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2026.01.09

「電気代0円住宅」用語集【蓄電池・新技術編】FIT・FIP・HEMS・V2H・EV連携など【2026年最新】

「電気代0円住宅」用語集【蓄電池・新技術編】FIT・FIP・HEMS・V2H・EV連携など【2026年最新】


こんにちは!HAPINICEです。

注文住宅について「電気代の節約」「電気代の削減」について調べていると蓄電池やHEMS、V2Hなど、少し専門的で新しい用語が一気に増えてきます。

これまでのpart1【エコ住宅編】では住宅の考え方や性能に関する用語を、
part2【家庭の電気・電気代編】では電気料金や暮らしに身近な電気の仕組みの用語を整理してきました。

この記事ではその続きとして、蓄電池を中心に、電気を「ためる・管理する・賢く使う」ための新技術に関する用語を、辞書型の用語集として分かりやすくまとめます。

注文住宅というと、間取りやデザインに目が向きがちです。
もちろん見た目や暮らしやすさは大切ですが、これからの時代は電気代まで含めて考えることが欠かせません。

電気代が高騰する今、便利な家電に囲まれた新しい暮らしの中で、
「毎月の電気代を気にし続ける生活」は、できれば避けたいですよね。

蓄電池やHEMS、V2Hなど、住宅の電気を取り巻く技術はここ数年で大きく進化しています。
大切なのは、流行や営業トークに流されることではなく、
今の暮らしと将来を見据えて、本当に必要な技術を自分で判断できる知識を持つこと。

この用語集は、工務店やハウスメーカー任せにせず、
「自分に合った家」を賢く選ぶための判断材料としてまとめています。
後悔のない家づくりのために、ぜひ参考にしてください。
電気を賢く使い、将来まで安心できる家づくりを考えるご家族は、ぜひ最後まで読んでください。

❶蓄電池|家庭用蓄電池・住宅用蓄電池・定置型蓄電池

蓄電池とは、発電した電気や購入した電気をためて、必要なときに使えるようにする設備です。
太陽光発電の普及や電気代高騰、停電への備えとして、一般家庭でも導入が進んでいます。

住宅で使われる蓄電池は、
家庭用蓄電池/住宅用蓄電池/定置型蓄電池
といった呼ばれ方をすることがありますが、基本的にはほぼ同じ意味で使われています。
いずれも「家に固定して設置し、持ち運ばない蓄電池」を指す言葉です。

電気代0円住宅における蓄電池の役割は、

  • 昼に太陽光で発電した電気をためる
  • 夜や天候の悪い日にその電気を使う
  • 電力会社から買う電気を減らす

といった、電気の自給自足を支える中核的な存在です。

また、蓄電池は単体の箱ではなく、
太陽光発電・分電盤・制御システムとセットで機能する設備です。
どの時間帯にためるか、いつ使うかを自動で制御することで、
電気代削減・停電対策・暮らしの快適性を同時に実現します。

電気代0円住宅では、
「どれくらい発電して、どれくらいためて、どう使うか」
という電気の流れ全体を考えた設計が重要になります。

❷蓄電池・電気に関する単位 |kWh・kW・W・A

電気や蓄電池の話になると、kWh・kW・W・Aといった単位が頻繁に出てきます。
意味の違いを知っておくと、「どれくらいためられて、どれくらい使えるのか」がイメージしやすくなります。

単位読み方何を表す?イメージ
kWキロワット電気の強さ(出力)一度に「どれだけ使えるか」
kWhキロワットアワー電気の量(容量) どれだけ「ためられるか」
Wワット家電ごとの消費電力家電1つが「どれだけ使うか」
Aアンペア電気の流れる太さ
電気の「通れる太さ」
Vボルト電気を押し出す力 電気の流れる勢い

