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2025.10.16

平屋の断熱・気密性能|快適で省エネな住まいづくり

こんにちは!ハピナイス(HAPINICE)です。

平屋の家づくりを検討しているご家族の中には、「冬に寒くならない?」「冷暖房費が高くならない?」といった“断熱性や気密性”についての不安を抱える方も多いのではないでしょうか。

今回の記事では、快適で省エネな平屋住宅を実現するために重要な断熱・気密の基礎知識をわかりやすく解説します。また、モデルハウスなどに訪れた際に断熱性・気密性を実感できるポイントを紹介します。

この記事を読むと、「断熱等級」「C値」「サッシ・窓選び」「床下断熱」など、専門用語も含めてしっかり理解できるようになります。

特に、家の性能にこだわりたい子育て世代や、光熱費を抑えたいご家庭はぜひ最後まで読んでみてください!

平屋住宅における断熱・気密の重要性

ベージュの塗り壁の平屋住宅

平屋住宅は構造がシンプルなため、断熱・気密の性能を確保しやすいという特長があります。

上下階の温度差が生じにくく、空気が循環しやすいことで冷暖房効率も高まります。

一方で、屋根・床・外壁などの“外気に触れる面積”が多いため、断熱や気密の施工精度が低いと、夏は暑く冬は寒いといった室内環境になる可能性もあります。

断熱と気密のバランスが取れていないと、せっかくの高性能住宅も台無しになってしまうのです。

注文住宅で快適な平屋を建てるには、断熱材の選定や窓・建具の性能、施工時の気密処理にまでこだわることが重要です。

断熱性能の基本知識|断熱等級とHEAT20とは?

白い壁の平屋

住宅の断熱性能は「断熱等性能等級(断熱等級)」や「HEAT20」という基準で表されます。

断熱等級は1~7まであり、数字が大きいほど断熱性能が高く、現在の新築住宅では等級4以上が主流です。

「HEAT20」はさらに詳細な快適性の指標で、G1・G2・G3の3段階があります。

例えば、G2基準は国の省エネ基準よりも約50%以上も暖房エネルギーを削減できるレベルで、冬でも足元が冷えにくく、部屋間の温度差も少ないのが特長です。(基準は地域などによっても変動)

ハピナイスではこの「HEAT20 G2」グレードの断熱性能を標準仕様とし、快適な住環境を提供しています。

気密性についての基本知識

断熱と並んで大切なのが「気密性」です。ここでは、気密性を数値で確認する方法と、家づくりで重視すべき要素を解説します。

気密性を示すC値とは?

C値とは「相当隙間面積」を表す数値で、住宅全体にどれだけ隙間があるかを表します。

単位はcm²/m²で、数値が小さいほど気密性が高いことを意味します。

イメージしやすく説明すると、
C値 = 5.0 → 家全体に はがき1〜2枚分 の穴が空いているのと同じ。
C値 = 1.0 → 家全体で 名刺1枚分 の穴。
C値 = 0.6 → 切手1枚程度の隙間しかないレベル。

ハピナイスでは、全棟でC値0.4cm²/m²以下を基準とし、これは「寒冷地基準」よりもさらに高いレベルです。

このレベルの気密性を実現することで、断熱材の性能をしっかり活かし、冷暖房効率を最大限に引き出せる住まいになります。

光熱費を抑える工夫と暮らしの快適性

高断熱・高気密な家は、単に“性能が高い”だけではなく、光熱費の削減や健康的な室内環境といった実生活に直結するメリットがあります。

● 冷暖房費を抑えられる

外気の影響を受けにくいため、冷暖房にかかるエネルギーを最小限にできます。

HEAT20 G2相当の家では、一般的な住宅に比べて約50%の暖房費を削減できる可能性があります。

● ヒートショックの予防

家全体の温度差が少ないことで、冬場の入浴時などに起こりやすいヒートショックのリスクを軽減します。

● 結露やカビの発生を防ぐ

気密性が高く、温度・湿度が安定していることで、結露やカビの発生を防ぎ、家の耐久性も向上します。

モデルハウスでどうやって感じる?「断熱・気密性能」の見極め方

白い塗り壁のコンパクトな平屋住宅

断熱や気密の性能は、見た目だけではなかなか判断できません。
おしゃれな内装やデザインに目を奪われがちですが、本当の快適さは“目に見えない部分”で決まります。
とはいえ、モデルハウスを見学するときに、いくつかのポイントを意識すれば、断熱・気密の良し悪しを体感的に確かめることができます。

室内の温度ムラを感じてみる

まず注目したいのは、部屋ごとの「温度差」です。
玄関や廊下、窓際などを歩いても温度がほとんど変わらない家は、外気の影響を受けにくく、断熱性が高いと考えられます。
とくに平屋はワンフロアで空間がつながっているため、温度ムラが出やすい構造。
それでもどこにいても快適に感じるなら、しっかり断熱された住まいといえるでしょう。

窓まわりを手で触れてチェック

次に確認したいのが、熱の出入りが大きい「窓まわり」。
冬場はサッシやガラスを触ってみて冷たさが伝わるか、夏場は熱気を感じるかを確かめてみましょう。
複層ガラスや樹脂サッシなどを採用している家は、外気温の影響を受けにくく、窓際でも快適に過ごせます。
結露のしにくさなども、断熱性能の高さを示すサインです。

断熱のグレード、C値を確認してみる

最後に、数値としての性能もチェックしておきましょう。
「HEAT20」の場合はG1→G2→G3と大きくなるほど高断熱で、「C値(気密性能)」は小さいほどすき間が少ないことを示します。
モデルハウスでこれらの数値を公開している住宅会社は、性能に自信を持っている証拠です。
営業担当に「この家の断熱性能とC値を教えてください」と聞いてみるだけでも、その会社の姿勢がわかります。

まとめ

平屋住宅を快適で省エネな空間にするには、断熱と気密の両方をバランスよく高めることが重要です。

断熱等級やHEAT20といった基準を理解し、断熱材・窓・施工精度にもこだわることで、住み心地のよい家が実現します。また、C値0.6以下の気密性を確保することで、光熱費の削減や健康的な暮らしにもつながります。

地震に強く高品質なデザイン住宅を探しているご家族は、是非この記事を参考にしてくださいね!

ハピナイスでは、豊橋・豊川・田原・蒲郡・新城・湖西エリア周辺でお客様にピッタリのデザイン性の高い注文住宅を提案しています。

東三河エリア周辺のお家づくりはHAPINICEにお任せください!

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