2025.10.23
平屋の防犯・プライバシー対策|安心して暮らせる間取りと外構の工夫

こんにちは!ハピナイス(HAPINICE)です。
「平屋を建てたいけど、防犯面が心配…」「窓が多いと通行人の視線が気になる…」そんな不安をお持ちではありませんか?とくに平屋はすべての部屋が1階に集まる構造上、外部との距離が近くなる分、防犯やプライバシー対策は欠かせません。
この記事では、平屋でも安心して暮らせるように、間取りや外構の工夫を詳しくご紹介します。具体的には、視線を遮る窓配置、防犯性の高い外構づくり、照明やセンサー機器の活用方法など、暮らしに直結するアイデアを解説しています。
「平屋にしたいけど、安全性が気になる…」そんなご家族は、ぜひ最後まで読んでみてください!
平屋ならではの防犯とプライバシーの課題

平屋は階段がなくバリアフリーで、生活動線がコンパクトになるというメリットがあります。しかし同時に、すべての居室が1階に面することで、防犯・プライバシー対策がより重要になります。
たとえば、リビングや寝室の窓が道路に近いと、通行人からの視線が気になることも。また、侵入経路が多いため、セキュリティ対策を怠ると空き巣被害のリスクが高まります。
中庭型やコの字型で“見えにくく、見守れる”間取りに
平屋はどの部屋も外とつながりやすいため、間取り計画で「視線の抜け方」を工夫することが大切です。中庭型やコの字型のレイアウトなら、外部からの視線を遮りながらも、家族の様子を感じ取れる安心感があります。
ただし、塀や建物の配置によっては死角が生まれやすいので、センサーライトや防犯カメラを設置し、死角をカバーする設計を心がけましょう。
視線と侵入を防ぐ窓の配置と設計|防犯と開放感を両立

防犯対策の基本は、侵入されにくい窓づくり。道路側には、外からの視線を防ぎつつ光を取り込める高窓や縦スリット窓を配置すると安心です。庭側には、開放的な眺めを楽しめる引き違い窓を採用しつつ、シャッターや格子を組み合わせることで、デザイン性を損なわずに安全性を高められます。
南側の窓配置:採光と視線を両立する工夫
南側には大きな掃き出し窓を設けることが多いですが、通りに面している場合は視線が入りやすくなります。そこで、植栽やルーバーを組み合わせて視線をカットしつつ、自然光を取り込めるように設計することが大切です。
例えば、背丈ほどの植栽を窓の外に配置することで、室内からは開放感がありながら、外からは目隠しの効果が得られます。また、天井近くに設ける高窓(ハイサイドライト)を活用すれば、日中の明るさは確保しながら視線を遮ることができます。
北側の窓配置:小窓やスリット窓で最小限の採光を
北側は直射日光が入りにくいため、大きな窓を設ける必要はありません。そのため、防犯や視線対策を意識して、小さめのスリット窓や地窓を配置するのがおすすめです。ガラスには防犯ガラスや曇りガラスを使用し、室内が見えにくいように配慮しましょう。
西・東側の窓:採光は控えめに、断熱・防犯を意識
東西の窓は朝日や夕日が入りやすく、熱やまぶしさが気になるポイントです。断熱・遮熱性能を高めると同時に、防犯面でも配慮が必要です。たとえば、格子入りの窓や、防犯フィルムを貼るといった対策があります。道路から見える場合は、窓のサイズを抑えて視線をコントロールしましょう。
外構デザインで防犯性とプライバシーを高める

家の周囲を囲む外構は、単なる装飾ではなく、防犯とプライバシー確保の要です。
とはいえ、完全な目隠し塀はプライバシーを守る一方で、外からの監視の目が届かなくなるリスクもあります。
ほどよく抜け感のあるフェンスや植栽を使うことで、視線をコントロールしながら「侵入しにくい」と感じさせる心理的防犯効果が期待できます。
具体的に取り入れたいアイデアをご紹介します。
夜の外構照明で“見せる防犯”を演出
夜間の外構は、防犯性とデザイン性を両立させたいポイント。アプローチや庭にセンサーライトを仕込んでおけば、侵入抑止だけでなく、暮らしの雰囲気もぐっと上質になります。照らされる植栽や外壁の陰影を計算すれば、“明るくて安心、しかも美しい夜の家”を演出できます。
フェンス・塀・ルーバーで視線を調整
目隠しフェンスや塀を使うことで、外からの視線を遮るとともに、家族のプライバシーを守れます。高さや素材、透け感のバランスを考慮しながら、圧迫感を与えないデザインにするのがポイントです。
近年は、木目調のルーバーなどスタイリッシュな目隠しアイテムも豊富にあります。リビングの大きな窓の前にルーバーフェンスを配置し、内外のつながりを演出するデザインも人気です。
セキュリティ設備で安心感を高める

建物内部にも、暮らしを守るためのセキュリティ設備を取り入れることで、さらに安心感が増します。
防犯ガラスやシャッターの導入
窓に防犯ガラスや電動シャッターを採用すれば、侵入を防ぐための強力な対策になります。シャッターは、台風など自然災害時の備えにもなるため、実用性の高い設備です。
特に、夜間や留守中に人目のつかない窓に取り付けておくと、空き巣予防に効果的です。
スマートキーやセキュリティカメラ
玄関ドアには、スマートキーを取り入れる家庭も増えています。鍵を持ち歩かずに施錠・開錠ができるほか、不審者が操作できないようセキュリティ性も高くなっています。
セキュリティカメラやインターホン付きカメラなどを取り入れれば、外出先からでも玄関の様子を確認でき、安心感がぐっと高まります。
まとめ
平屋は暮らしやすさが魅力ですが、防犯性やプライバシーの確保にはひと工夫が必要です。窓の配置・サイズ、外構の目隠し、照明・設備の工夫によって、安全で安心できる住まいを実現できます。
地震に強いデザイン住宅を探しているご家族は、是非この記事を参考にしてくださいね!ハピナイスでは、豊橋・豊川・田原・蒲郡・新城・湖西エリア周辺でお客様にピッタリのデザイン性の高い注文住宅を提案しています。東三河エリア周辺のお家づくりはHAPINICEにお任せください!
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