2021.03.14
【マイホームに活かすには?】住宅完成見学会!4つのチェックポイントを徹底解説!
皆さんもマイホームを検討する際に他の人はどんな家を建てているのか、この住宅会社で実際に建てたらどんな家になるのか見ておきたいと思うことはありませんか?
建売だったら実際に家を見て体感してから購入できるのでイメージと違う不安は少ないかもしれませんが、注文住宅の場合は1からつくるモノなのでプロに頼むとは言っても、どんな家になるのか?どんな家が自分たちに合っているのか?正直、不安があると思います。
そのイメージギャップを出来るだけ小さくしたり漠然とした不安を少なくできる絶好の機会が、実際に建てたお客様の家を見学できる完成見学会というイベントになります。
住宅会社が作った等身大モデルハウスを見て体感する事ももちろん大切ですが、実際にお客様の建てた家だとご予算の中でいかにこだわりを実現するか?各部屋の配置や収納など、たくさんの工夫がちりばめられています。
家全体の大きさも現実的で極端な豪華仕様な事も少ないので、実際に建てたらどういう風になるかを自分たちの家づくりに重ねてかなりリアルにイメージして参考にできます。
しかし参加するメリットのたくさんある完成見学会ですが、せっかく行ったのになんとなく見学して「新築ってやっぱり良いな~」という感想だけで終わってしまうとすごくもったいないです。
そこで今回のブログでは完成見学会に参加した際にチェックした方が良い4つのポイントを詳しくお伝えして、ただ見に行くより何倍も参考になるように新しい発見ができるようになってもらいたいと思います。
大工時代を含めて15年以上たくさんのお客様の家づくりをお手伝いさせて頂き、今まで数え切れないぐらいの完成見学会を開催してきた経験から出来るだけ分かりやすくお伝えしますので、ぜひ最後まで読んで下さい。
住宅完成見学会4つのチェックポイント
結論から言うと完成見学会をマイホームに活かすためのチェックポイントは、次の4つになります。
1.住んだときの動線をイメージする
2.設備のグレードをチェックする
3.どんな人が住むか教えてもらう
4.外装や配置をチェックする
この4つは家を建てる際に人それぞれ違う部分で、敷地条件や近隣環境、お施主様のこだわりやご予算によって大きく左右されるので、しっかり確認すればかなり有意義な時間と参考になる事間違いなしです。
それではひとつずつ説明していきます。
1.住んだときの動線をイメージする
完成見学会のチェックポイント1つ目は、住んだ時の動線をイメージする事です。
この家にもし住んだらどんな生活になるかをイメージしながら見学すると、お施主様が快適に暮らすために考えた工夫がなんとなく見えてきて、色々と発見できるようになります。
たとえば家に帰ってきたら、荷物や上着をここに置いてそのまま洗面所で手を洗ってここで部屋着に着替えるんだなとか、一連の動きを想像しながら見学すると収納や洗面所の位置をよりリアルに考えられて、自分の家ならこっちにしたほうが良いとか収納はもう少し大きくしたいとか具体的にイメージが出来ます。
他にも料理を作ってダイニングテーブルに配膳して、片付けて洗い物をするという食事場面をイメージしながら見学すれば、この配置は真似してみようとかうちだったらダイニングテーブルはこっちだねとか、漠然と見るよりもたくさんの事を勉強させてもらえます。
せっかく実際の家を見学しても素敵だねだけで終わってしまうとちょっともったいないので、できるだけ頑張って想像力を膨らませて実際に住んだらどう動くか?自分たちだったらどうするか?考えながら見学するようにしましょう。
2.設備のグレードをチェックする
完成見学会のチェックポイント2つ目は、設備のグレードをチェックする事です。
これはたとえばキッチンや洗面台、トイレやお風呂などの設備が、その住宅会社の標準仕様になっているか、それともグレードアップしたりオプション品になっているか確認するという意味です。
仮にキッチンがメチャクチャ素敵だったとしても、プラスで何十万円もオプション費用が必要ならその分予算を多くみないといけないし、そもそも標準グレードは何?という話になるかもしれません。
注文住宅の難しい所は基本的には見本サンプルの実物を見ながら色々と決めていきますが、場合によってはカタログの写真や説明だけで決定しないといけない時もあり、完成してから初めて「イメージと違う」「こんなはずじゃなかった」という思い違いが起きる可能性がある事です。