※ kWもWも、表しているものは同じ「電力」です。
1kW=1000Wという単位の違いで、
住宅設備のように規模が大きいものはkW、家電のように身近な機器はWで表されることが一般的です。

kW(キロワット)電気の強さ・出力|一度にどれだけ使えるかを表す

出力とは、一度にどれくらいの電力を使えるかを表す数値です。
kW(キロワット)という単位で示されます。

出力が小さい場合、

  • エアコン+電子レンジ
  • IH+給湯

といった同時使用が制限されることがあります。

電気代0円住宅では、「どれくらいためられるか」だけでなく、
「同時にどれくらい使えるか」も重要なポイントになります。

kWh(キロワットアワー) 電気の容量|蓄電池にどれだけ貯められるかを表す

容量とは、どれくらいの電気をためておけるかを表す数値です。
kWh(キロワットアワー)という単位で示されます。

たとえば、
10kWhの蓄電池なら「1kWの電気を10時間使える」
というイメージで、これだけあれば4人家族・オール電化住宅の家で標準的な使い方が可能です。

蓄電池の容量が大きいほど、
・夜間に使える電気が増える
・停電時に安心して使える時間が長くなる

といったメリットがありますが、容量を大きくするともちろん初期コストが高まるため、暮らしにあったサイズを検討することが必要です。

出力(kW)

出力とは、一度にどれくらいの電力を使えるかを表す数値です。
kW(キロワット)で示され、容量(kWh)とは別の概念になります。

出力が小さい場合、

  • エアコン+電子レンジ
  • IH+給湯

といった同時使用が制限されることがあります。

電気代0円住宅では、「どれくらいためられるか」だけでなく、「同時にどれくらい使えるか」も重要なポイントになります。

消費電力(W)

消費電力とは、家電1台がどれくらい電気を使うかを示す数値です。
W(ワット)で表示され、家電のラベルなどに書かれています。

ドライヤー1,200W
電子レンジ1,000W前後
IHクッキングヒーター(1口)1,400〜2,000W
エアコン(6〜8畳)400〜1,000W前後  (起動時は一時的に大きくなる)
電気ケトル1,200〜1,300W
エコキュート(ヒートポンプ運転時)300〜1,000W程度
ゲーム機(PS5など)200〜350W
テレビ(40〜50インチ)100〜200W
冷蔵庫150〜300W(常時稼働)
洗濯機400〜600W
LED照明(1部屋)10〜30W
スマホ充電5〜20W

電流(A)

電流とは、電気の流れる量を表す数値で、A(アンペア)で示されます。
一般家庭では、電力会社と契約する「契約アンペア数」としてなじみがある言葉です。

契約アンペアは、
家の中で一度にどれくらいの電気を流せるかの上限を決めるもの、と考えると分かりやすいでしょう。

契約アンペアが小さいと、

・エアコン+電子レンジ
・ドライヤー+IHクッキングヒーター

などを同時に使ったときに、ブレーカーが落ちやすくなることがあります。

注文住宅では、
暮らし方や家電の数に合わせて契約アンペアを考えることが大切です。
特にオール電化住宅や電気代0円住宅では、「どれだけ使うか」だけでなく「同時にどれだけ使うか」が重要になります。

ワンポイント| 契約アンペアの考え方

契約アンペアは、家の中で同時に使う家電の消費電力(W)から考えます。
一般的な家庭用コンセントは100Vなので、以下の式で目安を算出できます。

同時に使うW数 ÷ 100V ≒ 必要なアンペア数(A)

たとえば、

・電子レンジ(1,000W)
・ドライヤー(1,200W)

を同時に使うと、
約2,200W ÷ 100V = 約22A

ほかの家電も動いていれば、30A・40Aといった契約アンペアが必要になることもあります。

なお、エアコンや電気乾燥機などには200V家電もあります。
200V機器は電圧が高いため、同じW数でも流れるアンペアは小さくなるのが特徴です。

1,000Wの家電を100Vで使う場合
 → 1,000W ÷ 100V = 10A

同じ1,000Wの家電を200Vで使う場合
 → 1,000W ÷ 200V = 5A

注文住宅では、家電の種類(100V/200V)と同時使用を考えて契約アンペアを決めることが大切です。

❸蓄電池の種類・オプション|全負荷型/特定負荷型・単機能型/パワコン一体型

蓄電池は「容量」や「価格」だけでなく、
停電時にどこまで電気を使えるか、どんな仕組みで制御するかによっても種類が分かれます。

ここでは、住宅用蓄電池を検討する際に必ず出てくる代表的な分類用語を整理します。

全負荷型蓄電池/特定負荷型蓄電池

全負荷型とは、停電時でも家全体に電気を供給できる方式です。
照明やコンセント、エアコンなど、普段に近い生活が続けられるのが特徴です。

一方、特定負荷型は、あらかじめ決めた一部の回路だけに電気を供給する方式です。
冷蔵庫や照明など、必要最低限の設備を優先して使います。

どちらも停電対策と深く関係してくる用語です。

単機能型蓄電池 /パワーコンディショナ一体型蓄電池

パワーコンディショナ(パワコン)とは、太陽光でつくった直流(DC)の電気を、家で使える交流(AC)に変換する装置です。太陽光で作った電気を家で使うためにはパワーコンディショナを通る必要があります。

