2021.08.17
【入るたびに後悔?】お風呂選びで失敗しないための3つのポイント!快適で使いやすいお風呂にしよう!
皆さんもせっかくマイホームを建てるなら、毎日の事なので気持ち良く入れて使いやすいお風呂にしたいと思いますよね?
実際に今のお風呂は昔と比べると掃除もしやすいし、断熱性も優れていて色々と改善され基本もグレードアップされていますが、それに比例してお客様の選択肢も多くなったので、この判断を間違えてしまうと「こんなはずじゃなかった」と暮らしてから後悔する可能性が高くなってしまいます。
そこで今回のブログでは沢山の方にご覧頂いている前回のブログ「お風呂で付けるのをやめるべき設備」に続く第2弾として、前回とは違った視点からお風呂を選ぶ時に失敗しない為の基本的なポイントを3つご紹介して、快適に過ごせるマイホームを手に入れてもらいたいと思います。
ちなみに今回ご紹介する以外でも、このお風呂にして良かった、このオプションは微妙だった、みたいな生の声を頂けると有り難いので、良かったらYouTubeの方にコメントください。
大工時代を含めて15年以上、沢山のお客様の家づくりをお手伝いさせて頂いた経験を踏まえて、これから家を建てる人が失敗しない為の情報を出来るだけ分かりやすくお伝えしますので、ぜひ最後まで読んでください。
お風呂選びで失敗しない3つのポイント
結論から言うと、お風呂選びで失敗しない為のポイントは次の3つです。
①浴槽の種類
②棚とカウンター
③お風呂の広さ
これはそれぞれ基本的な事ですが、この選択をそもそも間違えてしまうとお風呂のグレードを上げたりオプションでどんな設備を付けても、なんか使いにくいなと後悔してしまう可能性があります。
それでは1つずつ説明していきます。
①浴槽の種類
お風呂で失敗しないポイント1つ目は浴槽の種類で、その中でも今回は3つのポイントに分けてお伝えしたいと思います。
ベンチ浴槽
まず1つ目はベンチ浴槽で、従来は浴槽の中がフラットのタイプが多かったですが、今時は差額なしでベンチタイプに出来るメーカーもあって人気が高くなっています。
メリットは浴槽の中に段差があるので腰掛けて半身浴が出来たり、小さなお子さんでも調度いい高さになったり階段にもなるので危なくない、あとはボコッと出っ張っている分だけ節水効果もあったりします。
逆にデメリットはちょっとした事ですが段差があるのでフラットに比べて掃除がしにくかったり、ある程度大きくなった子供と一緒に入ろうと思うと少し狭かったり、お湯の吹出口が近くなるので熱かったりします。
実際に私の家もベンチ浴槽で子供も小さいし結論としてはベンチ浴槽にして良かったと思っていますが、ご家庭によってはフラットタイプの方が良いと感じる方もいると思うので、住宅設備のショールームで浴槽の中に入ったりして体感してから選ぶようにしましょう。
色
2つ目は浴槽の色で一般的には白系の浴槽を選ぶ方が多いですが、たまに落ち着いた空間にしたい、少しリッチな雰囲気や高級感を演出したいと黒系の浴槽が良いなという方もいらっしゃいます。
基本的には好みで選べば良いと思いますが、浴槽に濃い色を選んでしまうと水垢が目立ちやすいので掃除が大変だったり、入浴剤を入れても色が分かりにくいっていうデメリットもあるので、その特性を良く理解した上で選ぶようにしましょう。
断熱浴槽
3つ目は断熱浴槽で、これは断熱性がアップしている浴槽の事でお風呂のお湯が冷めにくいので、光熱費が節約できるというメリットがあります。
一般的な普通の浴槽はお風呂に蓋をして2時間ぐらいで温度が2.5度冷めてしまいますが、この断熱浴槽にする事で保温性能が高くなって、倍の4時間ぐらいは持つようになります。
