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2022.07.19

【注文住宅】後悔続出!必ず押さえてほしいダウンライト3つのデメリット!

 

「ダウンライトで後悔してる人、意外と多いです」

 

マイホームの照明計画はかなり大切で、どこにどんな照明を付けるか、本当に照明1つで部屋の雰囲気はガラッと変わります。

 

その中でも最近主流になっているダウンライトは、天井埋め込みでスッキリしていて、部屋を広くおしゃれに見せてくれますが、人気がある一方で実は使い方や使う場所を間違えて、後悔している人もたくさんいます。

 

そこで今回は、「ダウンライトで後悔しやすい3つのデメリットと注意点」をご紹介しますので、後から「思ったより暗い」「やめておけば良かった」「失敗した」とならないように、しっかり採用可否を検討していただけると幸いです。

 

大工時代を含めて15年以上、たくさんのお客様の家づくりに携わった経験を踏まえて、有益な情報をできるだけわかりやすくお伝えしますので、ぜひこのタイミングでYouTubeのチャンネル登録をしていただき、最後までご覧ください。

●ダウンライトのメリット

 

まず本題に入る前に改めて、ダウンライトのメリットを3つ、簡単ですが皆さんと共有したいと思います。

・すっきり見える

 

まず1つ目のメリットは、スッキリ見える事です。

 

本体が天井に埋め込まれていて凹凸が無いので、モダンなデザインはもちろん、北欧風や和風など、どんなテイストの家にも合う柔軟性がありますし、天井がフラットに見えるので部屋が広く感じられるメリットもあります。

・掃除が楽

 

次に2つ目のメリットは、掃除が楽な事です。

 

天井に埋め込まれているのでホコリは溜まらないですし、シーリングライトみたいに、虫の死骸を掃除する手間も要らなくなります。

 

あとは掃除が不要なので台に登る必要もなくて、歳を取った時なども含め転落して怪我をするリスクも軽減できますし、地震の時も落下してくる心配がないので安心できます。

・使い勝手が良い

 

最後3つ目のメリットは、使い勝手が良い事です。

 

ダウンライトは狭い範囲を照らす「集光タイプ」と、広範囲を照らす「拡散タイプ」があるので、例えば部屋全体を明るくするなら拡散タイプ、絵とか写真をスポット的に照らしたいなら集光タイプみたいな感じで選択する事ができます。

 

あとは本体のサイズもいろいろあり、一般的な100φのモノもあれば、もっとシンプルな75φとか、ニッチの中や飾り棚を照らせるように50φとかもあり、場所や用途に合わせて使い分けができるのも魅力の1つになります。

 

ダウンライトのメリットはざっくり以上で、ここからは後悔しやすいデメリットを3つ詳しく解説していきます。

ダウンライトのデメリット

 

・眩しい

ダウンライトのデメリット1つ目は、眩しい事です。

 

これは直視しなければ感じない事ですが、下から覗くと光源が見えてしまうので、例えば寝室で寝るまでの間ベッドに横になってスマホをいじったり、本を読んだりする時に光がダイレクトに目に届いて、眩しいと感じる時があります。

 

実際に私の家でもダウンライトはたくさん採用していて、ふとボーっとライトを見てると、その後少しだけ目が眩むので、多分、皆さんの想像以上に眩しいと思います。

 

正直、眩しさに関して根本的な対策は無いですが、白っぽい光の昼白色だと余計に眩しさを感じてしまうので、オレンジ色の電球色を選んでいただいたり、光の強さを調整できる調光タイプにする事で、豆電球みたいな役割を担ってくれます。

 

あとはダウンライトの種類で、光の反射を抑えたグレアレスタイプや電球の光が直接見えにくいユニバーサルタイプもあり、デザインや種類が限定されたり光量が足りなくなる可能性があるので、設置場所や数などは検討する必要がありますが、心配な方は採用していただけると幸いです。

