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2021.04.11

【賛否両論!?】窓が小さく少ない家〜メリット&デメリットを徹底解説!

 

最近流行りのシンプルな家だと外から見た雰囲気で小さな窓ばっかだったり、そもそも窓の数が少ない家もありますが、皆さんはそのような家を見かけたらどうに感じますか?

 

シンプルでスタイリッシュでカッコいいという人もいれば、あまり家っぽくなくてなんか要塞みたいと感じる人もいると思います。

 

見た目の好き嫌いはそれぞれ好みがあると思うので良いですが、実際に窓が小さかったり少ない事でデザイン以外にどんなメリット、デメリットがあるか気になりますよね?

 

そこで今回のブログを読んでもらうと窓が小さくて少ない家にする際のメリット・デメリットを明確に理解できて、このメリットがあるなら窓を小さくしても良いなとか、窓を少なくした場合はここに気をつけようと判断できるようになります。

大工時代を含めて15年以上、たくさんのお客様の家づくりをお手伝いしてきた経験を踏まえて、これから家を建てる人が失敗しないための情報を出来るだけわかりやすくお伝えしますので、ぜひ最後まで読んでください。

 

窓が小さくて少ない家の4つのメリット

結論から言うと窓が小さくて少ない家のメリットは次の4つです。

 

1.断熱性が良くなる

2.プライバシーが確保できる

3.建築コストを抑えられる

4.家具や家電を配置しやすい

 

まずはメリットを1つずつお伝えして、最後に反対のデメリットをお伝えしたいと思います。

 

1.断熱性が良くなる

窓が小さくて少ない家のメリット1つ目は、断熱性が良くなる事です。

 

家の断熱を考えた場合に夏の暑さが入ってくるのは窓からが73%、冬の暖気が逃げていくのも窓からが52%で、窓の数や面積に応じて全体の断熱性が左右されています。

さらに言うと壁から入ってくる暑さや逃げていく暖気は15%前後なので、壁の断熱性能を高める事も大切ですが出来るだけ窓を小さく少なくすれば、それが1番断熱効果の大きい方法になります。

 

もちろん断熱性を良くするためだけに窓がたくさん欲しいとか大きな窓が欲しいという希望を我慢する必要はないと思いますが、特にこだわりが無いなら極力窓を小さくして少なくする事を検討する価値はあると思います。

 

この窓の断熱性については別のブログで詳しくお伝えしています。

興味のある方は下のリンクからぜひご覧になってください。

 

 

2.プライバシーが確保できる

窓が小さくて少ない家のメリット2つ目は、プライバシーが確保できる事です。

 

これはイメージしやすいと思いますがもし隣の家が近かったり目の前が道路だったりしても、窓が小さかったり少なかったりすれば外から中が見えにくくなってプライバシーを守る事ができます。

 

これは人によって感じ方や考え方は変わるかもしれませんが、ちょっとでも外からの視線を感じると落ち着かない人や、極端ですが家の中を裸で歩き回っても気にしなくて済むような外から見られない家にしたいという方は、窓の位置や大きさ、数は結構大切になります。

 

せっかく窓をつけても外からの視線が気になって結局カーテンを閉めっぱなしにするぐらいなら、最初から無くても良いかもしれないし、場所によっては横長の横滑りという窓を高い位置に付けてプライバシーを確保しつつ外の明るさを適度に入れる方法もオススメです。

 

このプライバシー問題に関しては家族の中でも意見が分かれる事が多いので、窓の数や大きさ、配置などを配慮して決めるようにしましょう。

 

3.建築コストを抑えられる

窓が小さくて少ない家のメリット3つ目は、建築コストを抑えられる事です。

 

これは意外に思う方もいるかもしれませんが家は壁を作るよりも窓を付けた方がコストがかかるので、窓の数が少ないとそれだけ建築費を抑える事ができます。

 

ただこれは建物金額の計算方法によって変わってしまう要素で、窓の数を一つずつ加算していくスタイルの住宅会社であれば安くなりますが、坪単価制で金額を決める住宅会社だと窓の数が増えても減っても金額が変わらない事もあります。

 

