2021.02.11
【やらなきゃ損!?】新築にオススメのオーダー設備5選!
皆さんは家の設備を作る時に使う造作というを知ってますか?
造作とは簡単に言うとオーダーで作ることで、材質や幅、奥行とか長さとか細かい部分まで設計して住宅会社の人に作ってもらいます。
例えば収納だったら入れるものに合わせて大きさや扉の開け方、棚の枚数とかを決め、自分達の理想の暮らしに合わせてカスタマイズできます。
よくある質問で造作は高そうと聞かれます。
確かに安い訳ではないですが、どこか家具屋さんなどで新調するとしたらそれ程大きく金額は変わりません。
何より自分のオリジナルで作れて建物にピタっと合わせてスッキリ設置できるので、それこそお値段以上の価値がある気がします。
そこで今回は私が個人的にみなさんにぜひオススメしたい、さらに実際にお客様からも人気が高い造作設備5つをご紹介したいと思います。
このブログを読んでもらえれば造作設備の良さや使いやすさや造作を依頼する際のポイントも理解してもらえるので、実際の家づくりに役立てていただけると思います。
大工時代を含めて15年以上、たくさんのお客様の家づくりをお手伝いしてきた経験から、出来るだけ分かりやすくお伝えしますので、ぜひ最後まで読んでください。
5つのオススメ造作設備
はじめにオススメの造作設備を5つご紹介します。
①造作カウンター
②収納
③オープン階段
④洗面化粧台
⑤TVボード
これはどれもほぼ毎日使うモノで、しかも暮らしやすさに直結する部分になります。
それでは1つずつ紹介します。
①造作カウンター
オススメの造作設備、1つ目は造作カウンターです。
造作カウンターとはいろいろな用途で使うカウンター全般の事です。
たとえばLDKやファミリースペースの一角にカウンターを付ければスタディースペースとして、子供がそこで勉強したりご主人様や奥様のちょっとした書斎としても活用できます。
パソコンをしたり本を読んだりコーヒーを飲んで一息ついたり、本当に活用の仕方はいろいろです。
子供部屋に最初から勉強机の代わりに造作カウンターを付ける方も結構多く、勉強机でももちろん良いのですが物理的に大きく金額も高いので、大人になると処分する人がほとんどです。
なので大人になっても使えて部屋の形に合わせて作れるシンプルなカウンターは、私の会社でもかなり人気があります。
さらにカウンター下に収納を付けてより使いやすくしたり、奥行を小さくしてちょっとした飾り棚にしたり、少しの工夫で結構バリエーションが豊富です。
しかも材料や作り方にもよりますが長さ2mのカウンターが3万円ぐらいで作れるので、費用対効果の面でもオススメな造作設備の1つになります。
②収納
オススメの造作設備、2つ目は収納です。
当たり前ですが快適な暮らしを実現するためには、収納計画が必要不可欠だと思います。
キッチンの背面収納やパントリー、ランドリールーム、ファミリークローゼットなど家の要所に必要な分だけの収納がないと、動線も悪くなりスッキリ整理できないのでちらかってしまいます。
たとえばキッチンの背面収納やパントリーは、オープンタイプにするのか?扉を付けて隠せるようにするのか?棚の枚数は何段にするか?上の棚は危ないから固定して、下の棚は収納するモノによって高さを変えられるように可動棚にしようとか、炊飯器が使いやすいように引き出せるタイプにしようとか使い方によって選択肢がたくさんあります。
リビングや玄関にも上着をかけられるちょっとした収納を設置したり、3畳ぐらいのちょっとした畳コーナーを40cmぐらい小上がりにして、その下に引き出し収納をつけて子供の玩具をしまおうとか、暮らし方によって造作設備のアイデアもたくさん浮かんできます。
先程ご紹介した造作カウンターと違い棚の高さや枚数や納まりとか詳細に打ち合わせをする必要はありますが、経験豊富なコーディネーターであれば上手に造作設備も取り入れながら理想の暮らしを形にしてくれます。
一度今持っているモノをリストアップしてどこに何をどのように収納したいのか、暮らし方に合わせて収納を作り毎日の掃除や片づけといった生活が少しでも楽になるようにしましょう。
③オープン階段
オススメの造作設備3つ目はオープン階段です。
この階段は名前の通りで周りが壁に囲まれていなくて、さらに階段の蹴込みという部分がオープンで抜けているタイプを指していて、造作設備の部類に入るか分からないですが、メリットがたくさんあるのでご紹介させていただきます。
