蓄電池とは?充電池との違いをやさしく解説|電気代0円住宅の仕組み | 豊橋市の工務店ならハピナイス

豊橋市の注文住宅・工務店ならハピナイス

MENU MENU

STAFF BLOG

スタッフブログ

2025.12.24

蓄電池とは?充電池との違いをやさしく解説|電気代0円住宅の仕組み

蓄電池とは何か、充電池との違いをやさしく解説します。電気は貯めにくい性質があり、太陽光発電だけでは夜の電気をまかなえない理由があります。住宅用蓄電池システムの登場で、発電した電気を必要な時間に使えるようになり、電気代0円住宅が現実的な選択肢に。共働き世帯や子育て世代に向けて、電気代を抑える家づくりの仕組みを分かりやすく紹介します。

【Q&A】
Q:蓄電池と充電池は何が違い、電気代0円住宅は本当に実現できる仕組みなのですか?

A:蓄電池は家全体の電気を貯めて自動で使い分ける設備で、充電池とは役割が違います。太陽光発電と組み合わせると、年間の電気代を実質0円に近づける住宅が実現します。

こんにちは!HAPINICEです。

スマートフォンや電動自転車など、今の暮らしは「充電すること」が当たり前になりました。
では、毎日使っている家の電気はどうでしょうか。

「太陽光発電はついているけど、電気代は思ったほど下がらない」
「蓄電池って聞くけど、充電池と何が違うの?」
そんな疑問を持ちながら、なんとなく電気を使っているご家庭も多いのではないでしょうか。

この記事では、電気はなぜ貯めにくいのかという基本から、
充電池と蓄電池の違い、そして電気代0円住宅の仕組みまでを、はじめての方にもわかりやすく解説します。

電気代をできるだけ抑えたいご家族は、ぜひ最後まで読んでみてください。

そもそも電気は「貯めるのが難しい」もの

電気は、水やガスのようにタンクにためておくことができません。
基本的には発電した瞬間に使うか、送るかという性質を持っています。

そのため、これまでの電気の使い方は
「作った電気をその場で使う」
「使いきれない分は電線を通して送る」
という形が中心でした。

実は、電気を大量に・安全に・長時間ためることは、長いあいだ現実的ではなかったのです。
電気をためようとすると、設備が大きくなったり、コストが高くなったり、安全面の課題が出たりします。

こうした理由から、家庭で電気を貯めるという考え方は、つい最近まで一般的ではありませんでした。

太陽光発電があっても、夜は電気を買っていた理由

太陽光発電は、とても優れた発電方法です。
ただし、大きな弱点があります。それは、家庭で使う電力をまかなえるだけの発電ができるのは、明るい昼間が中心だという点です。

天気の悪い日や曇りの日、夜間でも、まったく発電していないわけではありません。
しかし、その発電量はごくわずかで、エアコンや照明、家電などを動かすほどの電力を安定して供給するのは難しいのが現実です。

これまでの住宅では、太陽光で発電した電気をためておくことが難しかったため、
昼間に発電した電気は
「その場で使う」
または
「余った分は電力会社に売る」
という使い方が一般的でした。

そして夜になると、太陽光は発電できません。
昼に使いきれなかった電気を自宅に残しておけないため、
夜は電力会社から電気を買う必要があったのです。

この「昼は自家発電、夜は買電」という仕組みこそが、
太陽光発電を設置していても電気代が完全に0円にならなかった最大の理由でした。

今までは、家で電気を貯めておくのが難しかったということ。

だから太陽光があっても、
夜に使う電気は結局「買う」しかなかった。

共働きの家庭だと夜間の在宅率が高いし、夜に電気も使うから、
なかなかお得を感じられなかった家庭も存在しているのが現状。

住宅用蓄電池システムの登場で何が変わった?

住宅用蓄電池システムの登場によって、電気の使い方は大きく変わりました。
最大の変化は、昼間に発電した電気を「家の中にためておける」ようになったことです。

太陽光で発電した電気を、
昼は無理に使い切らなくても、蓄電池にためておく。
そして、太陽が出ていない夜や早朝に、その電気を使う。
こうした使い方が、一般の住宅でも可能になりました。

これにより、
「昼に発電して、夜に買う」暮らしから、
「昼に発電して、夜も自家発電の電気で暮らす」暮らしへと変わっていきます。

売電を前提にするのではなく、
自分の家で使うために電気をためる
これが、電気代0円住宅の仕組みを支える大きなポイントです。

充電池と蓄電池の違いをやさしく説明

結論から言うと、充電池と蓄電池は役割が違います
充電池は「機器ごとに使う電池」、蓄電池は「家全体の電気を管理する仕組み」です。

まず、充電池はスマートフォンやノートパソコン、電動自転車などに使われています。
電気をためて、必要なときにその機器だけで使う、いわば個人プレーの電池です。
充電するタイミングや使い方は、人が判断します。

