2023.03.19
【害虫最悪】新築なのにゴキブリ出没!効果抜群の対策を4つご紹介します!【マイホーム・家づくり・注文住宅】
「新築のG(ゴキブリ)対策、コレで決まりです。」
皆さんも新しいマイホームで、Gは絶対に出て欲しくないと考えると思いますが、意外と新築でもGが出るケースが結構多くて、正直あまり良い気持ちにはならないし、実際に発見したらちょっとショックを受けると思います。
そこで今回は「効果抜群のG対策」を4つご紹介しますので、Gの発生を極力未然に抑えられるように、もし発見しても、次の日からは安心して暮らせるように、有効な対策を考えるうえでの参考にして頂けると幸いです。
大工時代を含めて15年以上、たくさんのお客様の家づくりに携わった経験を踏まえて、有益な情報をできるだけわかりやすくお伝えしますので、ぜひこのタイミングでYouTubeのチャンネル登録をして頂き、最後までご覧ください。
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それでは1つずつ解説します。
1.侵入経路をふさぐ
G対策の1つ目は、進入経路をふさぐ事です。
新築工事中に侵入してしまう事も稀にありますが、基本は引渡しの段階ではいない事が前提になるので、外部からの侵入をふさぐ事が、予防として第一の対策になります。
代表的なGの侵入経路は
①排水管
②換気口やダクトの周り
③エアコンの排水ドレン
の3つが有力になります。
①排水管
まず1つ目の排水管については、基本的にトラップという水が溜まる場所があり、排水先の匂いが逆流しないように工夫されています。ところが、あまり設備を使わないでいると、トラップ部分の水が蒸発してふさぐ物がなくなるので、匂いだけでなくGまで通れるようになってしまいます。
具体的な設備でいうと、例えば補助的に作った2階の手洗いとか、洗濯機のそばに作ったスロップシンク、あと良くあるのがキッチンの食洗機とかです。思ったより使わないだけでも勿体ないですが、+α、Gの侵入経路にもなってしまいます。
ただこの対策は簡単で、普段から使っていれば問題無いですし、仮に使ってない場合でも定期的に水を流してあげれば、トラップに水が溜まるので、Gはもちろん、排水先の嫌な臭いも防ぐ事ができます。
②換気口やダクトの周り
2つ目の侵入経路は、義務付けされている24時間換気の給気口や換気口、キッチンの換気扇、エアコンのダクト周りからが多いです。
どれも内壁と外壁に穴をあけて貫通させますが、その穴の処理が甘かったり、経年劣化でコーキングやパテが痩せてしまうと、雨漏りの原因にもなるし、Gの通り道もでき上がってしまいます。
実際に施工不良の場合は即時になりますが、経年劣化の場合は5年~10年ぐらいでひび割れとかが発生してきます。なので住宅会社の定期点検の際に必ず確認してもらって、必要なら補修までしてもらうようにしましょう。
③エアコンの排水ドレン
最後3つ目の侵入経路は、エアコン本体に溜まった水を外部へ放出する排水ドレンというホースからで、Gは湿気があって暗くて狭い所を好む習性があるので、排水ドレンの中は最適な環境と言えます。
ただこの対策も簡単で、外部側のホースの口に付ける防虫キャップが市販で売っているので、それを付ければOKです。「エアコンからGが出てきた」なんて事が無いように、新築したらすぐに付けるようにしましょう。
2.燻煙剤や駆除剤
G対策の2つ目は、燻煙剤や駆除剤を使う事です。
まず燻煙剤で有名なのはバルサンという商品で、小さな隙間とか見えない所まで煙が届いて、隅々にいるGを残らず退治してくれます。
ただこの注意点としては、バルサンはあくまで殺虫剤で、既に潜んでいるGには効果がありますが、30分の換気で成分がゼロになることが特徴にも書いてあるので、予防効果は一切無い事がわかります。
なので、Gが絶対にいるという明確な場合は良いですが、不確かな時はブラックキャップなど、持続時間が長い置き型の駆除剤を使うのがおすすめです。例えばキッチンのシンク下やゴミ箱スペースの裏側に置いておくと、効果テキメンです。
ちなみに、実際に私の家や職場でもブラックキャップをいろいろな場所に置いていますが、設置してからはほとんど見かけなくなりました。口コミでもかなり評判が良いので、迷ったら一度使ってみると良いと思います。
3.古い段ボール
G対策の3つ目は、古いダンボールの処分です。
ダンボールは湿気を持ちやすく、保温性もあって暖かいので、実はGにとって快適な環境になっています。例えばずっと家に置いてあったダンボールや宅急便のダンボールには、Gの成虫や卵が潜んでいる可能性があります。
なので新しく家を建てて引っ越しする時に、以前から使ってた段ボールに荷物を入れてマイホームに持ち込んでしまうと、一緒にGも家の中に連れてきてしまう事になります。
なので引っ越しの際はできるだけ、新しいダンボールを利用したり、無印とかで買った収納ケースで持ち運ぶのが最適です。
あと仮に、ダンボールを使う場合にもすぐに入れ替えて処分したり、保管するにしても日の良く当たる場所に置いておく必要があります。もし黒っぽい粒があったらそれは卵鞘(らんしょう)で、その中に15個~50ぐらいの卵が入っていると言われているので、早急に捨てた方が賢明です。
あとダンボールはGの他に、ダニ、ノミ、蜘蛛、シロアリなどの害虫が付いている可能性もあるので、できるだけ処分して新しい家には持ち込まないようにしましょう。
4.除湿と掃除
G対策の4つ目は、湿気対策と掃除のポイントをまとめてご紹介したいと思います。
まず湿気対策ですが、基本的にGは湿気があって暖かい場所、暗くて狭い場所が好きです。なので、キッチンや洗面台のシンク下の収納など、湿気が溜まりやすい所には除湿剤を置いて、Gが住みにくい環境を意図的につくるようにしましょう。
あと掃除のポイントとしては、まずキッチンの排水口や三角コーナーのゴミをこまめに捨てるようにしましょう。あとはシンク下やゴミ箱スペース、食洗機の排水フィルターなども定期的に掃除したり、少し大変ですがキッチンコンロの周りも、料理のたびにきれいに拭くのが望ましいです。
なのでG対策としては、まず侵入経路をふさぐ事が大切で、配管周りやダンボールなどに気を付けて、その後に除湿や掃除で住みにくい環境をつくり、それでも発生するようならバルサンやブラックキャップで駆除する、という順番が合理的で早いと思うので、参考にして頂けると幸いです。
●まとめ
ちなみに以前の動画で、掃除のしやすい家づくりのポイントやキッチン設備の選び方について詳しく解説しているので、興味のある方は下のリンクからぜひご覧ください。
ご覧いただきありがとうございました。
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