2026.02.16
時代遅れの外構設備 TOP3|知らないと家族の安全と数十万円を失う外構の落とし穴

【Q&A】
Q:時代遅れの外構設備を選ぶと、どんな問題が起こりますか?
A:健康被害・建物破損・違法建築のリスクが高まり、将来10万〜100万円以上の修繕費や罰金が発生する可能性があります。愛知エリアでも実例が増えています。
こんにちは!HAPINICEです。
外構というと、「オシャレかどうか」「流行っているか」でつい決めてしまいがちですよね。
でも実は、外構の選び方ひとつで家族の安全性や住まいの性能、将来かかるお金まで大きく変わってしまうことをご存知でしょうか。
この記事では、
今も多くの住宅で使われている「時代遅れの外構設備 TOP3」を、具体例を交えながら分かりやすく解説します。
読み終えるころには、
✔ 外構で後悔しない判断基準
✔ 将来の無駄な修繕費やトラブルを避ける考え方
が自然と身についているはずです。
これから家づくりを考えているご家族は、ぜひ最後までチェックしてみてください。
動画で楽しく学びたい方はこちら👇
はじめに|外構は「家のオマケ」ではありません
今回は、家と家族の安全を脅かす「時代遅れの外構設備 TOP3」を解説します。
まず最初に、意外と知られていない事実があります。門扉・フェンス・庭・駐車場などの外構設備は、住宅会社が施工しているわけではありません。多くの場合、「外構屋さん」と呼ばれる外構専門業者の担当範囲になります。
そのため、どれだけ性能の高い家を建てても、
- 外構側の知識が古い
- 建物性能への理解が浅い
こうした状態だと、家の性能を下げてしまうどころか、建物を傷めてしまうことさえあるのです。
実際に起こりうる問題は、大きく3つあります。
外構が引き起こす3つの重大トラブル

① 健康被害につながる
外構の施工によって断熱性・気密性が損なわれると、室温が安定しません。
その結果、
- 冬のヒートショック
- 夏の熱中症リスク
といった健康被害につながることがあります。
さらに防犯への配慮が足りないと、空き巣などの犯罪リスクが高い家になってしまう点も要注意です。
② 家を物理的に壊してしまう
後付けした外構設備が原因で、
- 基礎コンクリートにひび割れが入る
- 配管を破壊し、水漏れが発生する
といったケースも少なくありません。
結果的に、修繕費用で数十万円単位の出費になることもあります。
③ 知らないうちに違法建築になる
近年の法改正により、外構に関する基準は確実に厳しくなっています。
内容を理解せずに設置すると、
- 数年後に是正指導
- 最悪の場合、罰金や撤去命令
といった事態に発展する可能性もあります。

ですが、ご安心ください!
この記事では、「今日初めて“外構”という言葉を知った方」でも理解できるように分かりやすく解説していきます。
外構は、家の「顔」であると同時に、家族を守る最初の砦です。
将来のトラブルと無駄な出費を防ぐためにも、ぜひ最後までご覧ください。
時代遅れの外構 第3位|壁貫通型ポスト

壁に穴をあけて設置する、いわゆる貫通型ポスト。見た目がスッキリしていて、外に出ずに郵便物を取れるため人気でしたが、近年は採用率が大きく下がっています。
理由は、次の3つです。
問題① 手紙がぐしゃぐしゃになる
投函口が小さいタイプでは、
- 分厚い郵便物
- 新聞
を無理やり押し込まれ、中の手紙が折れたり潰れたりすることがあります。
問題② 気密性・断熱性が低下し、虫の侵入経路にも
壁を貫通させる以上、どうしてもその部分は家にとって弱点になります。
- 冬は冷気が侵入
- 夏は虫、害虫の侵入経路になる
「高気密高断熱の家なのに、廊下だけ寒い」その原因がポストというケースも珍しくありません。
問題③ 施工コストが高く、変更もできない
- 壁に穴を開ける工事が必要
- 一度設置すると移動はほぼ不可能
「やっぱり位置を変えたい」と思っても、簡単には変更できません。
今の主流は「独立型ポスト」

現在主流なのは、門柱やスタンドに設置する独立型ポストです。
- 施工費用が抑えられる
- 宅配ボックス一体型も多い
- 将来の交換がしやすい
というメリットがあります。
ただし、
- 外まで取りに行く必要がある
- 鍵付きでないと盗難リスクがある
点には注意しましょう。

どうしても貫通型にしたい場合は、
❶断熱材入り・気密パッキン付きを選ぶ
❷居室から離れた場所(玄関・収納など)に設置する
コストはかかりますが、なるべく家の性能を低下させない商品を選ぶのがおすすめです!
どちらのタイプにもメリットとデメリットがありますので、ぜひご自身の考えに合った方を慎重に検討してください!
時代遅れの外構 第2位|シマトネリコ

