2025.08.08
耐震等級とは?1~3の違いと意味を徹底解説

こんにちは!HAPINICEです。
「耐震等級ってよく聞くけど、1〜3って何が違うの?」「注文住宅を建てるとき、耐震性ってどこまで考えればいいの?」
そんな疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか?
日本は世界有数の地震大国。住宅の“耐震性”は、命を守るための重要な性能です。この記事では、耐震等級1〜3の違いや、その意味・考え方をわかりやすく解説します。
この記事を読むことで、住宅の安全性を客観的に判断する基準がわかり、後悔のない新築住宅計画につながります。
豊橋・豊川・田原・蒲郡・新城市・湖西市などで注文住宅を検討している子育て世代のご家族は、ぜひ最後まで読んでみてください!
耐震等級とは?住宅の地震対策を「見える化」する指標

耐震等級とは、住宅の地震に対する強さを等級で示した性能表示制度のひとつです。
等級は1〜3の3段階に分かれ、それぞれ以下のような耐震性能を表します。
- 耐震等級1:建築基準法レベル。震度6強〜7程度の地震で倒壊しない最低基準
- 耐震等級2:等級1の1.25倍の耐震性。学校・病院などの公共施設に相当
- 耐震等級3:等級1の1.5倍の耐震性。消防署・警察署など防災拠点に相当
つまり、数字が大きいほど揺れに強く、建物が受けるダメージを抑えることができます。
HAPINICEでは、全棟でこの最高ランク「耐震等級3」を標準取得しています。
構造計算やシミュレーションを通して、高い安全性を担保した住宅づくりを行っています。
耐震等級1・2・3の違いをもっと詳しく解説

ここからは、耐震等級の違いをより具体的に掘り下げていきましょう。
耐震等級1:法律を満たす最低ライン
耐震等級1は、現行の建築基準法に適合した「最低限倒壊しない」レベルの住宅です。
震度6強~7程度の地震に1回耐えられる構造設計がされており、災害時に命を守るための必要最低限の強度とされています。
ただし、大きな余震が続くケースや、築年数が経った場合の耐久性には課題があります。
新築住宅でも、将来の安心まで考えるなら、等級1だけでは不安が残るという意見も多いです。
耐震等級2:公共施設レベルの安心感
等級2は、等級1の1.25倍の耐震性を持つ構造です。主に学校・病院など、人が集まる公共施設に求められる基準です。
住宅でこの等級を取得する場合、構造のバランスや壁量、接合部などがより強化されている必要があります。
耐震等級2の家は、余震などの複数回の地震にもある程度耐えられる設計となっており、地震保険料の割引対象になるメリットもあります。
耐震等級3:消防署レベルの最高性能
耐震等級3は、最も高い水準の地震対策性能を持つ構造で、等級1の1.5倍の強さが必要です。
消防署・警察署など、地震後も機能しなければならない施設に求められる水準であり、震度7クラスの地震が何度も来ても倒壊しにくい設計です。
HAPINICEでは、この耐震等級3をすべての住宅で標準取得。さらに、「許容応力度計算」「構造シミュレーション(Wallstat)」なども全棟で行い、根拠ある耐震設計を徹底しています。
目に見えない構造部分にこそ、本当に価値のある住宅性能が詰まっています。
なぜ「耐震等級3の住宅」を選ぶべきなのか?

耐震等級3を選ぶことは、家族の命と資産を守ることに直結します。
過去の大地震では、等級1や2の建物で大きな損傷を受けた事例も報告されています。
一方、等級3の住宅では「構造体が無事だった」「家具の転倒はあっても倒壊はなかった」といった事例が多く、耐震強度の差が被害の明暗を分けることもあります。
HAPINICEでは、全棟が耐震等級3+制震装置(Jダンパー)を標準搭載。
これは「安全な構造を、当たり前の仕様にする」というHAPINICEの設計思想です。
注文住宅だからこそ、見た目や設備だけでなく、構造の裏側にもこだわることが後悔しない家づくりにつながります。
まとめ
耐震等級は、住宅の“安全性”を数値で見える化する重要な指標です。
数字の違いは、そのまま地震への強さの違いであり、家族の命や資産に大きく関わってきます。
HAPINICEでは、耐震等級3を標準とし、構造計算・制震技術・シミュレーションまで徹底した「地震に強い家づくり」を行っています。
これから新築住宅を建てるご家族にとって、安心と安全を両立した住まいの第一歩として、ぜひ耐震等級に注目してください。
地震に強いデザイン住宅を探しているご家族は、是非この記事を参考にしてくださいね!HAPINICEでは、豊橋・豊川・田原・蒲郡・新城・湖西エリア周辺でお客様にピッタリのデザイン性の高い注文住宅を提案しています。豊橋・豊川・田原・蒲郡・新城・湖西エリア周辺のお家づくりはHAPINICEにお任せください!
ハピナイスで行っている構造と性能についての取り組みを詳しくご覧になりたい方はこちら
「家づくりの想い ABILITY 構造と性能について」
シリーズ「住まいの耐震」コラム
❶耐震とは?初心者でもわかる基礎知識と重要性
❷耐震等級とは?1~3の違いと意味を徹底解説(この記事です)
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