2024.02.18
【注文住宅の実例紹介】おしゃれなリビングダイニングのトレンドやポイントを徹底解説
“おしゃれなリビングダイニング”は、みなさんが思い描く理想的なマイホームの象徴です。
しかし、あまりにも漠然としていて、いったいどんなポイントを押さえれば良いか分からない方も多いでしょう。
そこで、今回は「おしゃれなLDK」にするポイントを、注文住宅の事例写真から紹介します。
「おしゃれで機能的な注文住宅を建てたい」という方は、ぜひ参考にしてください。
【施工事例で見る】おしゃれなリビングダイニングにするためのコツ
「おしゃれでトレンドを押さえたリビングダイニングにしたいが、何から考えればいいか分からない」という方のために、まず押さえるべきポイントを紹介します。
注文住宅をおしゃれに仕上げたい方は、まず間取りや設備機器から検討しましょう。
開放感を意識する
「開放感のあるリビング」は、よく聞くフレーズですよね。
開放感のあるリビングダイニングにしたくても、広い面積は確保できないと諦めていませんか?
空間に開放感をプラスする方法は、広くするだけではありません。
狭いスペースでもおしゃれですっきりとした雰囲気にしたい方は、窓の配置や部屋の形状、出入り口の場所などで開放感をプラスしましょう。
視線が抜ける間取りにすると、コンパクトなスペースでも奥行き感が増して広く感じられます。
上の事例では、庭に面する壁面に大開口のサッシを取り付け、さらにキッチン奥の洗面室には敢えてドアを付けず、視線が奥まで通るように工夫しました。
また、対面キッチンの上をオープンにして、部屋の奥まで見えるようにした点もポイントです。
そうすると、奥行き感が強調され、より部屋が広くすっきりとした印象になります。
こちらは、軽やかなストリップ階段をリビングの一角に配置した事例です。
リビング階段はその上が吹き抜けになるので、開放的なリビングダイニングにしたい方へおすすめです。
高気密高断熱住宅でしたら、こちらのように玄関・リビングダイニング・階段と間仕切りなしの大空間でも空調できます。
リビングダイニングと他のエリアを壁とドアではなくパーテーションで区切るのもトレンドです。
写真のように室内窓を付ければ、陽の光を遮ることなく、緩やかに空間を分けられます。
パーテーションや格子で部屋を区切る方法は、狭いリビングダイニングにもおすすめです。
造作家具を取り入れる
こちらの事例では、ダイニングチェアを置く代わりに造作ベンチを作り、その下を収納スペースにしました。
椅子を置くよりもたくさんの人が座れますし、収納スペースが格段に増えます。
生活感の出やすいリビングダイニングだからこそ、生活用品をしまいきれる十分な収納スペースが欠かせません。
そして、造作家具最大のメリットは、統一感がアップする点です。
床・壁・天井やキッチンなどと違和感なくマッチする市販の家具を見つけるのはなかなか難しいですよね。
造作家具は面材や形状を全て選べるため、トータル的なインテリアコーディネートが実現できます。
照明計画にこだわる
おしゃれで高価なデザイン性豊かな照明器具がたくさん売られていますが、器具そのもののデザインだけではなく、設置する位置も重要なポイントです。
最近トレンドなのは、敢えて主張を抑えた「造作照明」。
こちらの事例のように、一部を下がり天井にして、その段差にライン照明を取り付ける間接照明が人気です。
ダウンライトと合わせると、すっきりとした見た目の割に部屋を十分明るくできます。
こちらは、逆に照明器具を目立たせて、インテリアデザインのアクセントにした事例です。
スポットライトで照らしたいところをピンポイントで明るくして、デザイン性の高いペンダントライトをダイニング上に設置しました。
キッチンの棚や階段手すりのブラックとリンクコーディネートすると、デザインの主張が強い照明でも、インテリアに違和感なく溶け込みます。
ラスティックなフローリングと、ブラックアイアン調の照明器具のコンビネーションは、トレンドのインダストリアルインテリアとも相性抜群です。
カラーを欲張らず素材でインテリアデザインに変化をつける
インテリアデザインと聞くと、壁紙や家具の色でコーディネートするイメージですよね。
しかし、最近のトレンドは、素材感に変化をつけてシンプルながらも装飾的な印象にする方法です。
テクスチャーの表情が違う材料をうまく組み合わせると、カラーを多用しなくても華やかなデザインに仕上がります。
こちらの事例では、幅広のフローリングと幅の狭い板張りの天井、石目調のアクセントクロスを組み合わせて、色味を統一させながらもいくつかの素材をバランスよく配置しています。
真鍮のペンダントライトを取り入れた点もポイントです。
ナチュラルカラーとブラック・グレー・ホワイトと、シンプルなカラーコーディネイトにもかかわらず、華やかな雰囲気ですよね。
このように、ディテールにまでこだわったシンプルモダンなデザインがトレンドです。
床レベルで変化をつける
こちらは少し“変化球”なアイデアですが、リビングダイニングの一部を一段下げたり上げたりする間取りも人気です。
最近はシンプルなインテリアが主流ですが、その中にも個性をプラスできます。
狭い部屋ではどこか味気ない印象になってしまう場合は、部分的に床の高さを変えてみてください。
上の事例では、リビングエリアの床を周りよりも一段下げたダウンフロアリビングを採用しました。
個性的でおしゃれな印象になるだけではなく、床に直接座ってくつろぎやすくなります。
吹き抜けのあるリビングの一部を一段高くするスキップフロアも人気です。
こちらの事例は、天井高の高い平屋住宅で、ダイニング脇を一段高くして、同じ空間に居ながらも1人の時間を満喫できる場所を作りました。
アウトドアリビングで外への広がりをプラスする
アウトドアリビングを作る家も増えています。
アウトドアリビングとは、リビングに隣接したアウトドア空間で、大きな窓を開け放つと、広々とした一つの空間が生まれます。
狭いリビングダイニングでも、外への広がりをプラスするだけで、一気におしゃれな雰囲気に。
まさに、先ほどお話しした「開放感をプラスする」ということです。
上の事例は、リビングダイニングがそれほど広くありませんが、大きな窓から外につながる空間が見えるだけで、ゆったりとしたリビングのように感じますよね。
このように、室内に十分なスペースが取れなくても、屋外にゆとりをもたせると、人を招きたくなるリビングダイニングに仕上がります。
2階にリビングを設ける場合は、隣接したルーフバルコニーがおすすめです。
「デザインも予算も機能性も妥協したくない」という方は、ぜひお気軽にご相談ください。
まとめ
おしゃれなリビングダイニングは、広い家でなければ実現できないと諦めている方もいるかもしれません。
しかし、いくつかのポイントを押さえるだけで、一気に雰囲気が変わります。
ご予算内でできることから試してみてください。
おしゃれで快適なコスパの高い家を建てたい方は、ぜひ私たちハピナイスへご相談ください。
以前の動画では、おしゃれな住まいにするコツを紹介しています。
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