2021.11.14
【新築したら欲しい!】人気3大家電の買い換えで失敗しないためのポイントを徹底解説!
皆さんも新しくマイホームを建てたら、タイミングによっては家電も一緒に買い換えたいと思いますよね?まだ買って2〜3年なら良いですが、5〜6年たっていれば新居への引越しのついでに家電を新調するのも手です。
物によっては運ぶときに水抜きしたり、水平に運ばないと壊れてしまったりと手間がかかります。また引越し費用も左右されるので、エアコンと合わせて買い換えるのもありだと思います。
そこで今回のブログでは、マイホームの新築で買い換えることが多い3つの家電の特徴や注意ポイントをご紹介して、自分たちに合った製品を選ぶ参考にしてもらいたいと思います。
大工時代を含めて15年以上、たくさんのお客様の家づくりに携わった経験をふまえて、これから家を建てる人が失敗しないための情報をできるだけわかりやすくお伝えしますので、ぜひ最後までご覧ください。
・結論理由
今回ご紹介する家電は次の3つになります。
1.大型テレビ
2.洗濯機
3.冷蔵庫
それぞれ安くても数万円、高いと20万円以上かかり、一回買うと使いにくいからといって気軽に買い換えできない家電です。製品によっては建物の壁の位置や、納まりが変わることもあるので、新しくするときはできるだけ早めに検討していただけると幸いです。
それでは1つずつ説明していきます。
1.大型テレビ
マイホームで買い換えたい家電1つ目は、大型テレビです。
マイホームを建てると基本的に賃貸よりリビングが広くなるので、大型テレビに買い換える方もたくさんいます。画面サイズは50インチ前後が多いですが、最近では60インチくらいも安く買えるので、新しくするハードルは下がっています。
実際に選ぶときは、「画面サイズ」「4Kか8Kか」「液晶か有機ELか」の3つがポイントです。それぞれ何を選ぶかで金額や品質、耐用年数が変わるので注意が必要です。
まず画面サイズですが、画面の高さの3倍が見る位置からテレビまでの最適な距離と言われています。例えば60インチなら画面からソファーまでおよそ2.2m、70インチなら2.6mが目安です。
この適正距離より近いと画像の荒さが目立ったり、目が悪くなったりする可能性があります。なのでリビングの広さや、どこからテレビを見るかで適正距離をはかり、そこから画面サイズを選ぶのがおすすめです。
次に4Kか8Kかですが、これはテレビの解像度を表しています。一世代前のフルハイビジョンが2Kで200万画素、今主流の4Kは2Kの4倍で800万画素です。8Kはさらに4倍で3,300万画素で、かなりきれいな映像が観られます。
ただ8Kを観るにはテレビだけでなく、8K対応のアンテナを設置したりケーブルテレビや光回線を引いたりするので、必要な条件をしっかり確認しましょう。
最後に液晶か有機ELかは画面の構造種類の話で、それぞれ一長一短あるので何を重視するかで決めるのが良いと思います。
例えば液晶テレビは「コスパ重視」で、有機ELより本体金額が安く消費電力も抑えられます。耐用年数は有機ELの約2倍で、一般的に6万時間ととても長くなっています。
一方有機ELは「機能重視」で、液晶テレビより黒色の表現がきれいで高画質になっています。画面の厚みは5mmぐらいでとても薄く、重さも軽いので壁掛けにするとスッキリと納まります。
ちなみに地震対策や掃除のしやすさ、見た目などからテレビを壁掛けにしたいというお客様が増えています。ただ壁掛けにするにはあらかじめ壁の下地を補強したり、配線が露出しないように隠蔽配管にする必要があります。このため前もって、住宅会社の人に相談するようにしましょう。
また以前の動画で大型テレビを使ったホームシアターの作り方や、テレビ放送の種類について詳しく解説しています。興味のある方は下のリンクからぜひご覧ください。
2.洗濯機
マイホームで買い換えたい家電2つ目は、洗濯機です。
洗濯機もマイホームでの新生活を機に、買い換える方が多い家電です。何を買うかで洗い方や乾かし方だけでなく、洗濯機を置く場所や棚の位置なども変わります。そこで縦型とドラム式、それぞれの特徴をお伝えします。
