平屋で自転車を置くなら玄関土間！庭やガレージとの違いも比較して紹介

Q：平屋の自転車置き場は、庭・玄関土間・ガレージのどこが一番便利？

A：もっとも満足度が高いのは「玄関土間」で、約53％のご家庭が便利だと感じています。
理由は、盗難の心配が少なく、動線が短く、屋内に置くことで自転車が長持ちしやすいためです。

こんにちは！ハピナイス（HAPINICE）です。
平屋の家づくりをご相談いただく中で、自転車をどこに置くか悩む方はとても多いです。特に、通勤・通学で毎日使うご家庭や、子ども用の自転車やストライダーが増えてきたご家庭では、置き場所によって暮らしやすさが大きく変わります。

この記事では「庭・玄関土間・ガレージ」という三つの代表的な置き場所をわかりやすく比較し、収納量、動線、防犯、雨対策、コストなどを初心者向けに丁寧に説明します。

読み終えるころには、ご家庭に合った最適な収納方法がわかり、後悔しない平屋づくりに役立てていただけます。
毎日自転車を使う方、子どもの自転車収納で困っている方、趣味として自転車を大切にしたい方はぜひ参考にしてください。

平屋でよく選ばれる自転車置き場は３つ「庭・玄関土間・ガレージ」

平屋で人気の自転車置き場は「庭・玄関土間・ガレージ」です。
それぞれの特徴を理解すると、ご家庭の生活動線や台数に合ったベストな選択が見えてきます。

自転車1台には約170cm×60cmほどのスペースが必要で、仮に家族4人分なら3.5〜4㎡ほどを確保すると安心です。まずはこのサイズ感を踏まえて考えることがポイントです。

庭に自転車を置くメリット・デメリット

庭は、平屋ならではの「外とのつながり」を生かせる置き場所です。出し入れしやすく、開放的なのが魅力です。
ですが、屋外ならではの注意点もあります。

高価な自転車、ロードバイクなどは劣化や盗難リスクを考えるとあまり向かないでしょう。

庭のメリット

• 広いスペースを使えるので、自転車を複数台置いても圧迫感が少ない
• サイクルポートを組み合わせると雨の日でも使いやすい
• 初期費用が7〜15万円前後で抑えやすい
• 家庭菜園やウッドデッキと動線をまとめて整えやすい

庭のデメリット

• 防犯面で不安がある（住宅敷地内での盗難は全体の約46％と多め）
• 鍵をきちんとかける必要がある
• 雨や紫外線で劣化しやすく、買い替えが早くなる可能性がある
• 夜間は暗くなりやすく、防犯性が下がりやすい

玄関土間に自転車を置くメリット・デメリット

玄関土間は、平屋のコンパクトな動線と相性がとても良い置き場所です。動線の短さと防犯性を両立できます。

玄関土間のメリット

• 外出・帰宅の動線が短く、とても使いやすい
• 屋内保管のため盗難リスクが非常に低い（発生率は1％未満といわれる）
• 電動アシスト自転車や趣味のロードバイクも安心して保管できる
• 屋根と壁に守られるため、雨や紫外線からしっかり守れる
• ベビーカーや子どものヘルメットなども一緒に整理しやすい

ハピナイスでは「玄関土間」は標準仕様になっており人気のひとつ。
最近は、土間を広く取ってアウトリビングや収納に活用する事例も増えてきています。

玄関土間のデメリット

• 自転車2台を置くには2㎡ほどのスペースが必要
• 泥汚れが入りやすく、掃除の頻度が増えることがある

ガレージに自転車を置くメリット・デメリット

自転車を大切にしたい方や、アウトドア用品とセットで収納したいご家庭に人気なのがガレージ収納です。複数台を管理する必要がある場合や、車と合わせて収納したい場合などはガレージが向いています。

ガレージのメリット

• 屋根と壁に守られるため、雨や紫外線からしっかり守れる
• 電動アシスト自転車や趣味のロードバイクも安心して保管できる
• 室内でメンテナンスができ、天気に左右されない
• 自転車・アウトドア用品・工具などをひとまとめに収納できる

