2022.03.06
【掃除がしやすいのは?】5大ユニットバスメーカーを徹底比較!【TOTO・LIXIL・Panasonic・タカラスタンダード・トクラス】
皆さんもマイホームを建てるなら、デザインや性能、暮らしやすさはもちろん、せっかくならお風呂にもちょっとこだわりたい、リラックスできて毎日のお風呂が楽しみになったら良いなと思いますよね?
お風呂は家族が毎日入るし、1日の疲れを取ってくれるいやしの場ですが、日々の掃除が大変という一面もあります。
床、壁、天井はもちろん、浴槽もあるし凹凸もたくさんあり、家の掃除場所としては手間暇かかる部分なので、できるだけ掃除しやすいお風呂を選んだ方がきれいに維持しやすくなります。
そこで今回のブログでは、代表的なUBメーカーの特徴を掃除のしやすさというポイントに絞り詳しくお伝えして、機能性という部分でも納得のうえで、ここのお風呂が良いねと選べるようになってもらいたいと思います。
ちなみに、どのメーカーにするにしても注意した方が良いポイントや、おすすめしない設備については、過去の動画で詳しくご紹介しています。今までに80万再生以上の大反響をいただいているので、まだ見ていない方はそちらからご覧いただけると幸いです。
あと今回ご紹介する以外でも、「ここのメーカーも良い」「これは微妙だった」みたいな生の声をいただけるとありがたいので、良かったらYouTubeの方にコメントください。
大工時代を含めて15年以上、たくさんのお客様の家づくりにたずさわった経験をふまえて、これから家を建てる人が失敗しないための情報を、できるだけわかりやすくお伝えしますのでぜひ最後までご覧ください。
●徹底比較するUBメーカー
まず結論から言うと、今回ご紹介するUBメーカーは次の5つになります。
1.TOTO
2.LIXIL
3.Panasonic
4.タカラスタンダード
5.トクラス
今回は1つのメーカーで1本ずつブログが作れてしまうボリュームを、1本のブログで簡潔にまとめているため、メーカーの特徴すべてをご紹介する事はできていないです。
しかし何となくでもこのメーカーにはこんな機能があるんだ、ぐらいの予備知識としてご覧いただいて、実際に採用する際にはショールームへ行き、専門のアドバイザーさんから詳しい話を聞きながら検討してください。
それでは1つずつ説明していきます。
1.TOTO
掃除しやすいメーカー1つ目はTOTOで、シンラというモデルに絞ってご紹介します。
このモデルの場合、入浴後にスイッチを押せば洗い場の水栓カウンターの下から、ワイパー状に除菌水が吹き出します。床に付着している皮脂や角質汚れを流してくれたり、カビや菌の繁殖を抑える床ワイパー洗浄という機能が付いています。
またオプションですが、浴槽の掃除を自動でしてくれる「おそうじ浴槽」という機能もあります。お風呂から出た後にフタを閉めてスイッチを押すと、自動でお湯を排水してから浴槽内に洗剤を吹き付けて、すすぎ洗いをしてくれます。
できるだけ自動でお風呂の床や浴槽を掃除してほしいとい方に、おすすめなのがTOTOのシンラというモデルです。ただし初期費用もそれなりにするし、機能が複雑になればなるほど故障する可能性も高くなるので、手で掃除する手間や労力と天秤にかけて採用を検討してください。
2.LIXIL
掃除しやすいメーカー2つ目はLIXILで、アライズというモデルに絞ってご紹介します。
このモデルの場合、洗い場にある水栓カウンターが外せる「まる洗いカウンター」になっています。普段だと少し無理な体勢で洗わないといけない部分の、カビや汚れが気になるカウンターの裏側や壁との接地面も、カウンターをかんたんに外して楽に洗えるように工夫されています。
他にもコーナーにあるシャンプーとかを置く棚も、水垢やヌメリが付きやすい場所の1つですが、アライズの場合はカウンターと同様、かんたんに外せるようになっているので、できるだけ隅々まで清潔にしたいって人におすすめのポイントになります。
あとは洗い場の排水口に溜まった髪の毛やゴミは、放置しているとこびり付いて取りにくくなり、そもそも触るのが苦手という方も多いと思います。
LIXILは浴槽のお湯を流す水流で排水口の中に渦を作り、ゴミを丸めてヘアキャッチャーを外してひっくり返せば、かんたんに捨てられる「くるりんポイ」という機能も付いています。
なので自分の手で掃除したいけどできるだけ楽な方がいい、隅々までかんたんに掃除したいという方におすすめなのがLIXILのアライズになります。
3.Panasonic
掃除しやすいメーカー3つ目はPanasonicで、スゴピカ浴槽が1つの特徴になっています。
これは名前の通りで、水をはじく撥水と油をはじく撥油の成分が浴槽の素材に練り込んであります。このため水垢や皮脂汚れが付きにくくなっていて、きれいな状態を保ちやすいし、洗う際にもかんたんに汚れが落ちるように工夫されています。