縦型は上のふたを開けると筒状の洗濯槽があり、そこに洗濯物を入れて水と泡を回転させながら洗う「こすり洗い」方式です。一度に洗える洗濯物が多く、洗浄力が強いので泥汚れなども落ちやすいです。しかもドラム式に比べ場所を取らず、金額の安いこともメリットです。
デメリットはドラム式と比べると節水性能が弱く、衣類同士をこすって洗うので傷みやすいことです。また上のふたから毛布など大きめの物を出し入れするのは、物理的に大変です。
ドラム式は洗濯機の正面にある丸いふたを開けると、横になっている洗濯槽があります。それが回転して上になった洗濯物を下へ落とす、「たたき洗い」で汚れをきれいにします。縦型と比べ使う水の量が少なく、さらに洗濯物が傷みにくく乾燥機能は強力です。
上にふたがないので、洗濯機のすぐ上に棚を設置できるのもメリットです。デメリットは縦型と比べると、横幅や奥行きがあるので場所を取ることです。また金額も結構高めで、洗浄力もそれほど強くなく色移りもしやすいと言われています。
どちらも一長一短ありますが、実際に選ぶときはライフスタイルとサイズの2つもポイントです。
例えばライフスタイルは、共働きかや誰が家事をやるか、お子さんの人数や性別、天日干しが良いか室内干しが良いかなどです。縦型とドラム式の、どちらのメリットを優先するかで変わります。
サイズについては縦型は高さ、ドラム式は横幅や奥行きが大きく、設置場所や棚、搬入経路を確かめるようにします。後から棚が当たって上のふたが開かないとか、廊下の折返しや入り口で引っかかり本体が入らない恐れもあります。
目安としては、本体サイズ+10cm以上のスペースがあれば大丈夫です。ただ心配な方は念のため家電屋さんに、搬入経路や設置場所の現地確認をお願いしましょう。さらに給水用の蛇口や排水ホースの接続位置なども、不都合がないか確認してもらうと安心です。
また縦型もドラム式も、洗濯と乾燥で容量の基準が違います。乾燥もよく使う方は、洗濯物の量だけでなく乾燥容量もチェックして本体サイズを選びましょう。
ちなみに洗濯がしにくい失敗プランや、エアコンを選ぶポイントについては、別の動画で詳しく解説しています。興味のある方は下のリンクからぜひご覧ください。
3.冷蔵庫
マイホームで買い換えたい家電3つ目は、冷蔵庫です。
今使っている冷蔵庫が古かったり容量が小さかったりすると、マイホームを機会に買い換えようと考える方も多いです。
サイズの目安は、大は小を兼ねるで少し大きめがおすすめです。ご夫婦2人で400Lぐらい、4人家族で500Lぐらい、5人以上のご家族は500L以上が良いでしょう。
実際には自炊の頻度やまとめ買いの有無、家族構成や子供の性別でも変わります。ただ子供がこれから成長することを考えると、ゆとりをもったサイズを選ぶと安心です。特に今はコロナで外食も減っているため、余計に冷蔵庫の必要性がアップしています。
ちなみに500L以内の冷蔵庫なら、横幅も奥行きも80cmぐらいの有効隙間があれば入ります。ただ500L以上を選ぶときは、製品によっては設置場所を広めに取る必要があります。なので住宅会社の人に相談して、計画段階から搬入経路や間取りを配慮しましょう。
●まとめ
最後まとめに入りますが、今回ご紹介した家電は次の3つです。
1.大型テレビ
2.洗濯機
3.冷蔵庫
家電はそれぞれメリット・デメリットがあり、初期コストだけでなく光熱費やメンテナンス費もかかります。なので、どのタイミングで何を買うかは慎重な判断が必要です。
正しい選択ができれば家事の負担が楽になり、利便性がアップして日々の暮らしの満足度や、マイホームの喜びも大きくなります。ただ失敗すると買い換えは簡単ではなく、後悔する可能性が高くなります。
今回のブログ内容が全てでは無いですが、これからマイホームを考える人にとって少しでも参考になれば幸いです。
ご覧いただきありがとうございました。
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