なので家族みんなが湯船に浸かり、しかもお風呂に入る時間帯がバラバラのご家庭だと、追い焚きしたり足し湯する必要性が少なくなるので、メリットを多く享受する事ができます。
逆に言うと私の家もそうですが必ず湯船に浸かる訳じゃないし、同じ時間帯にまとまってお風呂に入るご家庭の場合は断熱浴槽にグレードアップする事で追加費用もかかってしまうので、本当に必要かどうかしっかり考えてから採用してほしいと思います。
②棚とカウンター
次に、お風呂で失敗しないポイント2つ目は、棚とカウンターです。
お風呂のコーナーに付ける事が多い棚や蛇口下のカウンターはあると重宝しますが、水はけが悪いのでカビやヌメリが発生し易くて、便利な反面シャンプーの底や棚本体の掃除は大変だったりします。
なので最近だと棚とかカウンターを無しにされる方も多くて、シャンプーや小物を床に直置きしたりお風呂の壁に磁石でフックを付けて引っ掛けたり、脱衣室にシャンプーとか一式入っているカゴを用意して、銭湯スタイルで入る時に持っていって出る時に引き上げる方もいるみたいです。
こちらもご家族の性格や暮らし方によって何が良いかは人それぞれですが、当たり前に付いている棚やカウンターも自分達にとって必要かどうか、しっかり検討してほしいと思います。
③お風呂の広さ
お風呂で失敗しないポイント3つ目は、お風呂の広さです。
一戸建てだと畳2枚分の1坪タイプが一般的ですが、さらに半畳分広い1.25坪というお風呂もあり、洗い場が広いタイプが多いですが浴槽サイズが広くなっている製品もあります。
洗い場や浴槽が大きいと気分的にもゆったり入れてリラックス出来るし、子供と一緒に入っても狭さを感じにくいメリットがありますが、浴槽が大きい分だけ水を多く使うので毎日お湯をはるご家庭だと、水道代や給湯代が結構かかるというデメリットがあります。
後は単純に面積が大きくなっただけ物理的に掃除が大変だったり、人によっては少し寒いと感じたり一般的な1坪のお風呂よりも大きくなるので、建物の面積も増えたりユニットバスの金額も高くなってしまいます。
ちなみにうちは子供3人いますが一般的な大きさの1坪タイプを採用していて、広いとは感じないですが狭くて窮屈という感じでもないです。
小さい頃はずっと団地住まいでしたしマイホームを建てる前の5年間ぐらいはアパート暮らしで、どちらも1坪より小さい0.75坪タイプだったので1坪でも贅沢な広さに感じます。
実際に子供と一緒にお風呂に入る時期も10年前後ぐらいで限られているし、広さの価値観も人によって変わってくるので一概には言えないと思います。
なのでお風呂にゆったり入りたいとか、子供とお風呂に入る時間を少しでも快適にしたいっていう人は良いと思いますが、デメリットも一応あるのでそれを十分に理解した上で選択してほしいと思います。
まとめ
最後まとめに入りますが、お風呂選びで失敗しない為のポイントは次の3つです。
①浴槽の種類
②棚とカウンター
③お風呂の広さ
それぞれの概要はここまでお伝えした通りですが、今のお風呂は昔から思うと掃除もしやすいし断熱性も優れていて色々と改善されていますが、それに比例してお客様の選択肢も増えたので「どれにしよう」と迷う事も多いと思います。
実際にお風呂は毎日使う場所なので、どういう仕様のお風呂が自分たちの暮らしに合っているか快適に使えるかをしっかり吟味して、ショールームなどで現物を確認した上で選ぶようにしてほしいと思います。
今回のブログが全てではないですがこれから家づくりを考えている人にとって、毎日の疲れを癒やしてくれるお風呂を納得できる物にして、マイホームの満足度アップの参考に少しでもなれば幸いです。
ご覧いただきありがとうございました。
今後も随時更新予定です!
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