なので完成見学会で設置されている設備は標準仕様のモノかオプションか、キッチンとかの住宅設備だけではなく床材とか外壁とかも合わせて、案内してくれる担当の人に確認してもらえるとより参加するメリットが大きくなるのでオススメです。
3.どんな人が住むか教えてもらう
完成見学会のチェックポイント3つ目は、どんな人が住むか教えてもらう事です。
これは住む人のプライバシーもあるので教えてもらえる範囲でというのは大前提ですが、どんな人が住むのかを知った上で見学させてもらった方が、間取りや収納などの意味がより深く理解できるようになります。
たとえばお子さんの年齢や人数が分かれば自分たちと共感できる所もあるかもしれないし、逆にこういう手もあったかと将来の参考ポイントとか何かしらの発見があるかもしれません。
さらにお施主様の趣味や生活スタイルまで情報として聞くことができれば「だから土間収納を広くしてあるのか」「確かに室内干しスペースはこれぐらい必要だな」とか、それぞれの配置や大きさ動線に納得できたりします。
プラスαでお施主様の希望に対してどのように提案したのか?その住宅会社の工夫や提案力も感じられると思うので、ぜひ聞ける範囲で良いのでどんな人が住むか教えてもらうようにしましょう。
4.外装や配置をチェックする
完成見学会のチェックポイント4つ目は、外装や配置をチェックする事です。
完成見学会に参加する際は家の雰囲気や中の間取りだけではなく、外装や建物の配置などもしっかり確認して参考にするようにしましょう。
外装についてのチェックとは屋根や外壁にどんな材料を使っているか?という事です。
使う材料の種類や施工方法によって建物の雰囲気を和風にしたり洋風にしたりできますが、そもそも屋根や外壁は雨風から構造材を守ったり外からの熱を防いだり家の中を保温する役割を担っていて、いかに永続的にこの機能を果たすのか?が1番大切になってきます。
オシャレだけど雨漏りしたり、かっこいいけど塗替えが頻繁に必要な材料だと嫌ですよね?
なので耐久性やメンテナンスなど長い目で見た際に家のコストに関わる所なので、デザインをチェックするのももちろん大切ですが外装材の標準仕様や特徴、注意ポイントなども合わせて確認するようにしましょう。
ちなみに屋根や外壁など材料の選び方や注意ポイントについては、別のブログで詳しく解説しています。興味のある方は下のリンクからぜひチェックをしてください。
それから敷地に対しての家の配置もぜひ確認してほしいと思います。
土地の大きさや形に対して車が何台停められるのか?家の大きさはどれぐらいまで大丈夫か?庭はどこになるのか?という基本的な部分を見てイメージするのも1つです。
さらに近隣の家との距離感や窓の配置、採光の取り方とかも見てみると、その住宅会社の設計力や提案力が垣間見れたりします。
完成見学会というとつい間取りや家のデザインに注目しがちですが、せっかくなので外装や配置もチェックして頂いて材料は何を使っているのか?メンテナンス性はどうか?敷地に対する家の計画や配置のコンセプトは何か?を確認して自分の家づくりの参考にしましょう。
まとめ
最後まとめに入りますが、完成見学会をマイホームに活かすためのチェックポイントは、次の4つになります。
1.住んだときの動線をイメージする
2.設備のグレードをチェックする
3.どんな人が住むか教えてもらう
4.外装や配置をチェックする
それぞれの概要はここまでお話した通りですが、冒頭でもお伝えしたように注文住宅は1からつくるのでプロに頼むとは言っても、どんな家になるのか?どんな家が自分たちに合っているのか?正直、不安があると思います。
そのイメージギャップを出来るだけ小さくしたり漠然とした不安を少なくできる絶好の機会が、実際に建てたお客様の家を見学する事ができる完成見学会というイベントになります。
今はなかなかコロナやプライバシーの問題もあるので完成見学会を開催しているところが少ないかもしれませんが、もしそういったイベントに参加する機会があればこの内容を思い出してもらって、少しでも自分たちのマイホームづくりに役立ててもらえたら嬉しいです。
今回のブログがこれからマイホームを考えている人にとって、少しでも参考になれば幸いです。
ご覧いただきありがとうございました。
今後も随時更新予定です!
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