2021.03.07
【家族を守る!】住宅に最適な防犯カメラの選び方!〜3つの重要ポイントを徹底解説〜
皆さんもせっかくマイホームを建てたのに泥棒に入られて何かを盗まれたり、家の中をめちゃくちゃにされたらものすごいショックですよね?
大切なものを盗まれたり家の中を荒らされたりするのも嫌だし、もし家族が泥棒と鉢合わせになったら本当に危険です。
以前の防犯設備TOP3のブログでもお話しましたが、実際に私が暮らしている愛知県豊橋市という地域もちょうど良いぐらいの田舎なので、空き巣が入ったという事件がたまに起きます。
本当に残念な話ですが家に泥棒が入ったりイタズラされてしまったりという被害は、どうしても完全にゼロにはなりません。
TVとかで被害に遭った方のインタビューを聞くと本当にショックだし、今後も怖くてたまらないという不安があり本当に悩まれています。
そこで今回は泥棒やいたずらを予防する対策の1つとして注目されている防犯カメラの選び方と、防犯効果をアップさせるための最適な設置場所やセッティングの注意点について詳しくお伝えしたいと思います。
防犯カメラを付けると聞くとすごく大げさなイメージがあるかもしれませんが、今時はインターホンにもともと内蔵されているモノもあるし独立したタイプも値段が下がっているので、玄関とか駐車場とか家の死角になる所に付けるお客様はとても増えています。
保険と同じで被害に遭うことなんてめったにないだろうと思い付けなかった人が被害に遭ってしまい、やっぱり付けておけば良かったと後悔している話は本当によく聞きます。
大工時代を含めて約15年、たくさんのお客様の家づくりをお手伝いさせて頂いた経験を踏まえて、これから家を建てる人が適切に防犯カメラを付けるためのポイントを出来るだけ分かりやすくお伝えしますので、ぜひ最後までブログを読んでください。
防犯カメラの役割
まずは大前提として防犯カメラの役割から確認したいと思います。
一般的に防犯カメラは家の玄関や勝手口、裏側、駐車場などが映るように設置して、泥棒や不審者が入って来ていないかを監視するための設備です。
ただ監視と言っても画面に張り付いてずっとその画像を見続けることはできないと思うので、実際の使い方としては録画をしておいて万が一被害に遭ってしまった時に、警察に犯人を見つけてもうための証拠としてデータを提出するイメージになります。
また2次的な役割ですが防犯カメラが設置してある事を周知する事で威嚇して、泥棒や不審者を近づけないように抑制するという効果もあります。
ただ防犯カメラは馴染みのない人が多くて少し分かりにくいと思うので、選び方の選択肢として、
①センサーライトの有り無し
②動画データの保存方法
③電源の取り方
をお伝えして最後につける場所のポイントも解説したいと思います。
①センサーライトの有り無し
防犯カメラの選び方1つ目は、センサーライトの有り無しです。
センサーライトは人が近づいてきたら照明がパッとつくもので、不審者を威嚇する際に効果抜群です。
特に夜はいきなり発光するので不審者もビックリするし、昼間はあまり目立たないですが防犯カメラの存在を伝えて侵入者を追い払う効果が期待できます。
共働きで日中留守が多いお宅は、昼間でも死角になるような裏側の窓は泥棒に狙われる可能性があるので、ライトは夜だけと思わず検討する事をオススメします。
あとはあえてライトを付けずに暗いまま撮影する赤外線タイプの防犯カメラもありますが、カラー撮影が出来なかったり近距離しか撮影できないという制限もあったりするので、せっかくカメラを付けるなら防犯効果の高いセンサーライト付きをオススメします。
②動画データの保存方法
防犯カメラの選び方2つ目は、動画データの保存方法です。
大きく分けるとカメラ本体内蔵のメモリーカードに保存する方法と、家の中にある機械に動画データを送り保存する方法の2つがあります。
まずメモリーカードに保存する機種は価格が安くてバッテリータイプが多いので、どこにでも設置できるというメリットがあります。
ただ距離がある場所で人の顔がハッキリ分かるぐらいの画質で撮ろうとすると録画可能時間が減ってしまい、撮影するタイミングとバッテリー容量を配慮しないといけなかったり、泥棒の手の届かない高い位置にカメラを設置しているとメモリーカード取り出す時に少し大変というデメリットもあります。
次に家の中に動画データを送る機種はWi-Fiでデータを送るか有線ケーブルで送るかを選択できます。
メモリーカードタイプより少し費用は高いですが、長時間録画できるという大きなメリットがあります。
Wi-Fiの電波で動画データを送るタイプは家の中の機械と接続がうまくいかなかったり、電波が途切れたりして動画データの送信が失敗する事もあるので、確実に連続して動画を撮っておくなら有線ケーブルが確実です。