単機能型(分離型)は、パワコンが一体化されていないため、
太陽光と蓄電池をそれぞれ別のパワーコンディショナで制御する方式です。(パワコンが2台必要)
以前はこの構成が主流でした。

一方、パワコン一体型(ハイブリッド型)は、
太陽光発電・蓄電池・電力制御を1台でまとめて管理できる
仕組みです。
配線がシンプルになり、変換ロスを抑えやすいのが特徴です。

最近はこの一体型システムが増えており、
効率重視・スマート制御を重視する電気代0円住宅と相性の良い構成として注目されています。

❹電気の売り買い・制度|FIT・FIP

太陽光や蓄電池が普及すると、「つくった電気をどう売るか」「いつ使うか」「電力をどう融通するか」といった電気の需給調整が重要になります。
FIT・FIP・VPP・DRは、その考え方を支える制度や仕組みです。

FIT制度(固定価格買取制度

FIT制度とは、再生可能エネルギーの普及を目的に始まった固定価格買取制度です。

  • 住宅用太陽光の普及促進のために始まった制度
  • 「高めの固定価格で買うから、とにかく家に太陽光パネルつけて!」という仕組み
  • 新規受付が完全終了したわけではない
  • ただし
    • 売電価格は年々下がっている
    • 10年の買取期間が終わる家庭(卒FIT)が増えている
      「売る」より「使う・貯める」時代へ

FIP制度(市場価格連動型の支援制度

FIP制度(Feed-in Premium)は、FIT制度によって再生可能エネルギーが十分に普及してきたことを背景に生まれた、市場価格連動型の支援制度です。2022年4月から日本でも導入がスタートしています。

FITのように固定価格で買い取るのではなく、電気は市場価格で取引され、そこに一定のプレミアム(補助)が上乗せされます。

10年でFIT制度を卒業(卒FIT)したあとは、売電をするのかどうかも含め自分で選ぶことができます。FIP制度を使用する場合も契約が必要です。

  • FIT制度により再エネ(住宅向け太陽光)は「十分に普及してきた」
  • 今後はそれにより昼間の電気が余り、「電力需給の調整が必要」になってきた
  • 固定価格で無条件に買うのではなく、市場価格に連動させる制度が登場
  • ただし、市場価格だけだと不安定なため一定期間「プレミアム(補助)を上乗せする制度

専門家

FIP制度は、市場価格で電気を売る仕組みです。
そのため、電気が余りやすい昼間に売ると、売電価格はどうしても安くなりがちです。

相性がいいのは、蓄電池を使って電気をため、需要が高い夜間に売電できる家
そう考えると、FIP制度は「蓄電池の活用・普及を後押しする制度」と捉えることもできます。

もちろん、蓄電池を備える「電気代0円の家」には活用しやすい制度です。

VPP(仮想発電所)

VPPとは Virtual Power Plant(バーチャル・パワー・プラント) の略で、
家庭や建物に分散している太陽光発電や蓄電池、EVなどをまとめて制御し、ひとつの大きな発電所のように扱う仕組みです。

住宅ごとにバラバラに存在している電源を、遠隔制御によって連携させることで、電気の需給バランスを調整します。

太陽光発電が普及し、蓄電池を備える住宅も増えてきた今、
「自分の家のために電気を使う」だけでなく、つくった電気を社会全体で活かしていこうという考え方が広がっています。

今後は、蓄電池や電気自動車(EV)と連携し、
家庭がエネルギーインフラの一部として機能する仕組みとして注目されています。

DR(デマンドレスポンス)

DRとは Demand Response(デマンド・レスポンス) の略で、
電気が足りなくなりそうな時間帯に、電気の使い方を少し調整して、需給バランスを保つ仕組みです。