なので少しでも建築コストを抑えたい方は検討している住宅会社に確認しても良いと思いますが、必要以上に窓を少なくして暮らしにくくなっても本末転倒なので、当たり前ですが無闇に減らさずに窓のある理由を確認しながら付けるか付けないか判断するようにしましょう。

 

4.家具や家電を配置しやすい

窓が小さくて少ない家のメリット4つ目は、家具や家電を配置しやすい事です。

 

窓が小さくて少ないという事はそれだけ壁が多い間取りになるので、家具やソファー、テレビとかを配置する際に窓を避ける必要がなくて、自由に置けるようになります。

 

特に小さなお子さんがいるお宅だとリビングにおもちゃかランドセルとか習い事のバッグとか、いろいろと物が増えて収納が必要になるので、窓が大きく取ってある間取りよりも配置がしやすくなります。

 

あと家具家電とは直接関係ないですが壁が増えるのでその分、地震に強くするための耐力壁もバランス良く多く設置できるので、地震にとって有利な構造にできる可能性が高くなります。

 

実際には家具家電の配置や地震に強い家づくりというのは大前提の話で、それを踏まえて窓を適切に配置するのがプロの仕事だと思いますが、正直たまに「これってどうなんだろう」という間取りを見かける事があるので、あえてメリットの1つとしてお伝えさせて頂きました。

 

窓が小さくて少ない家の2つのデメリット

メリット4つに関してはざっくりこんな感じですが、次にデメリットを2つお伝えします。

 

1.家の中が暗くなる

窓が小さくて少ない家のデメリット1つ目は、家の中が暗くなる事です。

 

これは当たり前ですが窓が少ない分、外の光が入ってくるのも少ないので、なるべく家の中に太陽の光を入れたいという方にとってはデメリットになる可能性があります。

 

たとえば昔だとトイレやお風呂に窓があるのは当たり前だったと思いますが、最近はお客様のご希望によってはハピナイスでもトイレやお風呂に窓を設置しないご提案をしたりします。

 

共働きで昼間はあまりいないとか、暗ければ照明を付ければいいよという感覚であれば大きな問題ではないかもしれませんが、人によっては「ありえない」という感じで価値観や考え方で大きく左右される部分なので、慎重に検討してほしいと思います。

 

2.風通しが悪い

窓が小さくて少ない家のデメリット2つ目は、風通しが悪い事です。

 

これも感覚的なになりますが窓が小さくて少ない家よりも窓が大きくて多い家の方が、当たり前ですが風通しは良くなります。

先程と同じ話で昔はトイレやお風呂に窓を付けて換気するというのが当たり前で、風通しの良い家が多かったように感じます。

 

しかし今時は換気という意味だと24時間換気が義務付けになり、窓からではなくて専用の換気扇や給気口で十分に家全体の換気ができるように計画されるようになりました。

 

とは言っても窓からダイレクトに風を感じたい、春や秋には窓を開けっ放しにして気持ち良い風を入れたいという人もいると思うので、その場合は適切な位置に適切な窓を計画する必要があります。

 

これも無闇に大きな窓をたくさん付けると言うより、出来るだけ小さな窓で少ない数でも通風できるように住宅会社の人にプランニングしてもらいましょう。

 

まとめ

最後まとめに入りますが、窓が小さくて少ない家のメリットは次の4つです。

 

1.断熱性が良くなる

2.プライバシーが確保できる

3.建築コストを抑えられる

4.家具や家電を配置しやすい

 

逆にデメリットは次の2つです。

 

1.家の中が暗くなる

2.風通しが悪い

 

それぞれの概要はここまでお話した通りですが、窓が小さくて少ない家は外観的にはシンプルな雰囲気になり意外にメリットも多くありますが、暮らす人の考え方や価値観によっては大きなデメリットになる可能性もあります。

最近はどちらかというとキューブ型で窓も少なくてシンプルな外観の家が人気ですが、実際にそのイメージの家を建てた時にどんなメリットやデメリットがあるかはなかなか想像がつかないと思います。

 

なので今回の内容がすべてでは無いですがこれからマイホームを考えている人にとって、家の外観や窓の考え方について少しでも参考になれば幸いです。

 

ご覧いただきありがとうございました。

今後も随時更新予定です!

ぜひ、チャンネル登録をお願いいたします。

 

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