みなさん、「シマトネリコ」って聞いたことありますか?
植物に詳しい方ならご存知かもしれませんが、10年ほど前まで、「お庭のシンボルツリーといえばシマトネリコ!」というくらい人気のある樹種でした。
涼しげな葉っぱが風に揺れて、見た目もオシャレ。しかし今では、「絶対に植えちゃダメ!」と言われるレベルに評価が急落しているんです。
ところが今ではどうかというと――
業界的には、「できれば植えないでほしい木」という扱いになっています。
なぜ評価がここまで落ちたのか。
理由はシンプルで、成長スピードが異常だからです。
植えたときは高さ1mくらいだったのに、気づいたら2階の窓を超えていた…なんて話、実はぜんぜん珍しくありません。しかもこれ、10年後の話じゃありません。たった3〜5年で起きます。
そして、上がそれだけ伸びているということは、当然ですが――根っこも同じ勢いで成長しています。
この根が厄介で、
- 家の基礎を圧迫したり
- 地中の配管に悪さをしたり
- 最悪、お隣のブロック塀を押し出してしまったり
と、「ウソでしょ!?」と思いたくなるようなことが、実際に起きています。
最初のうちは、「まあ、自分で剪定すればいいか」と頑張っていた方も、ちょっと小旅行にでも出かけて
数日家を空けただけで、帰ってきたらもう手が届かない。そうなると、業者さんにお願いするしかなくなり、数万円の出費が発生します。
ということで、シンボルツリーについてお伝えしたいことはシンプルに2つです。
シンボルツリー対策① 成長がゆっくりで管理しやすい木を選ぶ
例えば、
- オリーブ
- ソヨゴ
- ヒメシャラ
- エゴノキ
これらは比較的、成長が穏やかです。特にオリーブは、実が収穫できるので一石二鳥。
シンボルツリー対策② 建物・塀・配管からしっかり距離を取る
「どうしても大きめの木を植えたい!」という方は、将来のサイズを想定して、最低でも2m以上は離して植えてください。
お庭の広さとの兼ね合いはありますが、余裕を持った配置がトラブル回避のコツです。
最後に・・・もし周りに、すでにシマトネリコを植えてしまっている方がいたら、早めに教えてあげてください。まだ小さいうちなら、伐採や植え替えの費用も比較的安く済みます。
時代遅れの外構 第1位|無許可のカーポート

2025年4月。カーポート付きの戸建てに住んでいる方、もしくはこれから付けようとしている方にとって、正直ちょっとゾッとする出来事が起こりました。
建築基準法の改正です。
「え、法律変わったの?」
「カーポートって関係あるの?」
そう思った方、多いと思います。
実はこの改正で、これまで建築確認申請が不要だったサイズのカーポートでも、申請が必要になるケースが増えたんです。
ここで問題なのが、これまでの日本の“カーポート事情”。
正確な統計ではありませんが、カーポートって、
- 家が完成したあと
- お施主さんがホームセンターなどに頼んで
- 後からポンっと建てる
このパターン、かなり多かったんですよね。
その結果、9割以上が建築確認申請をしていないとも言われています。

じゃあ、今それをやるとどうなるのか、というと・・・
「築20年。そろそろ外壁も傷んできたし、リフォームでもしようかな」そう思って工務店に相談したら、
「お客様、申し訳ありません。この工事をするには、こちらのカーポートを一度すべて撤去する必要があります」
こんなことが、起こり得る時代になっています。
しかもこれは、これから家を建てる人だけの話ではありません。すでに家を建てている方も対象です。
ちなみに無許可工事は、1年以下の懲役または100万円以下の罰金の対象になります。100万円があったら、正規ルートでかなり立派なカーポートがもう一つ建ちます。
カーポート対策|最初から「面積」にカーポートを含める
なぜ面積の話が出てくるのか。
それは、土地には「建てていい建物の面積」が決まっているからです。
例えば、土地100㎡/建ぺい率60%の場合、建てていい建物は60㎡までと決まっています。
カーポートもこの「建物面積」に含まれます。
つまり、「やっぱりカーポート付けたいな」と後から思っても、最初に面積を使い切っていたらアウト。その瞬間、違法建築予備軍になってしまうわけです。
将来的に、車が増えるかもしれない、大きい車に乗り換えるかもしれないという可能性も含めて、最初からカーポートありきで計画する。これが、後悔しない外構計画の大前提です。
まとめ
外構は、「最後に考えるもの」「見た目を整えるだけのもの」と思われがちですが、実は――
- 家族の健康
- 住まいの資産価値
- そして法律面のリスク
そのすべてに関わる、とても重要な住まいの一部です。
今回ご紹介した時代遅れの外構設備は、知らずに選んでしまうと将来、思わぬ修繕費やトラブルにつながる可能性があります。
逆に言えば、正しい知識を持って最初から計画すれば、無駄な出費や後悔はしっかり防げるということでもあります。
これから家づくりを考える方は、建物だけでなく、ぜひ外構まで含めて「長く安心して暮らせるか?」という視点で検討してみてください。
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外構についてのよくある質問(FAQ)
Q1. 外構は家が完成してから考えても問題ありませんか?
A. 大きなトラブルにつながる可能性があります。
外構は建物の性能や法規制と深く関係しています。特にカーポートや植栽の位置によっては、違法建築や将来の修繕リスクにつながることもあるため、家づくりの初期段階から建物とセットで計画することが重要です。
Q2. シマトネリコは本当に植えない方がいいのでしょうか?
A. 管理が難しいため、慎重な判断が必要です。
成長スピードが非常に早く、数年で建物や配管、隣地に影響を与えるケースもあります。どうしても植えたい場合は、建物から十分な距離を取り、将来の剪定費用も想定した上で検討しましょう。
Q3. すでに無許可のカーポートがある場合、どうすればいいですか?
A. 早めに専門家へ相談することをおすすめします。
法改正により、将来のリフォームや売却時に問題になる可能性があります。状況によっては是正工事や申請で対応できるケースもあるため、放置せず、住宅会社や建築士に一度確認しておくと安心です。
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