こんばんは!!お楽しみ様です☆彡
家族の笑顔と幸せを願う家づくりサポーター 林 拓未です(^^)
マイホームは人生の中で、いちばん高い買い物ですよね。
何千万もするものを、銀行からお金を借りて買う・・・
で、当然ですが借りたお金は返さなければならないので、
だいたいみなさん30~35年と長期間をかけて、毎月、
分割で返済していきます(*^^*)
マイホームを購入し、その後の人生が順風満帆なら返済が
滞ることはないでしょうが、返済期間内には、失業したり、
病気になってしまったり、はたまた災害や詐欺に遭うなどで、
家計がピンチになるかもしれませんm(_ _)m
悪いことを考えたらキリがありませんね(>_<)
さて、そんな状況で
住宅ローンの支払いができなくなったらどうなるのだろうか?
■返済が半年滞ったら、保証会社が一括返済をする
住宅ローンの支払いが一度でも遅れたら、もちろん催促が
やってくる。たいていは書面ではなく、電話で
「ローンの支払いが遅れています。○月○日までに支払ってください」
と言われ、あとから書面でも催促されます!!
最初の1回は、
約束の期日までに支払えばおとがめなしのところが多いと思いますが、
銀行としては、「たまたま口座にお金がなくなってしまったのだろう」
との解釈で見逃してくれます(*^^*)
「一度きりならブラックリストに載ることもない」
と、ある銀行の住宅ローン担当者が言っていました!!
その期日にも払えないとなると、翌日には「延滞」のレッテルがはられ、
優遇金利が適用されなくなるなどの措置がとられます。
でさらにその分、毎月の返済額が増えてしまいます。。。
さらに延滞が繰り返されると、銀行は容赦をしません(^_^;)
催告状及び督促状という書類が届き、それでも返済が滞って
ローンを返せる見込みがないと銀行が判断すると、次の段階として、
ローン保証会社が住宅ローンの残債を一括返済します!!
保証会社がローンを払ってしまったら、そこからは保証会社に
お金を返済していくことになるんですが、銀行と違って、延滞したら即、
差し押さえがくると思ってていいと思います。
また、連帯保証人がいるのなら、その人に全額返済するように要求がいき、
他人に迷惑をかける事になってしまいます(*_*)
■ローン整理の最終手段は「任意売却」か「競売」
どうにもこうにも払えなくなったら、
ローン整理の最終手段は、家を売ることです。
「任意売却」とは自ら家をすすんで売ること。家を売ったお金で
ローンを返すのだが、ほとんどの人が売った金額より残った住宅
ローンのほうが多いので、今度は賃貸に住みながら、新たな返済
計画を立て、すでに手放したマイホームのために返済を続けるこ
とになります(>_<)
さまざまな事情で、任意売却が認められない状況だと、
保証会社は裁判所に申し立て、その結果、裁判所がその家を売却
することを「競売」といい、一般的に競売は市場よりも安く売却
されてしまうので、残った住宅ローンがさらに多くなる最悪のパ
ターンとなってしまいますm(_ _)m
■お手上げ状態になる前に窓口へ相談を
住宅ローンの返済が苦しくなったら、お手上げ状態になる前に銀
行の窓口へ相談に行きましょう!!!
借りているローンが住宅金融支援機構のフラット35なら、
「条件変更」という以下の3つの救済メニューもあります(^_^)
(1)返済期間の延長
(2)一定期間のみ返済額を減らす
(3)ボーナス返済月の変更
(1)(2)(3)の条件変更はあくまでも当面のピンチを切り
抜けるためのもので、ローン自体の負担が減るわけではなく、
総返済額が増えることを忘れないようにしましょう☆
一方、銀行ローンの場合、以前は、銀行は条件変更に応じてく
れなかったのだが、金融円滑化法の影響もあり(法律自体は平
成25年3月までの期限付きだったので終了)、柔軟になってき
ています。
条件変更に必ず応じてもらえるとは限らないが、フラット35の
条件変更を参考にして相談をしてみるといいかと思います(^O^)
いずれにしてもローンが返せなくなってからでは遅いので、
家を買う前から資金計画をして、何かあった時のリスクヘッジを
しっかりと行いましょう(^_^)
そして、何としても家を守るべく、収入を増やす努力をしながら、
払えなくなる前に銀行の窓口へ、相談をして頂きたいと思います!!
それでは、また明日(^^ゞ