2021.09.07
【新築で失敗しない】最初から付けたほうがいい、外部設備5選!使いやすさに差が出ます!
皆さんもせっかくマイホームを建てるなら、家本体をこだわるのは勿論、家の外側も出来るだけ便利に、使いやすくしたいと思いますよね?
一般的に家の外と言うと駐車スペースとかお庭を思い浮かべる方も多くて、確かにそこの整備も必要ですが、実は細かい所を見落としてるケースもあり、実際に住み始めてから「もっと考えておけば良かった」と不便に気づいて後悔してしまう事があります。
実際、どんな設備でも住んだ後から作ればいいですが、可能ならやはり最初から計画しておいた方が効率的で、無駄な費用が発生しなかったり納まり的にもシンプルで使い勝手も良かったりします。
そこで今回のブログでは、最初から付けた方がいいお勧めの外部設備を5つご紹介して、快適で暮らしやすいマイホーム生活をスタート出来るようになってもらおうと思います。
ちなみに今回ご紹介する以外でも「この外部設備を付けて良かった」「これは思ったより微妙だった」みたいな生の声を頂けると有り難いので、良かったらYouTubeの方にコメント頂けると嬉しいです。
大工時代を含めて15年以上、沢山のお客様の家づくりをお手伝いさせて頂いた経験を踏まえて、これから家を建てる人が失敗しない為の情報を出来るだけ分かりやすくお伝えしますので、ぜひ最後までご覧ください。
最初から付けた方がいい5つの外部設備
結論から言うと、最初から付けた方がいい外部設備は次の5つです。
①掃き出しステップ
②ゴミ箱スペース
③外水道の排水
④外部収納
⑤宅配ボックス
今回はあえて初歩的な、でも言われないと意外と忘れてしまう設備をご紹介します。
①掃き出しステップ
最初から付けた方がいい外部設備1つ目は、掃き出しのステップです。
掃き出しというのは、リビングとかによくある床とフラットになるように設置された外に出られる引違いの大きな窓の事で、今時の家は床から地面までの高さが50cmぐらいあり、結構高く設定されているので専用のステップが無いと外に出る事ができません。
外や庭との繋がりを作りたいという事で、最初からウッドデッキやタイルデッキがほしいと計画されている方は良いですが、庭はいらないとか特に外の事は考えずに家づくりをしている方だと、暮らし始める際に例えば引越しの時にも家具家電の搬入がしにくかったり、お子さんが小さいと転落の可能性もあり危なかったりします。
特に外との繋がりはいらない、リビングから外に出ないという事であれば良いですが、それならそもそも下のレール掃除が大変な掃き出し窓にする必要はないと思うので、家の計画として窓の種類も踏まえて最初からしっかりとイメージして確認するようにしましょう。
②ゴミ箱スペース
最初から付けた方がいい外部設備2つ目は、ゴミ箱スペースです。
生活していく上でゴミ箱スペースは必須で、家族が多くてもそうだし子供の成長に合わせて、ゴミの量もだんだん増えていきます。
最近は分別も厳しくなっていてゴミをどのように分けてどこに置くか、地域やご家庭ごとでそれぞれ違うと思いますが、もし外に置きたいゴミの量が多くなりそうなら、初めからプランニングしておく方が安心です。
例えば、大きなボックス型のゴミ箱を置いたり、生ゴミの匂いや強風、野良猫対策で小型のゴミ箱をしまう用の物置を置いたりすることもあると思います。
また今は生ゴミ処理機を使うお宅も増えていて、音や匂いの兼ね合いで屋外用にする場合は電源を取る必要もあるし、雨風が当たらないように屋根や囲いを作るって方もいらっしゃいます。
なのでまずはゴミ箱を外に置くかどうか、どこにどれぐらいの広さを取ればいいのか、家からの動線として勝手口は必要か最初からしっかり計画するようにしましょう。
③外水道の排水
最初から付けた方がいい外部設備3つ目は、外水道の排水です。
植木に水をやったり車の洗車や家の外壁洗浄にも使うので、新築の際に散水栓や立水栓を設置する方は多いと思いますが、稀にそこから出る排水を流す配管工事をしていない場合があります。