ただ有線ケーブルはどうしても外のカメラと家の中の機械をつなぐ配線が必要になるので、後付けする時に配線が露出してしまう可能性があります。
それが嫌だという場合には新築する時点で、防犯カメラの配線をあらかじめ仕込んでおくようにしましょう。
③電源の取り方
防犯カメラの選び方3つ目は、カメラ用の電源の取り方です。
先程の内容と少し被る部分もありますが、防犯カメラの電源は家の電源を使う有線式とカメラに内蔵されているバッテリー充電式に分かれます。
まず家の電源を使う有線式はONにしている間ずっと電池を心配せずにしっかり撮影できますが、後付けだと家の電源位置によってはカメラの設置場所が限定されてしまったり、配線が露出してキレイに納まらない可能性があります。
一方充電式は設置場所をある程度自由にできたり割と簡単に取付けられる反面、バッテリー容量に限界があって撮影途中で充電が切れてしまう可能性があるので、多少天候に左右されますがソーラーパネルでも充電出来るタイプを選ぶようにしたほうが安全です。
あとは比較的安価な金額で購入できますがバッテリーの寿命が来た場合は、カメラが壊れてなくてもカメラごと買換えないといけないタイプもあるので注意するようにしましょう。
設置場所のポイント
次に設置場所のポイントですが、玄関、駐車場、勝手口、家の裏側など死角になる所が代表的です。
基本的にどの場所に防犯カメラを付けるにしても実際に犯行を撮影して言うより威嚇効果の意味合いが大きく、この家はきちんと防犯しているなという牽制のイメージになります。
なのでデザイン的には少し劣ってしまいますが防犯効果を考えると、道路からカメラが見えるようにしたりあえて大きめの機種を選んで目立つようにするのが主流です。
駐車場や駐輪場でいたずらや盗難を防ぐ場合もそうですし、勝手口とか家の裏側とか人目につきにくく泥棒が入りやすい場所についても、なるべく目立つようにカメラを付けることが予防策になります。
あと設置場所で注意したいのが逆光で、地面から3メートルぐらいのちょっと高めの位置に設置して、少し上から見る角度で付けると空が映り込まないので逆光になりにくいです。
ただ2階のバルコニーの手すりとか極端に高すぎる位置に設置したり、1台のカメラで庭全体とか駐車場全部を撮ろうと考えて少し遠い場所に設置してしまうと、いざと言う時に不審者の顔がハッキリ映らない事があります。
なので防犯カメラの台数は必要になってしまいますが、なるべく映したい場所ごとに設置するのがオススメです。
それからダミーカメラを検討される人もいるかもしれませんが、プロの泥棒は高い確率でダミーかどうかを見抜くそうです。
なのでダミーカメラで安く済ませても万が一の時に結果として大きな被害を受けるより、今は数万円で本物の防犯カメラが付けられるのでせっかく防犯対策をするなら、しっかりしたカメラ設置をオススメします。
まとめ
最後まとめに入りますが、防犯カメラを選ぶポイントは
①センサーライトのありなし
②動画データの保存方法
③電源の取り方
になります。
それぞれの概要はここまでお話した通りですが、冒頭でもお伝えしたようにせっかくマイホームを建てたのに、泥棒に入られて何かを盗まれたり、家の中をめちゃくちゃにされたら、ものすごいショックですよね?
大切なものを盗まれたり家の中を荒らされたりするのも嫌だし、もし家族が泥棒と鉢合わせになったら本当に危険です。
今回ご紹介した防犯カメラは保険のようなもので付けなくても大丈夫かな?と思いがちですが、被害が起きてからやっておけば良かったと後悔しても遅いです。
保険と同じで過剰も良くないですが、せっかくこだわりを詰め込んだマイホームが傷つくのを防いだり、何より大切な家族が安心して安全に暮らせるようにするために、心配な方は道路から目立つ場所に一箇所だけでも良いので付けることをオススメします。
ただ当たり前ですが防犯カメラを付けたからと言って確実に泥棒が入らなくなる訳ではなく、玄関の位置や駐車場の位置、敷地の広さや形、近隣環境など家それぞれに条件が変わってきます。
実際には防犯カメラもそうですが家の間取りや窓の位置、防犯ガラスや外構エクステリアなど、色々な工夫や配慮で防犯対策をする必要があるので、出来るだけ泥棒が侵入するスキを与えない死角を作らないように検討しましょう。
今回のブログがこれからマイホームを考えている人にとって、少しでも参考になれば幸いです。
ちなみに効果的な防犯設備や設置しても無駄な防犯設備については、別のブログで詳しく解説しています。
興味のある方は下のリンクから、ぜひチェックしてみてください。
ご覧いただきありがとうございました。
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