2022.07.24
【注文住宅】イメージギャップで後悔!内装デザインの人気ランキングTOP5!
「家の雰囲気、なんかイメージと違う・・・」
皆さんもせっかくマイホームを建てるなら、おしゃれな家にしたい、友達とかにも見せたくなるような、自分好みのデザインにしたいと考えると思いますが、最近はいろいろなテイストがあり、素材や色使いも多種多様なので、その組合せによって完成度は大きく左右されてしまいます。
そこで今回のブログでは、「内装デザインの人気ランキングTOP5と実際にプランするうえでのポイント」をご紹介しますので、暮らしてから「なんか違う」「ちょっと変」「失敗した」と後悔しないように、プランニングの参考にしていただけると幸いです。
大工時代を含めて15年以上、たくさんのお客様の家づくりに携わった経験を踏まえて、有益な情報をできるだけわかりやすくお伝えしますので、ぜひこのタイミングでYouTubeのチャンネル登録をしていただき、最後までご覧ください。
それでは1つずつ解説します。
●5位:インダストリアル
内装デザインの人気テイスト第5位は、インダストリアルです。
インダストリアルは、1920年代のアメリカで使われ始めたデザイン設計で、コンクリートや金属系のデザインを使った、ちょっと無骨で重量感のあるテイストになります。
使う素材は無機質なモノを多く採用するイメージで、壁や天井は真っ白というよりはオフホワイトとか、少しグレーがかった色が基本で、床にもモルタル系を配色したり、木目にしても茶色というよりは、ちょっとくすんだ色を選ぶのがポイントになります。
あと壁のアクセントとして、素材の質感を楽しめるモールテックスやレンガ調のタイルを貼ってあげると、一気に上質な雰囲気に仕上がります。
階段に関しても、フレームや手すり部分にマットな黒を採用したり、照明も大きな傘が付いたペンダントライトや天井にレールを走らせてスポットライトを配置してあげると、大人の隠れ家的なイメージでカッコよく仕上げる事ができておすすめです。
●4位:和モダン
内装デザインの人気テイスト第4位は、和モダンです。
和モダンは、日本の伝統的な和のイメージを今風にアレンジして取り入れたデザインで、できるだけ落ち着いた雰囲気で過ごしたいけど、和風すぎるのもちょっという方に人気があります。
使う素材としては、漆喰や珪藻土など塗り壁を採用できると良いですが、予算を抑えながらの場合でも、漆喰クロスやエッグパルプという天然系のクロスを貼ってあげると、ワンランク上の上品な仕上がりになります。
あと色のテイストは好みになりますが、古民家風の暗い色かナチュラルな明るい色のどちらかに分かれます。
古民家風が好きなら、床材はウォールナットとか暗い色にして、梁とか板部分にも墨色系で塗装して統一するのが良いと思います。ナチュラル系が好きなら、床材は明るい色のオークとかバーチを採用して、梁とか板部分は素材本来の雰囲気が出るようにクリア塗装がおすすめになります。
あと階段に関してもテイスト別で塗装するイメージで、照明はオレンジ色の電球色を中心に、ダウンライトや間接照明でシンプルで優しい感じに仕上げます。
和室や畳コーナー部分には、和紙を使ったような和の要素の入ったペンダントライトを採用してあげると、和とモダンが調和して素敵な雰囲気になると思います。
●3位:シンプルモダン
内装デザインの人気テイスト第3位は、シンプルモダンです。
シンプルモダンは現代的という意味のデザインで、真っ白や真っ黒に統一したり、白と黒のモノトーンで仕上げたり、タイルを要所に使ってホテルライクなイメージにする事もできます。
基本的に内装には、木の要素を極力少なくする事がポイントで、天井や壁のクロスも柄があったり、表面がザラついている質感のモノよりも、無地でフラットな印象のモノの方が合い、床も真っ白なフローリングや無機質なタイル系の方が相性は良くなります。
照明に関しても、白っぽい色の昼白色の電球を基本にして、ダウンライトと間接照明でシンプルに、好みでペンダントライトを採用しても良いと思います。さらにガラス系の素材を選んだり、形も直線的でシャープなデザインにするのがポイントになります。
なのでシンプルモダンは、できるだけ生活感が感じられない、スタイリッシュな雰囲気の中で過ごしたいという方におすすめのデザインになります。
●2位:シンプルナチュラル
内装デザインの人気テイスト第2位は、シンプルナチュラルです。
これは先程ご紹介した、和モダンとシンプルモダンの折衷案みたいなイメージで、和モダンよりもシンプルに、シンプルモダンよりも木の要素を多く入れたイメージで、どの時代でも寂れない、普遍的なテイストだと個人的には考えています。
具体的な内装としては、天井や壁は白系のクロスで統一して、要所に木を貼ったり柱を化粧で見せるのもおすすめで、床材には明るめのアカシア、バーチ、オーク系が似合うと思います。
あと階段に関しても明るい色の木が良く、手すりとかは白に塗装した鉄骨も相性が良いですし、照明の電球に関しては温白色で、オレンジ過ぎず白過ぎず、ここも中間色ぐらいにしておくのが、シンプルナチュラルのテイストとしてはおすすめになります。
●1位:北欧デザイン
内装デザインの人気テイスト第1位は、北欧デザインです。
北欧は名前の通り、北ヨーロッパのスウェーデンやフィンランド、デンマーク、ノルウェーなどから発信されているデザインの事で、家具でいうとスウェーデン発祥のメーカー、IKEAのデザインが代表的なイメージになります。
内装は、先程ご紹介したシンプルナチュラルのテイストが基本で、プラスアルファで壁の一部や扉にアクセントとして、例えばブルーグレーとか少し可愛い雰囲気のパステルカラーを採用して、自分らしいデザインを作り上げる事ができます。
ただ注意点としては、北欧デザインを代表するカラーは結構たくさんあって、配色や組合せを間違えると、ただのチグハグなデザインになってしまう可能性があるので、家具やカーテンの素材や色も前もって決めたうえで、バランス良くプランニングするようにしましょう。
●まとめ
内装デザインはいろいろなテイストがあって、インスタとかで調べても素敵なお家がいっぱい載っていますが、あれもこれもと取り入れようとすると、結果的に失敗してしまう可能性があります。
ちなみに以前の動画で、内装やキッチンの色選びで失敗しない方法や部屋を広く見せるインテリアテクニックについて詳しくお伝えしているので、興味のある方は下のリンクからぜひご覧ください。
ご覧いただきありがとうございました。
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