気になる人はPanasonicのサイト内に動画が貼ってあるので見てほしいですが、実際に洗剤を吹きかけて、その後シャワーで流すだけで汚れが落ちていたので、ゴシゴシ浴槽を掃除する必要がないのはかなり楽だと思います。
あとは浴槽だけでなく、カウンターにもスゴピカ素材を使っているモデルもあります。お風呂全体の掃除を楽にしたい場合は、どの部分に採用されているのか確認していただくと良いと思います。
Panasonicはすごく目を引く機能ではないかもしれませんが、毎日湯船に浸かる人で、できるだけかんたんに掃除を済ませたい方におすすめのお風呂になります。
4.タカラスタンダード
掃除しやすいメーカー4つ目は、ホーローで有名なタカラスタンダードです。
タカラのキッチンにも使われているホーローは、金属にガラス層を焼き付けて作るので表面に凹凸が無く、汚れが付きにくく落ちやすい特徴があり、なおかつ傷に対して強いのがメリットになります。
これはモデルにもよりますが、浴槽や壁パネルにホーローを採用する事ができるので、お風呂全体の掃除がしやすくなっています。
またホーローの壁パネルはどこでもマグネットが付けられるので、シャンプーホルダーやフックなどいろいろなパーツが壁に付けられて、かんたんに取り外しながら掃除もできるので隅々まできれいにできます。
実際にタカラのショールームに行くと、ホーローの浴槽に油性ペンで字を書いて、水を吹きかけるだけできれいに落ちるデモンストレーションを見せてくれるので、興味のある方は一度見に行っていただくと良いと思います。
5.トクラス
掃除しやすいメーカー5つ目はトクラスで、先程TOTOでご紹介したのと同じ、自動で浴槽を洗ってくれる「おそうじ浴槽」機能があります。
浴槽を自動で洗ってくれるのは、共働きで忙しい方や育児で手が離せない方にとってかなり助けになると思います。また腰とか身体への負担も軽くしてくれるので、年配の方にとっても大きなメリットだと思います。
さらにトクラスの特徴として、入り口ドアの凹凸を極力減らしたデザインや、汚れが落ちやすい特殊な撥油加工がしてある「スミらくフロア」で、掃除がしやすくなっています。
また床と壁との取合い部分は、床が5cm立ち上がって壁の継ぎ目の水が切れやすいように設計されているので、カビが生えにくくなっています。
ここまでご紹介したメーカーもそれぞれ特徴があるので、どこまでお風呂掃除のしやすさを求めるのか、どの機能が自分たちの暮らしに合っているのか、比較検討するようにしてください。
・まとめ
今回ご紹介したUBメーカーは次の5つになります。
1.TOTO
2.LIXIL
3.Panasonic
4.タカラスタンダード
5.トクラス
お風呂は家族が毎日入り体の汚れを落としたり、ゆったりとくつろいでリラックスする空間なので、できるだけ清潔にきれいに保っておきたい場所だと思います。
でも実際には少し気を抜くだけでカビが繁殖したり、皮脂汚れが付着しやすい場所です。床、壁、天井、浴槽など、洗う範囲が広い上に凹凸も多く、手を伸ばしたり屈んだりしながら拭かないといけないので、こまめに掃除したいけど結構疲れる掃除場所の1つでもあります。
なので汚れが付きにくい素材になっていたり、かんたんにきれいになるように工夫されていたり、一部でも自動洗浄してくれる機能が付いていると、楽だし時短にもなって暮らしの質自体も上がると思います。
今回のブログ内容が全てでは無いですが、これからマイホームを考えている人にとって、少しでも参考になれば幸いです。
ご覧いただきありがとうございました。
今後も随時更新予定です!
ぜひ、チャンネル登録をお願いいたします。
CATEGORIES
- コラム (28)
- 保育担当 河原 愛 (9)
- 動画で学ぶ (290)
- スタッフブログ (1,449)
- イベントレポート (81)
- その他 (787)
- MODEL HOUSE – 東幸 – (46)
- MODEL HOUSE – 菰口 – (69)
- お知らせ (4)
- アドバイザー尾﨑 遥 (24)
- アーカイブ (1,228)
- キッチンのこと (24)
- コーディネーター田中やよい (130)
- サニタリーのこと (22)
- プライベートのこと (76)
- リビングのこと (38)
- 住宅ローンのこと (98)
- 外観のこと (31)
- 家づくりのこと (272)
- 小物たち (21)
- 工務担当 吉原 英崇 (23)
- 広報担当 小林 紗矢香 (18)
- 広報担当 (10)
- 林 拓未 (1,073)
- 玄関のこと (20)
- 総務担当 戸塚 里美 (109)
- 総務担当 水野 瞳 (83)
- 趣の空間のこと (45)
- 階段ホールのこと (22)