2021.02.25
【徹底比較!】大人気のキッチン設備5選!!メリット・デメリットを徹底解説します!
皆さんはマイホームをつくるとなった時、特に奥様はそうだと思いますがキッチンのように毎日使う所ほど失敗や後悔をしたくないと思いますよね?
家事のストレスが少しでも減れば料理も楽しくなるし、ご主人や子どもたちにより美味しいご飯を作ってあげられるはずです。
逆に何となくで決めてしまうと住み始めてから「なんか使いにくいな」と感じて、毎日の料理がストレスになって後悔する可能性が高くなってしまいます。
そこで今回のブログではキッチンづくりで失敗しないポイントを解説して、実際にキッチンを考える時はここに気をつければ使いやすくなると自分で判断できるようになってもらいたいと思います。
大工時代を含めて約15年以上、たくさんのお客様の家づくりをお手伝いした経験から、使いやすいキッチン、毎日の料理が楽しく快適になるためのポイントを出来るだけ分かりやすくお伝えしますのでぜひ最後まで読んでください。
5つのチェックポイント
結論から言うとキッチンで後悔しないためのチェックポイントは、次の5つになります。
1.タッチレス水栓
2.IHの3口目
3.L型キッチン
4.食洗機のサイズ
5.アイランドキッチン
この5つは最近人気で実際に付けたいと考えてる方も多いと思いますが、後悔しないキッチンにするにはそれぞれの欠点をしっかりと理解した上で選ぶ必要があります。
どれも初歩的な内容にはなりますが、まだマイホームを考え始めたばかりの人からしたら「なるほど~」と参考になると思いますし、既に知っている人からしても復習、再確認みたいなイメージで聞いて頂けると幸いです。
当然ですがどの設備にもメリット・デメリットが存在するので、ひとつずつ説明していきます。
1.タッチレス水栓
キッチンのチェックポイント1つ目は、タッチレス水栓です。
タッチレス水栓というのはキッチンの蛇口のところに手をかざすと自動で水が出てくる機能で、洗い物や料理で手が汚れている時に水を出すハンドルを触らなくていいので、後で掃除をしなくて済むというメリットがあり奥様に人気がある機能です。
手だけではなくて汚れたお皿とかもかざせば水が出てくるので、特に洗い物をしている時に便利だと感じると思います。
ただ出てほしくない時にセンサーが反応して水が出てしまう事もあり、濡らしたくない食材が濡れてしまったり不意で水が飛び散ってしまったりという事も起きてしまいます。
正直、慣れの部分も大きいと思いますが使い始めからしばらくは気を使わないといけないので、予め分かった上であればまだ良いかもしれませんがちょっとイライラしてしまう可能性があります。
実際、タッチレス水栓は発売されてから何年も経っているので品質も上がって故障もしにくくなっていると思います。
ただセンサー部分が故障したりすると何万円という費用がかかり普通の蛇口よりは修理費が高いので、その辺りも考慮して設置するか考えるようにしましょう。
2.IHの3口目
キッチンのチェックポイント2つ目は、IHの3口目です。
IHは皆さんご存知の通り電気の力を使って料理をする調理器具で、火を使わないので安全だったりガスコンロと違って真っ平らなので掃除がしやすいというメリットもあって、ガスにするかIHにするか迷う人も多いと思います。
IHには手前側2ヵ所の加熱場以外に奥にもう一つ小さな加熱場があり、そこを3口目と言います。
ここがIHのグレードによってラジエントというニクロム線を熱して使うラジエントヒーター仕様になっているタイプと、手前の2つと同じIH仕様になっているタイプの2種類があります。
ラジエントヒーターの場合はIHと違って加熱場自体を発熱させるので、実際につけると周りまで熱くなりIHに比べ電気代がかかる割に鍋を温めたりが遅かったりします。
お餅を焼いたり海苔をあぶったりという使い方が出来るのはメリットですが、正直使い方が限られている印象です。
これはご家族の人数や料理のスタイルによって変わりますが、3口目をIH仕様にするかラジエントヒーター仕様にするか、使いにくかったり使わなくなってしまったらもったいないので、どちらが合っていそうかしっかり検討してから決めるようにしましょう。
3.L型キッチン
キッチンのチェックポイント3つ目は、L型キッチンです。
L型キッチンは名前のままですが、上から見た時にキッチンの形がL型になっているタイプになります。
L型にする事で作業するスペースや収納量は増えますが、その分キッチンスペース自体を広めに計画したりプランをつくる際に配置を少し工夫する必要があります。
一般的なアパートに暮らした事がある人は基本的に壁付のI型キッチンか対面式のI型キッチンで生活しているので、イメージしやすいし慣れているのでギャップは感じにくいと思います。
しかしL型キッチンを実際に使ったり間取りを体感した方は少ないと思うので、L型に憧れがある人でも実態は分からないという方が多いです。