一方、住宅用の蓄電池は、家全体の電気とつながっています。
太陽光で発電した電気を、
・今はためたほうがいいか
・すぐ家で使うか
・売電に回すか

こうした判断を、暮らしの中で自動的に行います。
電気をためるだけでなく、電気の流れそのものをコントロールする役割を持っているのが特徴です。

つまり、住宅用蓄電池は
「大きな充電池」ではありません。
電気をためて、使い方まで考えてくれる家の電気管理システムだと考えると、違いがわかりやすくなります。

最新の住宅用蓄電池システムは、電気を「賢く」使い分けてくれる

最近の住宅用蓄電池システムは、ただ電気をためるだけではありません。
太陽光の発電量や、家庭での電気使用量、電気料金の変動まで考えながら、電気の使い方を自動で調整します。

たとえば、
昼間に太陽光で発電した電気が余りそうなときは、まず蓄電池にためる。
夜や早朝など、電気を買わずにすませたい時間帯には、その電気を使う。
条件が良い場合は、売電に回すこともあります。

こうした判断を、住む人が毎日考える必要はありません。
電気の需要と供給のバランスを見ながら、システムがまとめて管理してくれます。

その結果、
電力会社から電気を買う量を大きく減らすことができ、
電気代を限りなく0円に近づける暮らしが実現しやすくなります。

最近は、AI搭載で勝手に省エネしてくれる家電も増えましたよね。

実は住宅用蓄電池も同じ。
最新のシステムが、家の電気の使い方や電気代までまとめて管理してくれるんです。

まとめ|充電池と蓄電池の違いを知ると、電気代0円住宅が見えてくる

充電池は、スマートフォンなど機器ごとに使う電池
住宅用蓄電池は、家全体の電気を管理するシステムです。

太陽光発電だけでは、
昼に発電して夜に電気を買う暮らしは変えられませんでした。
蓄電池を組み合わせることで、
発電した電気を必要な時間に自分の家で使えるようになります。

この仕組みが、電気代0円住宅を支える大きなポイントです。
電気の使い方を見直すことは、将来の安心にもつながります。

地震に強いデザイン住宅を探しているご家族は、是非この記事を参考にしてくださいね!HAPINICEでは、豊橋・豊川・蒲郡・新城・田原エリア周辺でお客様にピッタリのデザイン性の高い注文住宅を提案しています。豊橋・豊川・蒲郡・新城・田原エリア周辺のお家づくりはHAPINICEにお任せください!

ハピナイスのお家の住宅性能・標準仕様について詳しくはこちら!
「家づくりの想い ABILITY 構造と性能について」

蓄電池と太陽光に関するQ&A

Q1. 太陽光発電があれば、蓄電池は必要ないのでは?

A. 太陽光発電は、家庭で使う電力をまかなえる量の発電ができるのは昼間が中心です。
夜や天気の悪い日は発電量が大きく下がるため、電気を買う必要が出てきます。
蓄電池があれば、昼に発電した電気をためて夜に使えるため、電力会社から電気を買う量を減らすことができます。

Q2. 住宅用蓄電池は「大きな充電池」と考えてもいいですか?

A. 似ている部分はありますが、役割は異なります。
充電池は特定の機器に電気を供給する電池ですが、住宅用蓄電池は家全体の電気を管理するシステムです。
発電量や使用量、電気料金を見ながら、いつ電気をためるか・使うかを自動で判断します。

Q3. 共働き家庭でも、蓄電池のメリットは感じられますか?

A. はい、感じやすいと言えます。
共働き家庭は夜間の在宅時間が長く、電気の使用量も増えがちです。
蓄電池があれば、昼に発電した電気を夜に使えるため、電気代の削減につながりやすくなります。

関連記事

電気代が高騰中!「電気代0円住宅」って本当に実現できるの?
電気代0円住宅ならエアコンを“つけっぱなし”にしても家計負担を抑えられます。太陽光6kW以上と蓄電池10kWh前後を組み合わせることで、昼は自家発電で0円、夜も蓄電で冷暖房をまかなえます。夏の猛暑や冬の冷え込みによる温度差ストレスを防ぎ、子どもの体調管理や共働き家庭の家事効率アップにも効果的。エアコンを切る・入れる手間から解放され、快適でエコな暮らしが実現します。豊橋・豊川エリアで電気代を気にせず暮らしたいご家族に最適な住宅です。

CATALOG

カタログ・資料請求

ハピナイスの歴史と家づくりへの想いを詰め込んだ「コンセプトブック」と、HPでは紹介しきれないこだわり空間を体感できる「施工事例集」をお届けします。 どちらも家づくりの参考になる情報が満載です。

EVENT

開催中のイベント
モデルハウスはこちら

開催中のイベント・モデルハウスはこちら

ハピナイスのこだわりが詰まったモデルハウスの公開、施主様邸の完成見学会や各種イベントを常時行っておりますので、お気軽にご来場くださいませ。

イベント

モデルハウス

資料請求