2021.07.25
【工務店社長が激白】選ぶと後悔するハウスメーカー!3つのポイントを明かします!
皆さんもせっかくマイホームを建てるなら自分達の理想とする家、可能なら理想以上の家を建てたいと思いますよね?
その際に1番重要になってくるのがズバリ、家を作るパートナーをどこの誰にするのかという事です。
この選択肢には全国に支店があるような大手ハウスメーカーもあれば、地域密着で年間20棟前後の工務店もあり、実際の統計データだと大手ハウスメーカーで建てる人が半数以上を締めています。
その中でなぜ工務店じゃなくてハウスメーカーに依頼したのかという質問の結果は、「大手の方が安心」「しっかり作ってくれそう」というイメージを持っている方が多く、実際にそれは概ね間違ってないと思います。
ただ全てじゃないですがハウスメーカーで建てても「後悔した」「思ってたような家にならなかった」という声が一定数あるのも確かなので、今回のブログでは選ぶと後悔しそうなハウスメーカーのポイントを3つご紹介して、大切なマイホームを任せるパートナー選びに役立ててもらおうと思います。
一応初めにお伝えしておきますがハウスメーカーを批判したい趣旨は一切ないですし、あくまで個人的主観の話になりますのでその辺りはご理解を頂けますと幸いです。
大工時代を含めて15年以上、沢山のお客様の家づくりをお手伝いさせて頂いた経験を踏まえて、これから家を建てる人が失敗しない為の情報を出来るだけ分かりやすくお伝えしますので、ぜひ最後までご覧ください。
選ぶと後悔するハウスメーカーの3つのポイント
結論から言うと、選ぶと後悔するハウスメーカーのポイントは次の3つになります。
①営業マンとの相性
②プラスアルファ提案
③正直さ
これはどれも住宅会社選びと言いながら結局は人の部分が多く、ハウスメーカーに限らず大切になってくると思うので少しでも参考になれば幸いです。
それでは1つずつ説明していきます。
①営業マンとの相性
ハウスメーカーを選ぶポイント1つ目は、営業マンとの相性です。
大手メーカーの場合は生産性を上げる為にそれぞれの仕事が分業化されている事が多く、そのつなぎ役となる営業マンとの相性は非常に大切で、ここが合わないと家の満足度が大きく下がってしまう可能性があります。
例えば出来るだけ予算内に抑えつつ希望を取り入れた家にするには、営業マンを通じて設計者に細かい希望を伝えていきます。
そのため家づくりが初めてのお客様の希望を上手に汲み取ったり、言いたい事を察して代弁してくれる傾聴力やプレゼン能力が営業マンには必要です。
なので設計士と直接打ち合わせができて間取りプランを考えていける場合は良いですが、営業マンが間に入る場合は余計に注意が必要です。
他にも現場監督やコーディネーターへの連絡、現場が始まってからの工事進捗や報告相談なども営業マンの仕事になるので、営業マンの果たす役割は非常に重要で広範囲に及びます。
せっかく建物が気に入っても自由設計の家は営業マン次第で満足度が大きく変わってしまう可能性が大きいので、相性が悪いフィーリングが合わないなと感じる営業マンが担当になった場合は、言いにくいかもしれませんが担当者変更をするか他のハウスメーカーを検討した方が良いと思います。
ちなみに気をつけたほうが良い営業マンの契約トークやアフターサービスが悪い会社を見分けるポイントについては、別のブログで詳しく解説しています。
下にリンクを貼っておきますので、興味のある方はぜひチェックしてください。
②プラスアルファ提案
ハウスメーカーを選ぶポイント2つ目は、プラスアルファ提案です。
これは家づくりの提案を受ける時に、お客様が伝えた希望以上のプラスアルファを加えて提案してくれるハウスメーカーかどうかという事です。
例えば一番分かりやすいのは間取りプランで、単にお客様が伝えた希望だけしか入っていないプランを提案してきた場合は、少し注意してそのメーカーを検討した方がいいかもしれません。
当たり前ですがお客様は家づくりのプロではないし、思いつく家の希望や発想、工夫の引出しはそれほど多くないので、家を作る側がもっとこうすれば使いやすくなるとか、色々な方法をプロの意見として提案してもらった方が、より満足できるマイホームになるはずです。