玄関の階段でもそうですが最近人気のリビング階段だと、特にこのオープン階段を採用している人が多いです。
メリットとしてはなんといっても雰囲気がオシャレになり、これは好みもあると思いますが基本的にはシンプルでスッキリとした仕上がりにできます。
材質としては鉄骨を使ったり木を使ったいろいろですが、オープン階段特有の開放感や蹴込みがないことでのヌケ感、空気循環の効率性もメリットの1つです。
逆にデメリットとしてあげられるのは蹴込みがないのでホコリが下に落ちやすかったり、オープン階段を設置する場所によっては音が漏れやすかったりします。
ただ実際にはホコリは適切に掃除すれば良いし、音の問題も設置場所を配慮すれば解決するので基本的には大きな問題ではないと感じます。
少し予算は上がってしまうかもしれませんが、間取りや暮らし方によってはオープン階段はオススメな設備の1つになります。
④洗面化粧台
オススメの造作設備、4つ目は洗面化粧台です。
一般的にはタカラスタンダードやLIXILなど住宅設備機器のメーカー品を選ぶ人が多いですが、最近は洗面化粧台を造作で作りたいという需要も多くて凄く人気です。
実際に私の会社でも造作の洗面化粧台を標準仕様にしています。
メーカー品はお手入れのしやすさとか機能性は優れていますが、どうしてもデザイン性に欠けてしまう商品が多いです。
造作の洗面化粧台は鏡やボウルや水栓などすべてを自分の好みでセレクトして、それにタイルやモールテックスという塗り壁なども組合せながら、完全オリジナルの自分だけの洗面化粧台をつくる事ができます。
家族はもちろん来客の際にも手洗いなどで使う場所なので、どうせならやっぱりお洒落にしたいって思いますよね?
ボウルを陶器の可愛いタイプにしたり水栓をシャワータイプにして朝に頭を濡らせるようにしたり、カウンターは木を使い扉や化粧品をしまう引き出しを付けたり、本当にいろいろとご提案ができます。
ただ注意事項としてはボールが小さ過ぎると水ハネがしやすかったり、蛇口の位置によっては使いにくくなってしまったり、鏡の大きさやコンセントの数など細かい所に注意して作らないと、見た目はいいけど使いにくくなってしまいます。
なので造作の洗面化粧台を作る場合はきちんと、実績と提案力のある住宅会社に依頼するようにしましょう。
⑤TVボード
オススメの造作設備の5つ目はTVボードです。
これは私の会社では9割ぐらいのお客様が造作でつくります。
理由としては作り方にもよりますが買うのとそれほど変わらない金額で作れる事が多いのと、床板や他の造作カウンターと同じ素材で作る事で家全体の統一感が出てスッキリシンプルに仕上げられるからです。
あまりコテコテに作る人は少なくて、本当にカウンターのようなTVボード1枚とか上下に1枚ずつぐらいの人が多く、TVは壁がけでスッキリさせTVボードも必要最低限で仕上げる事が多いです。
デザイン性も高く機能性も悪くないし、費用も5万円ぐらいでコスパが良いので個人的には本当にオススメです。
まとめ
最後まとめに入りますが、オススメの造作設備は次の5つになります。
①造作カウンター
②収納
③オープン階段
④洗面化粧台
⑤TVボード
造作設備というと高そうとか決めるのが面倒くさそうとか、すこしマイナスなイメージを持っている人がいるかもしれません。
しかし実際には特別高くはなくて、提案力のある住宅会社なら使いやすくてお洒落な造作設備を、楽しく打合せをしながらどんどん決めていけます。
ただ先程もお伝えしたように唯一の注意事項としては、オリジナルで使いやすく満足度も高くなる反面、材料の選び方や作り方、家全体のデザインや統一感など、しっかり考えて作らないと残念な結果になる可能性があります。
なのでやはり自分達がやりたいなと思う造作設備の実績や提案力があり、実際に作る職人さんが造作に慣れている住宅会社に頼むことが成功の秘訣になると思います。
今回のブログがこれからマイホームを考えている人にとって、少しでも参考になれば幸いです。
ちなみにその他の設備やプランについてのチェックポイントについては、別のブログで詳しく解説しています。
気になる方は下のリンクからぜひチェックしてください。
ご覧いただきありがとうございました。
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