・初期コスト

 

ダウンライトのデメリット2つ目は、初期コストが高い事です。

 

何となくダウンライトは手頃な金額のイメージを持っている方もいて、実際に1個1個は安いですが、大きさ的にどうしても光の量が少ないので、一般的なシーリングライトと同じ明るさをダウンライトで確保しようとすると3〜4個ぐらい必要になり、結果的に高くなるケースが多いです。

 

しかもダウンライトは天井をくり抜いたり、本体を天井に埋め込んだりする施工手間もあるので、他の照明器具と比べると、取り付け代も1箇所につき2,000円前後は追加で必要になります。

 

ここで当社を例に上げると、基本的に照明器具の費用や設置費用は標準仕様の中に入っていて、特別高価な照明とかを指定されない限り、追加費用は掛からないので、ある程度たくさん付けても費用面の心配はしなくても良いように考えてあります。

 

ただ照明器具が別途費用の住宅会社さんの場合には、シーリングライトの代わりにダウンライトをメイン照明にしたり、廊下やトイレなどに設置するのもシンプルで良いと思いますが、数が多くなればそれだけ器具代も設置代も加算されてしまいます。

 

なので、こだわりたい所や本当に必要な所のみ、ご予算も踏まえてダウンライトを計画するようにしましょう。

・維持コスト

 

ダウンライトのデメリット3つ目は、維持コストが高い事です。

 

一般的なシーリングライトや、天井のソケットにはめ込むタイプのペンダントライトとかであれば、寿命が来た時にお客様自身で割りと簡単に交換できますが、ダウンライトは天井に埋め込みで器具が固定されているので、交換の際は業者に依頼するしか方法がありません。

 

正直、手先の器用な人ならやれない事は無いと思いますが、配線を直接触る必要があり、実際に感電や漏電、火災の危険性もゼロじゃないので、電気工事士の資格を持たない人が交換すると、法律で罰せられてしまいます。

 

確かに業者に依頼すると、器具本体の費用と交換費用で1箇所につき1万円前後は必要だと思いますが、そこを節約しようと自分でやって、命の危険があったら本末転倒だと思います。

 

一応厳密にいうと、中の電球を交換できるタイプもありますが、一体型と比べるとどうしても見た目が野暮ったくなってしまい、器具本体の費用も割高になります。

 

しかも最近はダウンライトに限らずLEDが主流で、1日8時間の点灯で10年間ぐらいは持つ設計になっているので、器具本体と合わせてLED電球も変えられる一体型が基本になっています。

 

なので、照明を付ける部屋の雰囲気や使い方によりますが、自分で器具交換できるシーリングライトを選んだり、天井や壁の一部を凹ませて光を拡散させる間接照明を採用して、そこに取り外しが簡単な蛍光灯を設置すれば、デザイン性とメンテナンス性を両立できるのでおすすめです。

●まとめ

 

それぞれの概要はここまでお伝えした通りで、ダウンライトはいろいろなメリットがあり、実際にうちで建てられるお客様もたくさん採用していただいています。

 

ただ設置する場所によっては眩しかったり、費用面でも安くはないので、しっかり全体のご予算やデザイン、使い勝手のバランスを考えたうえで、長い目で見て何を選択すべきか考える必要があります。

 

実際に暮らしてから「知らなかった」「失敗した」とならないように、今回ご紹介したデメリットも踏まえて、あとは住宅会社さんの標準仕様や提案力によっても、照明計画の良し悪し、ひいては生活のしやすさも変わると思うので、後悔の無いよう吟味して検討していただけると幸いです。

 

ちなみに以前の動画で、失敗しないための照明計画の考え方やコンセントで後悔しやすいポイントについて詳しく解説していますので、興味のある方は下のリンクからせひご覧ください。

 

ご覧いただきありがとうございました。

今後も随時更新予定です!

ぜひ、チャンネル登録をお願いいたします。

 

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