2021.02.16
【超オシャレ】今どき和室のつくり方!5つのポイントを徹底解説!!
うちの会社でも新しいマイホームに和室を作りたいという要望の方は意外と多くて、だいたい半々ぐらいの割合で和室とか畳コーナーみたいな場所をリビングに隣接してつくります。
そこで共通しているのが、昔ながらのいかにも和室という感じではなくて、現代風にアレンジした今時のデザインの和室にしたという方が大半です。
純和風の和室もそれはそれで魅力的ですが、せっかく作るならちょっとお洒落な雰囲気の和室にして、友達とか身内が泊まりに来た時も「お洒落だねー」と言ってもらいたいですよね?
1階に和室をつくる場合には応接間にもなるし、宿泊予定のゲストスペースとか、将来自分達が年を取った時用の寝室にと考える方もいらっしゃいます。
そこで今回のブログでは今時の和室を作るために、気をつけてもらいたいチェックポイントを5つご紹介して、実際に和室を作る時にお洒落になるように、失敗しないようにセルフチェックができるようになってもらいたいと思います。
大工時代を含めて約15年、たくさんのお客様の家づくりをお手伝いしてきた経験から、出来るだけ分かりやすくお伝えしますので、ぜひ最後まで読んでください。
今どき和室のつくり方5つのポイント
今回ご紹介する今時和室の作り方、チェックポイントは次の5つです。
①畳を一工夫する
②間接照明を活用する
③壁紙とカーテンでメリハリをつける
④アクセント素材で演出する
⑤吊り押入れにする
この5つのポイントは、そんなにお金をかけずに本当に少しの工夫だけで、今どきのシンプルでお洒落な雰囲気の和スペースにする事ができます。
実際に詳細を決める際には住宅会社の担当者と決めていくと思うので、その担当者にセンスと実績があればお任せでも良いかもしれません。
ただ少しでも不安ならお客様自身もどんどん意見を伝えて大切なポイントを理解しながら進めたほうが、打合せがもっと楽しくなるだろうし理想に近い家づくりになると思います。
それではひとつずつ説明していきます。
①畳を一工夫する
今時和室の作り方1つ目は、畳を一工夫する事です。
和室に入るとまず目に入るのが畳で、その柄や形が第一印象として大切になってきます。
昔ながらの畳は長方形ですが、今は正方形の畳が主流になっていて縁のない畳が人気です。
中でも畳の目が詰まった目積(めせき)と言うデザインがシンプルで、スッキリとした印象になるのでオススメです。
さらにカラー畳にすればライトグレーとかグレージュとかカラーバリエーションが豊富なので、家全体の雰囲気に合わせてあまり和を主張せずにさりげない和室を演出する事ができます。
基本的には家の床と考え方は同じで、畳も面積が大きいので少し工夫するだけで、見た目の印象に大きく影響して和室の雰囲気をガラッと変えてくれます。
②間接照明を活用する
今時和室の作り方2つ目は、間接照明を活用することです。
和室をメインの部屋として使う場合にはある程度の明るさが必要だと思いますが、基本的に応接間やゲストルームみたいな用途であれば間接照明の淡い明かりで十分です。
真ん中にドンっといかにも和っぽい照明を付けるのも勿論ありですが、シンプルにお洒落にすると言うコンセプトであれば、直接照明が見えないように関節的な光を中心にして、さらに白い光ではなくて暖色系のオレンジ色っぽい柔らかい色のLED照明にすれば、雰囲気はグッと良くなります。
ただその和室で本を読んだり仕事をしたりという用途がある場合は、暖色系の照明だと目が疲れてしまうので昼白色の照明に切り替えられるタイプを選んで、シーン別に照明色を変えるようにしましょう。
この間接照明の照らし方や雰囲気はなかなか言葉では伝えにくい部分だと思うので、インスタグラムとかピンタレストとかで好きな雰囲気の写真をいくつか保存しておいて、担当のコーディネーターの人と共有する方法がオススメです。
③壁紙とカーテンでメリハリをつける
今時和室の作り方3つ目は、壁紙とカーテンでメリハリをつける事です。
最近は和室に限らず家全体の壁や天井を基本的にはシンプルな白系で統一して、例えばキッチンの天井を暗くしたりテレビ裏の壁の色を変えたりして、空間にメリハリをつける事が多いです。