なのでL型にしたいなと考えている人は早めにショールームに行き実際のキッチンを目で見て体感して、L型キッチンの場合の間取りイメージもどんな雰囲気が使いやすいのか、理想の形なのか、冷蔵庫や食器棚の位置やダイニングテーブルの位置など確認しておくようにしましょう。
4.食洗機のサイズ
キッチンのチェックポイント4つ目は、食洗機のサイズです。
食洗機は皆さんご存知の通り食べ終わった後の食器を中に入れて、スイッチを押すと自動で食器を洗ってくれたり乾燥させてくれる機械で、キッチンにビルトイン型で組込む事ができます。
一般的な食洗機は横幅が60cmのワイドタイプと45cmの標準タイプがあって、ワイドタイプの方がたくさんの食器が入りますが今の主流は45cmの標準タイプが多いイメージです。
あと深さも25cmぐらいの浅型と35cmぐらいある深型の2種類があります。
具体的な収納力の差はカタログだと浅型の方は約5人分、深型だと6人分の食器が入ると記載されていますが、実際には食器の大きさや形もバラバラで物理的にキッチリ隙間なく入れるのは難しいので、カタログ上の人数よりマイナス1人で考えたほうが無難です。
なので家族が5人以上いるご家庭で1回で完結させようと思うと深型を選んだ方が良いし、鍋とかフライパンも食洗機で洗いたいとなると浅型だと入らないので深型一択になります。
当たり前ですが深型にすると浅型に比べて設置費用も水道代も電気代も増えますが、少しでも家事を楽にしたい、時間短縮したいという人には強い味方になります。
なので食洗機を採用する際は横幅を標準タイプにするかワイドタイプにするか、深さを浅型にするか深型にするかしっかり検討するようにしましょう。
5.アイランドキッチン
キッチンのチェックポイント5つ目は、アイランドキッチンです。
アイランドキッチンも言葉のままで日本語に直して「島のキッチン」、ぐるぐるキッチンの周りを回遊できるように設置する方法で行き止まりがなくてスムーズな動線を確保できるので、人気が高いキッチンの配置方法の1つです。
アイランドキッチンと対等する形で人気なのが対面キッチンのペニンシュラキッチンで、こちらも日本語に直して「半島のキッチン」です。
片方が壁で行き止まり一方向のみの動線にはなりますが、アイランドキッチンに比べて場所を取らないのでプランの納まりや全体のバランスを取りやすいのが特徴です。
両方に共通しているのはリビングやダイニングに対面する形でキッチンを設置するので、料理をしながらテレビを見たりお子さんの様子や家族の雰囲気を感じながらキッチンに立つことができます。
あとはキッチンのタイプとして作業スペースをオープンに見せてスッキリ開放的なイメージになるカウンタータイプと、キッチンの前側に1mぐらいの高さの壁を作って手元を隠せるようにする腰壁タイプがあります。
オープンタイプはスッキリ見える分、常にきれいにしておかないと丸見えなので逆効果になってしまう可能性や、急な来客の時に片付けるのが大変って言う事や、あとはカウンタータイプのキッチンになるので予算が上がってしまうというデメリットがあります。
逆に腰壁タイプは開放感は少し減るものの手元が隠れているので多少片付いていなくても大丈夫なのと、腰壁を利用してキッチン側にコンセントが設置できる事、あとはキッチンが一般的なI型タイプで良いので、予算を抑える事ができるのもメリットとしては大きいと思います。
アイランドキッチンにするかペニンシュラキッチンにするか、カウンタータイプにするか腰壁タイプにするか、ご予算や理想とする動線、間取りの形や、キッチンを使う人の考え方や価値観によっても変わるので、どのタイプが自分に合っているのかしっかり比較検討するようにしましょう。
まとめ
最後まとめに入りますが、キッチンで後悔しないためのチェックポイントは次の5つになります。
1.タッチレス水栓
2.IHの3口目
3.L型キッチン
4.食洗機のサイズ
5.アイランドキッチン
それぞれの概要はここまでお話した通りですが、冒頭でもお伝えしたようにキッチンを主で使う事が多い奥様は特にキッチンの失敗や後悔をしたくないですよね?
家事のストレスが少しでも減れば料理も楽しくなるし、ご主人や子どもたちにより美味しいご飯を気分良く作ってあげられるはずです。
逆に何となくで決めてしまうと住み始めてから「なんか使いにくいな」と感じて、毎日の料理がストレスになって後悔する可能性が高くなってしまいます。
ここまでお伝えした事がすべてでは無いですし初歩的で基本的な内容が多かったですが、意外と小さな事が大切な気がします。
今回のブログがこれからマイホームを考えている人にとって、少しでも参考になれば幸いです。
ちなみに今回ご紹介をした話以外にもキッチンや間取りプランの事、オススメできない設備、逆にこれは付けたほう良いという設備について、別のブログで詳しくお伝えしてます。
興味のある方は下にリンクを貼っておきますのでぜひチェックしてみてください。
ご覧いただきありがとうございました。
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