2020.12.10
【あせりは禁物!】家を建てるベストタイミング4つを解説!ゆとりの準備期間であせらず建てる!
みなさんは家はいつ建てるのがベストなんだろうと考えたことはありませんか?
多くの人が、人生で1番大きな買い物がマイホーム購入で、3,000万円4,000万円のお金を35年という長期で借りて返済していきます。
なんとなく不安で、いつかは建てなきゃなと思いながらも、ついズルズルと時間がたってしまったという人はけっこう多いと思います。
そこで今回は家を建てるベストなタイミング4つを詳しく解説して、うちはこの時期に建てれば良さそうだなと、ざっくりでも判断できるようになってもらいたいと考えています。
自分に合ったベストなタイミングが分かれば、逆算してどれくらい前から土地を探したり準備した方がいいのか?のスタートを切る時期も把握できるようになります。
大工時代を含めて15年以上、数多くのお客様の家づくりをお手伝いさせていただいた経験から、どのタイミングで家を建てたらいいのか、わかりやすくお伝えしますので、ぜひ最後までご覧ください。
家を建てるベストタイミングは次の4つ
結論から言うと、家を建てるベストタイミングは次の4つです。
- 子どもが小学校へ上がるとき
- アパートなど賃貸の更新のとき
- 希望の土地が見つかったとき
- 貯金がたまったとき
理由としては、この4つのタイミングを逃してしまうと、いろいろな面で損失が大きかったり、キッカケがなくなりモチベーションが上がらなくなったりする可能性があるからです。
しかもたいていのお客様が、どれかは必ず通過するタイミングです。
ただ極論を言うと、家づくりは考えることや決めることがたくさんあり、正直大変な部分もあるので、本当にモチベーションが大切です。
そういった意味でやる気が出たときに、いつでも建てたいときに建てれば良いとは思います。
それを前提に何かキッカケがあったほうが良いという方のために、解説していきます。
1.子どもが小学校へ上がるとき
家を建てるベストタイミングの1つ目は、子どもが小学校へ上がるときです。
これはもうお子さんがいるお宅ではかなりの確率で当てはまるタイミングで、完成した家の引き渡しで3月が最も多い理由の1つにもなっています。
やはり家は家族のため、しかも子どものために建てると考える人が多く、どうせなら新しい家が完成してから小学校生活を始めさせてあげたい、と思うお客様が多いからです。
登校班があるような地域だと、1年生から同じ友達同士で登校した方が仲良くなっていいし、近所の友達と遊ぶにしても、小さいうちに仲良くなった方が、付き合いが長い友達になりやすいと思います。
入学後に家が完成して小学校の学区が変わり、転校になるのを避けたい場合は、入学前に家を建てるのが鉄板のタイミングです。
この小学校入学のタイミングを逃してから家を建てるとなると、子どもが転校したくないと言うかもしれないし、親の心情的にも友達が変わるとかわいそうと考えて、マイホーム計画がずるずる先延ばしになりがちです。
正直これは親の考え方次第で、転校は転校で子どもにとって友達が増えたり、違う環境になじむ順応性が養われたりとポジティブに考えれば、悪いことばかりじゃないと思います。
実際に私自身も小学校の時に転校しましたが、小学校の時の友達は友達で会えば話すし、今でも繋がっている友達も何人もいます。
そう考えると転校をした方が良いとまでは言わないですが、大人になってみるとそれも一つの財産、貴重な経験と考えることもできます。
少し話はそれましたが、小学校へ上がるタイミングというのは、一つのキッカケとしては十分な動機になると思います。
ただ欲を言うと、小学校に上がる少し前、保育園の年中さんぐらいから引っ越しておくと、子どもにとってはそのまま友達と同じ小学校に行けるし、保護者同士も保育園の方がお迎えとかもあって仲良くなりやすいので、早めに動ける人にはオススメのタイミングです。
2.アパートなど賃貸の更新のとき
続いて家を建てるベストタイミングの2つ目は、アパートなど賃貸の更新の時期です。
アパートやマンションの賃貸は2年契約が多く、その更新のタイミングで家を建てて引っ越したいと考える人も意外と多いです。
更新はアパートによっては、新たに礼金や不動産会社に手数料を払うこともあるので、なるべく出費を抑えたいならこのタイミングも外せないと思います。
中には社宅や賃貸でも会社から半額ぐらい家賃補助が出て、急がなくても良いという方もいます。
しかし、安いと言っても家賃は自分の資産になるモノではなく、当たり前ですが大家さんの資産を増やしているだけです。
社宅などで自己負担が少なくても、何年も積み重なれば何十万円という大金になるし、普通にフルで家賃を払っているならなおさらです。
これだけ低金利の時代なので、住宅ローンで借りる金額によっては、本当に家賃と変わらない支払いで家を建てることができるので、早めに建てるべき立派な理由になります。