たとえば、

・電気がひっ迫している時間は使用量を減らす
・使う時間を昼→夜などにずらす
・蓄電池にためた電気を使う

といった行動で、電力システムに協力します。

こうした取り組みに参加すると、ポイント付与や報酬が得られるケースもあり、「電気を使う側」が電力調整に参加する時代になりつつあります。

DRは、
・市場価格と連動する FIP制度
・家庭の電源をまとめて制御する VPP
とも相性がよく、蓄電池やHEMSがある住宅ほど参加しやすい考え方です。

❺家の電気をまとめて考えて動かす司令塔|HEMS

HEMSとは Home Energy Management System の略で、家の中の電気を「見える化」し、自動で最適にコントロールする仕組みです。

太陽光・蓄電池・エコキュート・エアコン・EVなどをつなぎ、
「今、発電してる?ためてる?使ってる?」を一元管理します。

たとえば、

・昼に太陽光が余っていたら、蓄電池や給湯に回す
・電気代が高い時間帯は、蓄電池の電気を優先して使う
・家族の生活リズムを学習して、ムダな電力消費を抑える

といったことを自動で判断・制御してくれます。

最近のHEMSは、
AI制御によって「過去の使い方」や「天気予報」まで加味し、ピークカット(使いすぎ防止)やピークシフト(使う時間の調整)まで行えるのが特徴です。

専門家

いくらFIP制度やDRを活用しようと思っても、
電気の市場価格を毎回チェックして「いつ売る?」「いつ買う?」を人が判断するのは、正直無謀です。

太陽光・蓄電池・電気料金・需給状況を一元管理し、最適なタイミングで自動制御してくれるHEMSがあってこそ、これらの制度は活きてきます。

蓄電池を備えたこれからの電気代0円住宅では、HEMSは“あると便利”ではなく、必須、前提条件です!

❻EV(電気自動車)関連の用語|EV連携・V2H

EV(電気自動車)は、電気で走るクルマです。
脱炭素の流れで普及が進んでいますが、住宅分野では「走る蓄電池」として注目されています。

最近のEVは、
10kWh前後の容量の家庭用蓄電池に対して、
40〜70kWh以上の電池を積んでいる車種も珍しくありません。

つまりEVは、家の外にある超大容量の蓄電池として使える可能性がある、ということです。

EV連携/V2Hとは?

EV連携とは、EVと住宅の電気をつなげて使う考え方です。
その代表的な仕組みがV2H(Vehicle to Home)です。

V2Hなら、

・太陽光で発電した電気をEVにためる
・夜や停電時に、EVから家へ電気を供給する

といった使い方が可能になります。

つまりEVを、移動手段+蓄電池+非常用電源として活用できる、というわけです。

専門家

住宅用蓄電池よりも、EV(電気自動車)のほうが容量ははるかに大きいのが一般的です。


そのため、太陽光パネルはあるが、まだ蓄電池は設置していない
という家庭では、

電気自動車への買い替え+V2Hの導入によって、
「住宅用蓄電池を追加する」以外の選択肢が生まれます。

EVに電気をためておける環境があれば、市場価格と相性の良いFIP制度のメリットを活かしやすくなり、電気を「ためて・使って・売る」自由度が一気に高まります。

EVは、
移動手段+大容量の蓄電池+非常用電源 を兼ね備えた存在です。

電気代0円住宅を考えるうえで、EVは非常に心強い味方になります。

まとめ

電気代0円住宅を実現するためには、
「蓄電池を入れるかどうか」だけでなく、
電気をどうためて、どう使い、どう制御するかという仕組み全体を理解することが大切です。

蓄電池の容量や出力、
全負荷型・特定負荷型といった停電時の考え方、
FIT・FIP・VPP・DRなどの制度や電気の売り買い、
そしてHEMSによる自動制御や、EVを含めたエネルギー連携。

これらは単独で考えるものではなく、
すべてがつながって、はじめて「賢い家」になります。

デザインや設備の新しさだけで選ぶのではなく、
将来の電気代・暮らし方・社会の変化まで見据えて判断できるかどうか。
それが、後悔しない家づくりの分かれ道です。

電気代0円住宅は「特別な家」ではありません。
正しい知識を持ち、自分たちの暮らしに合った選択を積み重ねた結果、
自然とたどり着く“これからの標準”なのです。

地震に強いデザイン住宅を探しているご家族は、是非この記事を参考にしてくださいね!HAPINICEでは、豊橋・豊川・蒲郡・新城・田原エリア周辺でお客様にピッタリのデザイン性の高い注文住宅を提案しています。豊橋・豊川・蒲郡・新城・田原エリア周辺のお家づくりはHAPINICEにお任せください。

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