観点からすると、窓の位置や大きさを工夫するのが非常に効果的になります。

あとは泥棒が一番破りやすい窓として、リビングに付けることが多い、床から天井ぐらいまである大きな掃き出し窓が紹介されています。

 

もし新しい家に掃き出し窓を付ける場合で、庭と一体的に使いたいとか、行き来できるようにしたい、みたいに明確な目的があるなら良いですが、ただ住宅会社から提案されただけという感じで必要性を感じないなら、掃き出し窓は極力やめた方が無難です。

 

ちなみに掃き出し窓の次に危ない窓として、腰から天井ぐらいまである中窓も挙げられていて、結局は外から手が届く窓が侵入されやすいことがわかります。

 

外の地面から窓までの高さを確認して、手が届かないようなハイサイドに設定したり、付けるとしても小さい窓だったり、そもそも窓設置をやめるのも有効な手段の1つだと思います。

 

どうしても掃き出し窓のように足下まで光を落としたいなら、幅20cmとか人が通れないくらいの縦長スリット窓を何個か連続して設置して、光や風を採り入れつつガラスを割られても物理的に入られないような、対策をするようにしましょう。

<h2>2.2階の窓

 

マイホームのおすすめ防犯対策2つ目は、2階の窓です。

これは先程の窓対策と関連しますが、意外と2階の窓からの侵入も多いのでご紹介したいと思います。

 

泥棒が侵入するときは行きあたりばったりではなく、下見をすることが多いと言われています。泥棒がチェックするポイントは、死角や足場になる場所があるか、窓が手の届く位置にあるか、犬がいないか、通行人や交通量が少ないかなど、要するに侵入しやすい家かどうかを確認しています。

 

なので1階の窓対策をバッチリしていても、例えば家の近くに物置や高い塀があったり、下屋やベランダがある建物だと、よじ登って2階の窓から侵入されてしまう可能性があります。実際に侵入した家を選んだ理由も、ベランダに登りやすい家だったからという回答が一定数あります。

だだ防犯のためだけに必要なベランダを無くしたり、物置や車庫を無くすのは難しいと思います。そこで2階の窓も鍵をしっかり締めるのはもちろん、場所によっては1階と同じように窓を高い位置にしたり防犯フィルムを貼ったり、補助錠を設置するなどの対策をしましょう。

 

ちなみに、マイホームのプライバシー対策や効果的な防犯設備、窓を小さく少ない家にするメリット・デメリットについては、別の動画で詳しく解説しています。興味のある方は下のリンクからぜひご覧ください。

<h3>3.勝手口

 

マイホームのおすすめ防犯対策3つ目は、勝手口です。

 

最近は勝手口を設置される方も少なくなっていますが、ゴミ出しや外へのアプローチとして必要な方も一定数いるのでご紹介します。

勝手口がある場所は周りから見えにくい死角になっていることが多く、しかも玄関と比べると鍵のセキュリティーも弱くなっています。しかも全面ガラスになっている製品も多いため、実際に玄関からと同じぐらいの割合で勝手口からも入られていて、泥棒の絶好の侵入口になっています。

 

なので勝手口の防犯対策としては、室内側のロックのつまみが外せて、泥棒がガラスを割って手を入れてもロック解除ができない製品を選んだり、玄関ドアなどに設置するガードプレートという部品を付けて、バールなどでこじ開けられないようにすると対策的です。

 

あとは防犯フィルムを貼ったり、夜間の対策として勝手口を自動で照らすセンサー照明を付けるのも有効です。ただし、そもそも勝手口が必須でなく間取りの工夫で無くせそうなら、極力設置しないのも個人的にはおすすめです。

 

<h3>4.玄関

 

マイホームのおすすめ防犯対策4つ目は、玄関です。

玄関の防犯対策を考えると、鍵を防犯性の高いものにしようと思うかもしれません。しかし玄関から泥棒に入られる原因は、実は鍵を壊されるより鍵の締め忘れが多くなっています。

 

住まいる防犯110番のデータだと、一戸建ての泥棒の侵入手口の第1位は45%が鍵の締め忘れです。続いてガラス破りが38%、ドアの鍵破りが3%なので、締め忘れが特に多いことがわかります。

基本的に今の新築で付ける玄関の鍵は、ある程度しっかり防犯対策がされています。また一般的には外から見えやすい、道路に面していることが多いと思います。つまり玄関の鍵がちゃんと施錠されているとわかれば、無理にこじ開けたりせずに死角になる窓から侵入します。

なので玄関ドアの防犯対策は、鍵のグレードアップももちろん大切ですが、いかに鍵の締め忘れを無くすかも重要です。

 

実際に46%の泥棒が、侵入する前にインターホンを鳴らして留守かどうかを確かめるそうです。インターホンで留守だとわかって、試しに玄関のドアノブを引いみて開いたとなれば、そのまま入られてしまう可能性が高くなります。

ちなみに玄関ドアの鍵の締め忘れに関しては、スマートキーとかにすれば鍵を持って外へ出れば自動で施錠してくれます。またメーカーのオプションで、窓の鍵の状態を知らせてくれるサービスもあるので、心配な方は検討してみてください。

 

また普通に鍵を開けて泥棒が侵入する割合も2%ぐらいあり、昔の私の実家もそうですが郵便受けの中に鍵を入れていたり、近くの植木鉢の下とかに合鍵を隠しておくと、泥棒の勘で見つけられたり、事前の下見でバレる可能性もあるので注意しましょう。

 

先程ご紹介した玄関のスマートキーやメーカーごとのオプションサービス、防犯カメラの選び方や効果的な設置場所については、別の動画で詳しく解説しています。興味のある方は下のリンクからぜひご覧ください。

<h2>●まとめ

 

今回ご紹介したマイホームのおすすめ防犯対策は、次の4つになります。

 

1.窓の位置や大きさ

2.2階の窓

3.勝手口

4.玄関

 

皆さんもせっかくマイホームを建てたのに、泥棒に入られて何かを盗まれたり、家の中をめちゃくちゃにされたらものすごいショックですよね?

 

実際に今でも年間3万件近い家が泥棒に入られているのが現実で、大切なものを盗まれたり家の中を荒らされたりしています。もし家族が泥棒と鉢合わせになってしまったら本当に危険です。

 

でも今回ご紹介したように、侵入されやすい場所や侵入されてしまう家の傾向がわかれば、ちょっとした工夫でできる効果的な防犯対策はたくさんあります。過去の動画と合わせて確認していただき、家族みんなが安心安全に暮らせるマイホームを作るための参考にしていただけると幸いです。

 

ご覧いただきありがとうございました。

今後も随時更新予定です!

ぜひ、チャンネル登録をお願いいたします。

 

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