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2022.11.13

【注文住宅】夜になるたび後悔・・・照明計画の大失敗4選!対策も解説します!

照明で後悔してる人、意外と多いです

照明は、暮らしやすさを考える上でかなり重要な設備で、見た目のデザインだけでなく、失敗しがちなポイントをしっかり押さえられるかどうかで、毎日の使い勝手やマイホームの満足度が大きく左右されてしまいます。

そこで今回は、「よくある照明の失敗4選と対策事例」を詳しくご紹介しますので、実際に暮らしてから「思ったより暗い」「使いにくい」「もっと考えれば良かった」って後悔しないように、照明を計画する上での参考にして頂けると幸いです。

大工時代を含めて15年以上、たくさんのお客様の家づくりに携わった経験を踏まえて、有益な情報を出来るだけわかりやすくお伝えしますので、ぜひこのタイミングでチャンネル登録をして頂き、最後までご覧ください。

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それでは1つずつ解説します。

1.暗い

よくある照明の失敗1つ目は、思ったより暗いって後悔です。

これは言葉のままで、実際にうちのモデルハウスにナイター見学で来たお客様の中でも、「ちょうどいい」って方もいれば、「ちょっと暗い」って仰る方もいて、明るさの感じ方は人によって全然違うので、提案される照明プランだけで決めてしまうとギャップが起きやすくなります。

例えばオレンジ色っぽい光の電球色は、落ち着いた雰囲気やお洒落なイメージに出来るので選ぶ方は多いですが、白っぽい光の昼白色に比べると、実際に見た色合いの印象から暗く感じてしまう事が多いです。

あとは最近、シンプルな部屋のデザインが主流になっているので、リビングみたいな広い場所でも、照明器具が目立たないように埋込のダウンライトを設置する場合も多いですが、ダウンライト単体だと光量は小さいし拡散もしにくいので、配置を間違えてしまうと「部屋のスミが暗い」「真ん中が暗い」みたいに偏った明るさになってしまいます。

なので照明を計画する時は、家全体の方向性として明るくしたいのか、少し光の陰影をつけて落ち着いた雰囲気にしたいのかをまず共有して、できればモデルハウスの明るさを基準に、「もっと明るくしたい」とか「これぐらいがいい」みたいに実際の明るさも確認しながら、自分がイメージする雰囲気を伝えるようにしましょう。

2.照明位置

よくある照明の失敗2つ目は、ライトの位置が微妙にズレてるって後悔で、ダイニングテーブルに合わせて、天井から吊り下げるペンダントライトを付けたいとか、スポットライトを設置しようって考えている場合には注意が必要です。

新築の時は、テーブルの位置に合わせて照明を計画するので良いですが、実際に住んでみると、テーブルの位置はもう少しこっちがいいって感じる事は良くありますし、お子さんが増えたのでもう一回り大きなモノに買い換えるって事も珍しくないと思います。

なのでペンダントライトやスポットライトを採用する時は、照明の位置をずらせるダクトレールも合わせて計画しておけば、限度はありますが模様替えや買い換えでテーブルの位置や大きさが変わっても、ある程度は対応できるようになります。

あとペンダントライトの場合には、天井からダイレクトに照明を降ろさず、長めのコードを途中の天井フックに吊るすデザインにすれば、そのフックの位置をテーブルに合わせて変えられるので、広範囲に予め下地を入れておく必要はありますが、ある程度自由に位置を移動させる事ができます。

実際に生活の変化で、家具を動かしたり買い換えたりする事は十分考えられるので、ダイニングテーブルに限らず、ワークデスクなど家具とかをピンポイントで照らす照明の場合は、将来の可変性も考えて計画して頂けると幸いです。

3.掃除

よくある照明の失敗3つ目は、掃除が大変って後悔です。

基本的にダウンライトであれば、埋込みで掃除する場所が無いので考えなくても大丈夫ですが、それ以外の照明、

・ペンダントライト

・シーリングライト

・ブラケットライト  の場合には、埃が溜まるので注意が必要です。

特にその中でも掃除が大変なのが、吹抜け部分の天井にペンダントライトや壁付けのブラケットライトを設置する場合で、見た目的には非常に素敵な雰囲気になりますが、吹抜けの大きさや照明の位置によっては、掃除の際に背の高い脚立が必要になったり、2階部分から無理に手を伸ばして埃を払う必要が出てきます。

しかもペンダントライトで裸電球の場合には、電球の上に直接埃が載ってしまって、綺麗な光も影によって台無しになりますし、お洒落な雰囲気を演出できる間接照明も、基本は照明を隠すアゴ部分に埃が溜まるので、あまり足場の悪い所に設置するとかなり掃除が大変になります。

なので掃除のしやすさを優先する場合にお薦めなのは、吹抜け含め基本計画はダウンライトで設計して、見せ場となるLDKやお客様を迎える玄関、水回りや寝室などある程度手が届いて掃除がしやすい場所にだけ、ペンダントライトや間接照明を計画するようにしましょう。

4.スイッチ位置

よくある照明の失敗4つ目はスイッチの位置で、一般的な壁面スイッチと人感センサータイプ、2つのパターンで後悔理由が変わってきます。

例えばセンサータイプの場合、消し忘れ防止や両手が荷物で塞がっている時でも点灯するように、玄関入ってすぐのホールやトイレに設置する事が多いですが、センサーの設置場所を間違えると、なかなか反応しなくて、真っ暗な中を2歩3歩歩かないと点灯しないとか、逆にちょっと廊下を横切りたいだけなのに毎回反応して、無駄に電気が付いてしまったりします。

あとは普通の壁面スイッチの場合、例えば、キッチン、ダイニング、リビングとそれぞれの場所の近くに照明スイッチを配置したのは良いけど、キッチンで料理してる時に暗くなってきたからリビングを明るくしたいとか、逆にリビングにいる時にダイニングを明るくしたいってなった時に、いちいちその場所まで行かないとON-OFFができません。

なのでセンサータイプにしても、壁面スイッチにしても、結構設置場所は重要で、しっかり動線を考えて計画したり、1箇所で他ゾーンの照明までON-OFFできるように配慮するのが大切になります。

あとは度々ご紹介していますが、寝室やLDKにダウンライトを採用する場合、基本的にリモコンの設定が無いので、ON-OFFの際は一回一回スイッチ場所までいかないと操作ができません。

ただパナソニックで販売されている「とったらリモコン」って製品であれば、壁に付いているスイッチをそのまま外してリモコンとしても扱えるので、ソファでテレビを見ながらとか、寝室のベッドで寝転がりながら照明のON-OFFが出来てお薦めです。

まとめ

それぞれの概要はここまでお話しした通りで、照明は見た目のデザインも大切ですが、それよりも暮らしてから後悔しないように、明るさや配置、使い勝手なども加味した上でしっかり計画するようにしましょう。

ちなみに以前の動画で、寝室や玄関、キッチンやダイニングなどシーン毎に必要な照明計画のポイントや意外と知らないダウンライトのデメリットについて詳しくお伝えしているので、興味のある方は下のリンクからぜひご覧下さい。

ご覧いただきありがとうございました。

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