余計な出費は抑えたいならこの家賃の出費も踏まえて、アパート更新の時期もタイミングの一つにしてほしいと思います。
3.希望の土地が見つかったとき
家を建てるベストタイミングの3つ目は、土地を買って家を建てる人で、希望に合った土地が見つかったタイミングです。
理由としては、土地は同じものが2つとないため、希望に合った土地が出たら早めに決めないと、良い物件ほど他の人にすぐに買われてしまうからです。
ただし、良い土地が出たらすぐに決められるように「これとこれの条件が満たされていたら買う」といった感じで、自分たちの基準を決めておくことが大切です。
そのためになるべくたくさん土地を見たり、住宅会社もある程度回って話を聞いておいたりする必要があります。
良い土地を目の前にしても買うことを決められず逃す人というのは、その土地が本当に自分たちに合う土地かどうか判断できず、迷っているうちに他の人に買われてしまうというパターンがほとんどです。
良い土地を買って家を建てるタイミングを逃さないためには、普段から良い土地かどうか、自分たちに合う土地かどうかを判断できるように目を養い、適切なアドバイスをしてくれる工務店に出会っておくことが本当に重要です。
土地は同じモノはないため、希望の土地がみつかったら素早く判断できるように、しっかり準備をしておきましょう。
失敗しない土地探しの方法や具体的な探し方については、以前のブログで詳しく解説しています。
興味のある方は下のリンクからチェックしてみてください。
4.貯金がたまったとき
家を建てるベストタイミングの4つ目は、貯金がたまったときです。
ある程度自己資金を多くして住宅ローンの借入額を少なくしたいという方は、貯金目標を決めてそこを基準にするのも一つの方法です。
個人的には正直、時間をかけて頑張って頭金を貯めるというより、マイホームはフルローンでも大丈夫だと考えています。
これは賛否両論あると思いますが正解はないので、自分たちの性格やご予算、資金計画に合わせて判断してください。
夢のマイホームを建てるために「貯金を頑張る」とモチベーションも上がり、目標も立てられそうなら、家づくりを始める一つのタイミングにしてもらえればと良いと思います。
どれぐらい前に住宅会社の検討を始めるか
家を建てるベストタイミングの、どれくらい前に住宅会社を回ったほうが良いかというと、あくまで目安ですが、引っ越し希望時期の遅くても1年前、できれば2年前ぐらいには検討を始めるようにしましょう。
家を建てることを任せる契約を住宅会社と結んでから、実際に家ができるまでの工事期間は会社によって違って、早いと半年くらいで長いと1年ぐらいかかります。
別に住めればいい、どこの会社で建ててもいいという人は構いませんが、注文住宅で検討している人の多くが、間取りやデザイン、性能や工法にこだわって、自分たちらしいマイホームを建てたいと考えていると思います。
しかし、せっかく調べて検討してこの会社が良いなとなっても、工事期間がちょっと長めの会社で希望の引っ越し時期に完成が間に合わなかったら、他社も検討することになります。
そうなると自分の建てたい家ではなく、単に希望のタイミングに間に合う家のような選び方になり、とても残念な感じがします。
基本的に家は人生の基盤、家族と一生そこで暮らしていくモノなので、どうせなら自分の気に入った性能やデザイン、こだわりがたくさん詰まったマイホームに暮らしたいですよね?
自分たちの希望をかなえてくれる住宅会社を選び、引っ越したい時期に間に合わせるなら、できれば2年前、遅くても1年前から住宅会社の検討を始めて、気になる住宅会社があれば積極的に話を聞きに行くようにしましょう。
また以前の別のブログ「家づくりのスケジュールを狂わす原因TOP3」で、なぜ2年前から動き出したほうが良いのか、家づくりでどんな問題が発生する可能性があるのか、詳しくお伝えしています。
・まとめ
最後まとめに入りますが、家を建てるベストタイミングの4つは、
- 子どもが小学校へ上がるとき
- アパートなど賃貸の更新のとき
- 希望の土地が見つかったとき
- 貯金がたまったとき
になります。
今回の話を参考になんとなくでも入居したいタイミングが決まったら、できれば2年前、遅くとも1年前から、住宅会社の検討を始めましょう。
住宅会社によって、打合せ期間や施工期間は本当にバラバラです。
ご契約から建物完成までが半年の所もあれば、1年は最低でもかかるという所もあります。
住宅会社や土地を吟味していると、あっという間に半年や1年は経ってしまい、いつの間にか「あまり時間がない」「早く決めないと入学に間に合わない」とバタバタするのは、正直よくある話です。
そうならないように、せっかくの注文住宅なので、自分たちの理想の場所に理想のマイホームが建てられるように、入居目標を明確に決めて計画的に進めるようにしましょう。
ご覧いただきありがとうございました。
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