同じ要領で和室も天井や壁はシンプルな白系にしておいて、窓のカーテンや空間を仕切るためのロールスクリーンを濃い色やビビッドな色を差し色で入れると言うのがスタンダードです。
もしくは壁紙の1面を部分的にアクセントとして色を変えるのもありで、組み合わせると例えば、壁紙は和紙調のモノとかであっさり目の色を使って、窓のカーテンに濃い色を持ってきて空間を引き締めます。
ちなみに色や柄でアクセントを付けたくて個性的なモノを選びたいなら、壁紙ではなくカーテンやロールスクリーンでやるようにしましょう。
万が一チョイスに失敗したり雰囲気を変えたいとなった時も、カーテンとかならリカバリーが効きやすいので参考に覚えておいてください。
④アクセント素材で演出する
今時和室の作り方4つ目は、アクセント素材で演出する事です。
例えば床の間の一部をくり抜いてそこに砂利を敷いてみたり、一部の壁を塗り壁にして和テイストになるようにコテムラ仕上げにしたり木の格子で目隠しをつくったり、こんな感じで和に合う素材をアクセントで使うと、より深くより良い雰囲気になります。
ただ正直ここはお客様の好みで、あまりやり過ぎるとコテコテになってしまう可能性もあるので、個人的には程よくぐらいがオススメです。
⑤吊り押入れにする
今時和室の作り方5つ目は、吊り押入れにする事です。
吊り押入れと言うのは名前のままですが吊ってある押入れで、一般的な床から天井まである押入れと違い床から高さ70cmとか、80cmより上から天井まで押入れがあるイメージです。
この下を開けておいて例えばこの部分だけ板の間とかにしておけば、お雛様とかカブトとか季節モノを飾ったりもできるし、畳で使う座卓テーブルを使わない時は収納しておく事も可能です。
あとは物理的に下が開いてると目線が抜けて空間に広がりが出るのと、地窓をつければプライバシーを守りながらも自然の光をいれる事ができます。
プラスαここに間接照明を仕込んで、光の陰影を楽しむのもお薦めです。
リビングに和室を作るときのアイディア
最後に和室まではいらないけど、ちょっとした畳コーナーはほしいと言う人に向けて、ご提案になります。
例えば畳コーナーで洗濯物を仕分けたり畳んだりしたいとか、子供を遊ばせたり寝かしたりしたいとか、普通にゆっくり畳で寛ぎたいとか、出来ればそんなスペースがあったらいいなと思っている人は意外と多いです。
そうなると一般的にはリビングのどこか一角に畳スペースを作ると思いますが、今回はあえて敷畳というフローリングの上に敷くことを前提とした畳があり、それをリビングの好きな場所に敷くという方法をオススメします。
この敷畳は結構種類が豊富にあり薄くてカーペットの延長のようなモノから、厚みがあり長く使えるしっかりしたものまでバリエーションがたくさんあります。
なので必要な時期だけリビングに敷畳を敷いて必要がない時は収納してと柔軟に使う事ができ、万が一畳やはりいらないとなっても、どかせば良いだけなので簡単です。
ちょっとした畳コーナーを作る際の1つの選択肢にしてもらえると幸いです。
まとめ
最後まとめに入りますが、今時和室の作り方チェックポイントは次の5つです。
①畳を一工夫する
②間接照明を活用する
③壁紙とカーテンでメリハリをつける
④アクセント素材で演出する
⑤吊り押入れにする
それぞれの概要はここまでお話した通りですが、冒頭でもお伝えしたようにうちの会社でも新しいマイホームに和室を作りたいという要望の方は意外と多く、だいたい半々ぐらいの割合で和室とか畳コーナーのような場所をリビングに隣接してつくります。
せっかく作るならちょっとお洒落な雰囲気の和室にして、友達とか身内が泊まりに来た時も「お洒落だねー」と言ってもらいたいですよね?
お伝えした5つのポイントがもちろんすべてではないですが、お金をそんなにかけなくても少し工夫するだけで和室の雰囲気がガラッと変わるのは、なんとなくでも感じてもらえたと思います。
今回のブログがこれからマイホームを考えてる人にとって、少しでも参考になれば幸いです。
ご覧いただきありがとうございました。
今後も随時更新予定です!
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