この排水工事をしないと当たり前ですが、敷地環境によって水たまりが出来てしまったり、土で泥々になってしまって車や靴が汚れてしまいます。
実際に排水工事自体は後からできる事も多いですが、場合によってはせっかく作ったコンクリートを一部壊さないといけないとか、他の配管や敷地状況の兼ね合いで作れないって事もあります。
なので、できれば外水道を施工する際に合わせて敷地に浸透桝を設置したり、排水口を設けて道路の側溝などに水を流す為の配管を計画するようにしましょう。
④外部収納
最初から付けた方がいい外部設備4つ目は、外部収納です。
外部収納というのは言葉のままで、例えば庭仕事をやる為のシャベルや手袋を仕舞ったり、バーベキューやキャンプ用品、釣り竿やタイヤなどを収納する場所です。
選択肢としては家本体に外部収納を設けるパターンと、イナバの物置とかを別で設置するパターンに分かれます。
家本体に設置する場合は最初から計画するしかなくて、庭や駐車場側の壁面に作ったりインナーガレージの中に作ったりして、ある程度使う場所や用途によって動線よく自由に配置する事ができます。
ただ家本体として作ると、どうしても面積が増えてしまって家の本体金額は上がってしまうので、予算を抑えながらも外部収納がほしい場合にはイナバの物置などを別で設置する方がお勧めです。
ただ注意しないとけないのが、物置を別で設置する場合にもある程度最初からこの物置に何を収納したいのか、どんな使い方をしたいのかを考えておく必要があります。
その用途や収納する物によって家と物置との距離や、敷地に対する建物の配置、庭や駐車場からの動線なども変わるので、どちらにしても最初の段階で計画するようにしましょう。
⑤宅配ボックス
最初から付けた方がいい外部設備5つ目は、宅配ボックスです。
宅配ボックスについては以前にもご紹介していますが、イメージで言うと家に付いているポストの大きい版で、玄関の横とかに設置して家に誰かいなくても宅配の人が荷物を届ける事ができる専用ボックスです。
今はコロナという事もあって何か買うにしてもネット通販で済ませる事も多いですが、共働きのご家庭が基本になってきているので、その荷受けで困る事が増えていると思います。
仕事から帰ってきて不在連絡票が入っていると再配達の流れになりますが、その連絡はけっこう面倒だし再配達のときは家にいなきゃいけないので、少し不便に感じます。
でも宅配ボックスを付けておけば留守だったらそこに荷物を入れてってくれるので、配達の人も助かるし不在にしていても確実に受け取る事が出来るので安心です。
これも必要なら後から設置する事も勿論できますが、割と大きくて場所も取るので最初から計画して、家の外壁や門柱に埋め込んでおいた方が動線的にも配慮する事ができるし、シンプルでスッキリとした雰囲気に仕上げることができるのでお勧めです。
まとめ
最後まとめに入りますが、最初から付けた方がいい外部設備は次の5つです。
①掃き出しステップ
②ゴミ箱スペース
③外水道の排水
④外部収納
⑤宅配ボックス
それぞれの概要はここまでお話した通りですが、外部の設備については家と比べると後回しになってしまったり情報も少なかったりするので、実際に住み始めてから「なんか使いにくいな」と不便に気づいて後悔してしまう事があります。
実際、どんな設備でも住んだ後から作ればいいですが、可能ならやっぱり最初から計画しておいた方が効率的で、割高な費用が発生せず納まり的にもシンプルで使い勝手も良くなります。
今回のブログが全てでは無いですが、これからマイホームを考えている人にとって、少しでも参考になれば幸いです。
ちなみに、外構で失敗しやすい設備や注意ポイントについては、別のブログで詳しく解説しているので、興味のある方は下に貼ってあるリンクからぜひご覧ください。
ご覧いただきありがとうございました。
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