2025.12.03
電気代が高騰中!「電気代0円住宅」って本当に実現できるの?

【Q&A】
Q:東三河エリアで電気代0円住宅は本当に実現できる?
A:太陽光6〜10kW、蓄電池10kWh前後、高断熱仕様を組み合わせると、豊橋・豊川では年間電気代18万〜22万円を実質0円に近づけられる。
こんにちは!HAPINICEです。
電気代の高騰によって毎月の家計が圧迫され、将来への不安が大きくなっている家庭が増えています。特に子育て世帯では、冷暖房の使用量が多く、電気代が上がりやすい傾向があります。
この記事では、初心者でも理解しやすいように「電気代0円住宅の仕組み」「必要な設備」「実現性」などを詳しく紹介します。
読み終わるころには、電気代を長期的に抑えるための具体的な方法をしっかり理解できます。電気代を大幅に下げたい家庭は、ぜひ最後まで読んでください。
電気代0円住宅とは
電気代0円住宅は、太陽光発電、高断熱構造、蓄電池、エネルギー管理の4つを組み合わせて電気代を限りなく0円に近づける住宅のことです。
経済産業省の資源エネルギー庁でも、省エネ・創エネの重要性が示されており、ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)としても認定される住宅と同じ考え方に基づいています。
断熱性能が高い住宅はエアコンの使用量を20〜30%ほど減らせます。
太陽光発電で作った電気を昼間に使い、余った電気を蓄電池へ貯め、夜に使う仕組みを整えることで、買電量を大幅に減らせる点が特徴です。
東三河エリアは日照量が多いため、この仕組みがとても機能しやすい地域です。
電気代0円住宅に必要な3つの条件

電気代0円を実現するためには、次の3つの条件が欠かせません。
①高断熱・高気密
断熱性能は電気代削減の土台です。
高気密・高断熱の家であれば、エアコンの稼働時間が減り、年間の消費電力が大きく下がります。
UA値0.46〜0.56を確保すると、夏の暑さと冬の寒さの影響を受けにくくなります。
ちなみに、UA値は家全体からどれだけ熱が逃げるかを示す数値で、数値が小さいほど断熱性能が高いことを示します。隙間の多い古い日本家屋をUA1前後、紙コップでイメージすると、UA値0.46の家は魔法瓶のようなイメージで、冷暖房の効きがかなり良くなります。
電気代0円住宅の実現には断熱性能の確保が不可欠です。
ハピナイスでも高断熱高気密仕様を標準採用し、創エネ(発電)設備と調和する住宅性能を重視しています。
ハピナイスのお家の標準仕様は
断熱性能は UA値0.46 (まるで魔法瓶)
気密性能は C値 0.4以下(家全体の隙間を全部合わせても切手半分くらいの面積)
つまり夏は暑さの影響を受けにくく、エアコンも効きやすい。
冬の寒さも入りにくく、家の中の暖かさを逃がしません。
②太陽光発電
東三河エリアは日照時間が年間約2000時間あり、太陽光発電の導入に向いています。
特に日照量の多い豊橋・豊川では、太陽光の効果が大きくなります。
一般的な家庭向けの太陽光パネルを設置すると、年間に作れる電気は
- 小さめのシステム(6kW)で約6500kWh
- 大きめのシステム(10kW)で約11000kWh
これは、一般家庭の年間電気使用量(約4500〜5500kWh)を十分まかなえる量です。日中の電気はほとんど自宅でまかなうことができ、場合によっては電気代がほぼゼロになる可能性があります。
③蓄電池10kWh前後
蓄電池は夜の電力を確保するために必要です。
太陽光は昼間しか発電しないため、蓄電池がないと夜は買電が必要になります。
10kWh前後の容量がある蓄電池を導入すると、自家消費率が一気に70〜85%まで上がり、買電量が大幅に減ります。
停電時にも電気を使えるため、災害時の安心にもつながります。
太陽光発電によって日々の電気代がゼロ&売電収入も

太陽光発電の発電量は「地域」「屋根の向き」「屋根角度」「パネル性能」で変わります。
たとえば豊橋市で南向き屋根に10kWを設置した場合、年間約11000kWh前後の発電量が見込めます。
これは家族4人の年間使用量5000kWhを大きく上回ります。
その結果:
- 余剰電力6000kWh前後を売電できる可能性がある
- 売電収入は10万〜14万円前後(年度で変動)
- 自家消費と合わせると年間20万円前後の経済効果
日照に恵まれた東三河エリアは、太陽光発電の効果を最大限に活かせる地域です。
太陽光を設置するなら、蓄電池もあったほうがいいと言える理由
蓄電池は電気代0円住宅の“心臓”と言える存在です。
電気を貯められることで、夜の買電量を一気に減らせます。
蓄電池10kWhの導入で得られる効果:
- 夜の買電がほぼ不要
- 電気代が大幅に下がる(夜の方が電気代が高い)
- 停電時にも冷蔵庫・照明・通信に困らない
- 太陽光の効果を最大化できる
ハピナイスの施工事例でも、太陽光パネルを設置しているお家がここ数年は100%!
蓄電池を備えるお家もかなり増えています。
太陽光パネル&蓄電池があれば
導入前・・・電気代が毎月1万円以上(年間12万円以上)かかっていたところ
導入後・・・月々の電気代が0円
電気代0円住宅のメリット
電気代0円住宅は家計や暮らしの質に大きなメリットがあります。
● 年間18万〜22万円の節約
冷暖房を多く使う子育て家庭にとって、固定費の削減は非常に大きなメリットです。
● 停電に強い
災害時に冷蔵庫が止まらない安心は非常に大きいです。スマホやPCの充電も継続できます。
● 夏も冬も快適
高断熱性能が子どもの体調管理にも役立ちます。
● 住宅価値が上がる
太陽光・蓄電池・高断熱性能の住宅は中古市場でも人気があります。
豊橋市で暮らす30代家庭の事例です。
導入前の電気代は平均月1万円、年間12万円以上でした。
太陽光8kWと蓄電池12kWh、高気密高断熱住宅へ建て替えた結果、年間電気代がほぼ0円になりました。
さらに売電収入で年間約2万円プラスになった点が大きな驚きでした。
何より、オール電化にしていることで、エアコンをつけっぱなしにすることができて快適。電気や家電のつけっぱなしを注意するストレスも減りました。
電気代0円住宅のデメリット
メリットが多い一方、注意すべきポイントもあります。
● 初期費用が大きい
太陽光10kW+蓄電池10kWhで総額230〜300万円前後が必要です。
● 敷地条件に影響される
日照が少ない場所では発電量が下がります。
● メンテナンスが必要
長期的に使うためには点検が欠かせません。
まとめ
東三河エリアは電気代0円住宅を実現しやすい地域です。
太陽光6〜10kW、蓄電池10kWh前後、高断熱仕様を組み合わせると、年間18万〜22万円の電気代を実質0円に近づけられます。
初期費用は必要ですが、長期的には大きな固定費削減につながり、暮らしの安心が手に入ります。
地震に強いデザイン住宅を探しているご家族は、是非この記事を参考にしてくださいね!HAPINICEでは、豊橋・豊川・蒲郡・新城・田原エリア周辺でお客様にピッタリのデザイン性の高い注文住宅を提案しています。豊橋・豊川・蒲郡・新城・田原エリア周辺のお家づくりはHAPINICEにお任せください!
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「家づくりの想い ABILITY 構造と性能について」
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