それなのにお客様が自分なりにイメージして書いてきたプランがほぼそのまま間取りに採用されてしまったり、図面を見ながらのプラン打合せでここをもっと広くしたい、ここはいらないとかの意見を何の工夫も無いまま採用される事もあります。
その場はお客様も自分の意見がそのまま通って満足かもしれませんが、本当にそのプランがベストか分かりませんし、実際に暮らした際にもっとこうすれば良かったと後悔してしまう可能性もあります。
あとはプランに限らず最初の値段は少し高いかもしれませんが、長い目で見れば冷暖房費や修繕費が抑えられてメリットがあるような素材の提案だったり、住宅ローンの金利タイプで固定や変動のそれぞれの注意点を教えてくれながら、お客様にとって一番良い選択肢を考えてくれることが大切です。
目先の金額を安くするだけではなくお客様が実際に暮らしてからメリットがある提案、生涯コストが1番抑えられる提案をしてくれるハウスメーカーを選んだ方が、マイホームの満足度が大きくアップすると思います。
なのでハウスメーカーの営業マンや設計士から提案を受ける場合は、伝えた希望を叶えてくれるのは大前提で、プラスアルファの提案があるかどうか、親身になって家づくりを考えてくれるのは勿論、自分達の人生を良くしようとしてくれているかどうか、しっかり吟味して確認するようにしましょう。
③正直さ
ハウスメーカーを選ぶポイント3つ目は、正直さです。
これは先程の話と少し似ていますが、メリットだけではなくデメリットも適切に伝えてくれたり、できない事や不得意な事、できるけど止めたほうが良い理由も合わせて説明してくれて、お客様の事を想って正直に教えてくれるかという事です。
実際「これをやってみたい」「あれをやってみたい」というお客様のご希望があるとして、できない事は基本的には無いと考えて頂いて大丈夫です。
ただその出来るの裏側には可能だけど後から大変なメンテナンスが必要になるとか、それを優先する事でこっちが使いにくくなるとか、デメリットが存在する事がほとんどです。
その場しのぎで出来ると言われて、後から大変になるのはお客様だとしたら困りますよね?
ただお客様に気に入られようと思い嫌われたら嫌だという気持ちが先行して、なかなか「できない」よ言えないYESマンみたいになってしまう担当者もいるかもしれません。
そのハウスメーカーのルールや制約で、他社では出来るけど自社ではできない間取りや納まりもあると思いますが、それを正直に伝えられるかどうかは信用信頼にダイレクトに繋がると思います。
自分の理想やこだわりがあまりに叶わないメーカーも論外だと思いますが、何でも「できます、やります」もちょっと怖いと思います。
なので適切にデメリットを教えてくれるかどうか、出来ないにしても出来ない理由、やらない方が良い場合にはその理由もしっかり教えてくれるかどうか、提案力も合わせて確認するようにしましょう。
まとめ
最後まとめに入りますが、選ぶと後悔するハウスメーカーのポイントは次の3つになります。
①営業マンとの相性
②プラスアルファ提案
③正直さ
それぞれの概要はここまでお伝えしてきた通りですが、ハウスメーカーは大きい会社だから絶対に安心という訳ではなくて、細かい打合せや家づくりのパートナーは結局担当者レベルになってくるので、会社も重要ですがそれ以上に人が大切になってきます。
なのでハウスメーカーにしても工務店にしても一生懸命家づくりをしてくれると思いますが、住宅会社を見つつも担当者や設計士さんなど人の部分にも注目して頂いて、後悔のない楽しい家づくりをしてほしいと思います。
ちなみにハウスメーカーと工務店の違いや安心して契約する為にチェックしたほうが良いポイントについては、別のブログで詳しく解説しています。
こちらも下にリンクを貼っておきますので、興味のある方はぜひチェックしてみてください。
今回のブログがこれからマイホームを考えている人にとって、少しでも参考になれば幸いです。
ご覧いただきありがとうございました。
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