2022.09.25
【注文住宅】工務店社長オススメ!キッチンで選ぶべきオプション設備4選!
「キッチンのオプション設備、これ外したら後悔します。」
皆さんもせっかくマイホームを建てるなら、毎日使うキッチンも便利に、できるだけ料理や片付けの手間を減らしたいと考えると思いますが、意外とオプションの種類もたくさんあり、後からやっぱり付けておけば良かったという後悔の声を良く耳にします。
そこで今回は、個人的におすすめな「キッチンのオプション設備4選」をご紹介しますので、暮らしてから「使いやすい」「付けて良かった」と満足できるように、キッチンを計画する上での参考にしていただけると幸いです。
大工時代を含めて15年以上、たくさんのお客様の家づくりに携わった経験を踏まえて、有益な情報をできるだけわかりやすくお伝えしますので、ぜひこのタイミングでYouTubeのチャンネル登録をしていただき、最後までご覧ください。
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それでは1つずつ解説します。
1.タッチレス水栓
おすすめのキッチン設備1つ目は、タッチレス水栓です。
タッチレス水栓はキッチンの蛇口に手をかざすだけで、水を出したり止めたりできる機能の事で、以前の動画では、タッチレスのセンサーの反応が微妙という事をお伝えしましたが、その後改善されて使いやすくなったので、改めておすすめ設備としてご紹介したいと思います。
まずタッチレスのメリットは、料理や洗い物で手が汚れていても、水栓のハンドルを触らずに水を出したり止めたりできるので、後でハンドル掃除の手間がないのと、料理がテキパキスムーズに進められるようになる事です。
あとは蛇口の先に節水センサーが付いている機種だと、食器を洗う時だけ水が出てどかすと水が止まるので、普通の手をかざして操作するタッチレス水栓に比べて、1日で2Lペットボトル約5本分、年間で1800本分、約3600Lの水の節約ができるという試算が出ています。
ただ厳密にいうと、
・パナソニックのスリムセンサー
・LIXILのナビッシュハンズフリー
という機種が15万円前後で、一般的なタッチレス水栓と思うと10万円近く高くなっているので、1ヶ月で300Lの節水、月の水道料金に直して25円ぐらい、年間300円ぐらいの節水と考えると、水道料金で元を取るには300年以上かかる計算になります。
なので単純に地球環境的に節水したいとか、食器や手をかざすだけで水を出したり止めたりできて、料理や片付けを少しでも楽にしたいという方には、おすすめの設備になります。
2.フロントオープン食洗機
おすすめのキッチン設備2つ目はフロントオープン食洗機で、日本製でよくある引き出し式ではなくて、海外製で主流の扉を手前に倒して開けるタイプの食洗機になります。
まずメリットとしては一度に入る食器の量で、引き出し式が5〜6人分なのに比べて、フロントオープン式は8〜9人分ぐらいと1.5倍の容量があるので、4人家族なら食事2回分の食器を入れる事ができます。
あとは食器を洗うために噴射する洗浄ノズルが、食器を入れるカゴの下と中段の2ヵ所にあるので、カゴの一番下しか無い引き出し式に比べて、洗浄力が高くなっています。
ただフロントオープン式は、海外製のミーレやガゲナウとかだと50万円前後で結構値が張るので、日本で唯一フロントオープン式を販売しているリンナイの食洗機がおすすめです。
金額も20万円ぐらいで、ランニングコストも従来機種に比べて1/3もカットされた省エネ仕様になっていて、部品交換や修理の際にも安心なので、食器の量が多いご家庭の方やフライパンとかも食洗機で洗いたい方は検討していただけると幸いです。
3.マルチワイドIH
おすすめのキッチン設備3つ目は、パナソニックのワイドコンロシリーズです。
まず一般的なキッチンコンロは、ガスにしてもIHにしても手前に2つ、奥に1つの3口タイプが多いですが、ワイドコンロの場合は、ガスタイプで3つ、IHタイプで4つのコンロが横並びで使えます。
なので例えば料理が好きで、できるだけ短時間でたくさんおかずを作りたいとか、ご夫婦揃って複数の鍋やフライパンを一度に活用したい場合に凄く重宝します。
金額は普通のコンロから変更した場合の差額で、だいたい10万円ぐらいなので結構高いですが、活用の仕方によっては価格以上の価値があると思うので、気になる方はぜひ検討していただけると幸いです。
4.多機能シンク
おすすめのキッチン設備4つ目は、多機能シンクです。
従来のシンクは使い終わった食器や鍋を洗ったり、野菜など食材を洗ったりする用途だけで使われていましたが、多機能シンクの場合はここにプレートを付ける事で、より料理や片付けがしやすいようにいろいろな工夫がされています。
具体的には、
・LIXILでWサポートシンク
・タカラスタンダードで家事らくシンク
という多機能シンクを出しているので、それぞれご紹介したいと思います。
LIXIL Wサポートシンク
まずLIXILのWサポートシンクは、リシェルというキッチングレードで選べるようになっていて、プレートを引っ掛けられるレールが上段と中段の2段あり、いろいろな形の水切りかごや作業スペース用のプレート、ダストケースなどが設置できるようになっています。
このプレートにお皿や食材を置いたり、下段にザルを置いて鍋で煮た野菜を湯切りしたり、洗った食器の水切りとしても使えて、パーツのバリエーションが豊富に用意されているので、使い方に合わせて自分流に、キッチンシンクをアレンジできるようになっています。
タカラ 家事らくシンク
次にタカラの家事らくシンクは、レミューとトレーシアの2つのモデルで選べるようになっていて、LIXILのレールが2段に対して、家事らくシンクは3段になっているので、工夫次第でより使いやすくなっています。
どちらも共通するのが、シンクの横幅が広くなっていて、LIXILは79cm、タカラは86cmとかなりワイドで、洗い物の食器もたくさん置けるようになっていますが、その分真ん中の作業スペースが少し狭くなってしまうので、シンクにプレートを置く事でスペースを補えるようになっています。
この多機能シンクは、選ぶキッチンによって標準仕様になっていて、プレートも数千円程度で高くないので、大きめのシンクで食器とかを洗いやすくしたい、でも作業スペースが小さくなるのも嫌という場合に、ぜひ検討していただけると幸いです。
●まとめ
それぞれの概要はここまでお話しした通りで、キッチンは毎日使う場所なので、できるだけ料理や片付けを楽にしたいと考えると思いますが、便利なオプション設備を+αで設置できれば、より使いやすくて満足度の高いキッチンになると思います。
ちなみに以前の動画で、キッチンでよくある残念な失敗やガスコンロとIHのメリット・デメリット、意外と後悔しやすい食器棚を選ぶポイントについて詳しく解説しているので、興味のある方は下のリンクからぜひご覧ください。
ご覧いただきありがとうございました。
今後も随時更新予定です!
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