地に寄りそう平屋
【建築家とつくる家】
40坪、三角形の土地の中に建つ平屋。
土地には、常に限りや制限がある。
けれどその制限を可能性に変えることができるのが建物だ。
今回の土地は、サイズも形も決して建てやすいとは言えない条件が揃っていた。
その地に寄りそい、自由な発想で暮らしやすさを生み出す。
部屋の形、家の形は四角でないといけないという決まりはない。
土地と共に斜めに伸びるリビングは、暮らしに十分な広がりを齎す。
また、規則的に並ぶ窓には、土地と隣接する道との高さの差を利用して、外からの視線から中に住まう人を守っている。
土地の持つ素材をいかに料理するか?住まう人の暮らしやすさにどうつなげるか?
建物の形や部屋の取り方など気づかないうちに存在する固定観念を排除し、新たな価値を提案した平屋。