ガレージのデメリット

• 建築費が10〜25万円ほど増えるケースが多い
• 土地にゆとりがないと計画できないことがある
• 車と自転車の動線が重なると、ぶつかるリスクがある

平屋で自転車の置き場所を選ぶときの基準

三つの選択肢はそれぞれ良さがあり、ご家庭によって“最適”は変わります。
迷わないために、判断のポイントを整理します。

① 自転車の使用頻度

• 毎日使う・・・・・・・・玄関土間
• 週末中心／趣味・・・・・ガレージ
• 使用頻度が低い・・・・・庭 or　ガレージ

② 台数

• 複数台なら庭またはガレージが便利
• 玄関土間は2台までが快適

③ 防犯性

• 高価な自転車や、心配がある家庭は玄関土間 or ガレージ
• 死角が多い土地は屋内収納が安心

④ 土地の広さ

• 庭が広い→屋外収納も選択肢
• 駅近など土地がコンパクト→玄関土間が人気

⑤ ライフスタイル

• アウトドア用品とまとめたい→ガレージ
• ベビーカーも一緒に置きたい→玄関土間

【施工事例３つ】平屋の自転車置き場は、玄関土間が使い勝手抜群！

東三河エリアでは、移動手段の中心はやはり車です。そのため「家族全員が自転車を持っている」というご家庭は多くありません。それでも、中高生のお子さまがいるご家庭や、自転車を趣味として楽しむご家庭では、2〜3台の自転車を持つケースがよくあります。

ただ、庭に置いておくと気づかないうちにサビや色あせが進んでしまうこともあります。
また、「車は外に停めれば十分だから、ガレージまではいらない」というご家庭も多く、そうなると自転車の置き場に悩みがちです。

そんな中で人気が高まっているのが 玄関土間収納 です。
屋内なので劣化しにくく、盗難の心配も少なく、外出・帰宅の動線もとてもスムーズになるため、「日々の使い勝手が段違いにいい」と感じるご家庭が増えています。

ここからは、実際に玄関土間に自転車を収納した施工事例をご紹介していきます。

広々玄関土間にロードバイク収納＆ガーデニングスペースも

こちらの平屋は、玄関土間を広く取って、ご夫婦の趣味を楽しむスペースとして活用されています。

造作で棚やカウンターを備え、自転車をスマートに収納できる設備も。

ゆったりと自転車のメンテナンスをすることができます。

広く取った土間からは、リビング側と廊下側どちらにも出られるよう2wayになっているので動線もスムーズ。

シューズクローク＆アウトドア用品もたっぷり飾って収納！お出かけが楽しくなる玄関土間

こちらはオープン型のシューズクローク兼収納をたっぷりそなえた玄関土間。自転車を置くスペースも十分。棚は全て可動式のため、ベビーカーを差し込んだり、トランクやアウトドア用品もたっぷり収納できます。

コートや鞄もさっと仕舞えるから日々の使い勝手が抜群の玄関土間です。

暗くなりがちな玄関でも、高窓やスリット窓ですっきりと明るくなっています。

まるでアウトドアリビングな土間洋室、応接間・自転車置き場・・・使い方は無限大

こちらは二階建てのお家の施工事例ですが、玄関土間につづけて広々とした土間が一部屋設けられています。

来客時は自宅内でカフェのようにも使えるし、子供も遊べるスペース。

自転車も広々置くことができます。

まとめ

平屋の自転車置き場として実用的なのは「庭・玄関土間・ガレージ」の三つです。

• 庭：コストが抑えられ収納量が多い
• 玄関土間：動線が短く防犯性も高い
• ガレージ：自転車が傷みにくく趣味として楽しみたい方に最適

豊橋・豊川・蒲郡・新城・田原エリアでは、もっとも満足度が高いのは「玄関土間」。
日々の使いやすさと安心感の両方を得られる点が評価されています。

地震に強いデザイン住宅を検討中のご家族は、ぜひこの記事を参考にしてください。
HAPINICEでは、豊橋・豊川・蒲郡・新城・田原エリアで、お客様にぴったりのデザイン性の高い注文住宅をご提案しています。
お家づくりのご相談はいつでもお気軽にどうぞ！