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2021.07.13

【解決!】見積りの付帯工事を徹底解説!意味と相場を知って予算を準備しよう!

皆さんもマイホームを建てる時はなるべく早めに全体の相場を知って、しっかり予算を把握して準備したいと思いますよね?

 

ただ実際に住宅会社から見積りをもらってみると、建物の本体工事費の他に付帯工事費という項目があり、これが住宅会社によって別途費用になっていたり金額の記載も意外とバラバラで、後から結局追加になって予算オーバーというパターンは結構ある話な気がします。

でもほとんどのお客様は家を建てるのが初めてで、どんな付帯工事があるか知らないし当然相場も分からないので、何に気をつければ良いのかも分からないし判断も難しいと思います。

 

そこで今回のブログでは付帯工事のよくある項目とその意味相場を詳しくお伝えして、抜け漏れがないか相場金額とズレがないか、自分である程度チェックできるようになってもらいたいと思います。

 

大工時代を含めて15年以上、沢山のお客様の家づくりをお手伝いさせて頂いた経験を踏まえて、これから家を建てる人が失敗しない為の情報を出来るだけ分かりやすくお伝えしますので、ぜひ最後まで読んでください。

 

6つの付帯工事

結論から言うと、意味と相場を知っておきたい付帯工事は次の6つになります。

 

1.仮設

2.外部給排水

3.浄化槽

4.造成

5.インテリア

6.地盤改良

 

それでは1つずつ説明していきます。

 

1.仮設

付帯工事の1つ目は、仮設工事です。

 

仮設工事は住宅会社によってどこまで含めるか変わってくる部分ですが、一般的には工事する際に必要な仮設の電気、水道、トイレの設置費用や毎月の使用料金があります。

あとは敷地内に部外者が侵入しないように現場をぐるっとフェンスで囲う仮囲いや、レッカーみたいな大型車両や重機が入る時に道路を傷つけないように、鉄板を敷いたりなどの工事が仮設工事になります。

 

この工事は家本体には直接関係ないですが職人さんが家を作る上で必要で、現場での安全、品質担保、スムーズな工程管理にも間接的に関わる部分なので、家づくりの最初の工事として大切な役割を担っています。

 

ざっくりな相場としては50万円前後であまりにも金額が安い高いとなった場合は、何かが抜けていたり多めに計上している可能性があるので、確認するようにしましょう。

2.外部給排水工事

付帯工事の2つ目は、外部給排水工事です。

 

敷地内にある水道メーターから家まで飲水を通す為の配管工事が給水工事、家から出た排水を浄化槽や下水まで流す為の配管工事が排水工事で、2つ合わせて外部給排水工事と呼びます。

 

外部給排水工事の費用は建物本体工事費に含まれている事も多いですが、一般的には30万円前後で、敷地が広くて道路から建物までの距離が極端に長い場合には、1mにつき2万円とか追加工事が発生する可能性があります。

 

あとはそもそも道路の水道本管から敷地内に配管が引き込まれていない場合には、別途引き込み工事が必要で、水道メーターの取得費用とか諸々かかり相場的には100万円前後が追加になってしまうので、注意してほしいと思います。

3.浄化槽工事

付帯工事の3つ目は、浄化槽工事です。

これは地域によって変わる事で道路に下水管が通っている場合は必要ないですが、少し田舎だったり市街化調整区域だったりすると、下水管がなくて排水先に困ってしまうので、敷地内に大きなタンクを埋設する浄化槽工事が必要になります。

 

この仕組みとしては家から出た排水を浄化槽のタンクに一旦流して、タンク内にいる微生物でバクテリア分解してある程度キレイな水の状態になってから、前面道路の側溝や用水路に放流していきます。

 

浄化槽の費用相場はそれぞれ建てる家の面積や設備によって必要な浄化槽の大きさが変わり、家の面積が130㎡未満のざっくり40坪未満だと5人槽で50万円前後、130㎡以上のざっくり40坪以上だと7人層で60万円前後、二世帯住宅でお風呂とキッチンが2つずつある場合は10人層で80万円前後になります。

 

建てるエリアや家の面積、設備の数によっても費用負担が変わるので、浄化槽エリアの場合には注意するようにしましょう。

4.造成工事

付帯工事の4つ目は、造成工事です。

例えば敷地が凸凹だったり道路から見て敷地が高いとか低いという時には、家が建てられるように平坦にしたり道路から車が乗り入れできるように、土を入れたり鋤いたり場合によっては擁壁やブロック工事が必要で、それらの事をまとめて造成工事と言います。

 

相場的には敷地の広さや現状がどんな状態か、どこまでやるかによって大きく変わってきますが、一般的に多い金額としては30万円~100万円ぐらいの予算感で、擁壁まで作って土を留める工事もする場合には最低でも200万円以上は必要なイメージになります。

 

こんな感じで造成工事は金額の幅がかなりあるので土地を購入する前に造成の有無を確認して、持っている土地で造成工事が必要な場合には早い段階から住宅会社の人に相談するようにしましょう。

5.インテリア工事

付帯工事の5つ目は、インテリア工事です。

インテリア工事の内容は、主要部分だと照明器具、エアコン、カーテンの3つになります。

 

これも住宅会社によって建物本体工事費に含まれているケースもあるので比較は難しいですが、照明器具の目安としては建物1坪あたり8,000円前後ぐらいが相場で、30坪の家なら24万円ぐらいになります。

 

エアコンは大体LDKが18帖用ぐらいで30万円前後、夫婦寝室が6帖用ぐらいで10万円前後の相場イメージで、実際に高気密高断熱の家だと部屋の広さに対して4帖~6帖ぐらい小さめの帖数用エアコンで十分効きます。

 

なので工事費だけではなくて暮らしてからのランニングコストを抑える意味でも、断熱性能を確かめながら家を選ぶのがお勧めです。

 

カーテンも選ぶ物や建物の作り方、窓の位置や数、サイズによっても金額の幅が結構ありますが、目安としては建物1坪あたり1万円ぐらいが相場で30坪の家で30万円前後という感じです。

 

他にも人によっては新しいマイホームの雰囲気に合わせて冷蔵庫とか洗濯機、乾太くんを買いたいとか、ダイニングテーブルやソファも新調したいという方も多いと思うので、そちらも合わせて資金計画を作ってもらえると幸いです。

 

6.地盤改良工事

付帯工事の6つ目は、地盤改良工事です。

家を建てる敷地の地盤が弱いとそのまま家を建てると傾いてしまう可能性があるので、地盤改良工事をして、地盤が強くなるように補強する必要があります。

 

事前に地盤調査をする費用の相場は10万円前後が一般的だと思いますが、建物本体工事費の中に含めている住宅会社が大半です。

 

ただ地盤改良については改良の方法や範囲によって大きく変わるので、費用予想するのは難しいですが、最低でも30万円、一般的な平均で80万円前後、地盤がかなり弱くて鉄骨住宅とか荷重が重い家を建てる場合には150万円以上かかる事もあるので注意が必要です。

 

具体的にどのように地盤調査をするのか、どんな改良の方法があるのか、事前に地盤改良が必要かどうかを予想するテクニックについては、別の動画で詳しく解説しています。

下にリンクを貼っておきますので、ぜひそちらもご覧下さい。

まとめ

最後まとめに入りますが、意味と相場を知っておきたい付帯工事は次の6つになります。

 

1.仮設工事

2.外部給排水工事

3.浄化槽工事

4.造成工事

5.インテリア工事

6.地盤改良工事

 

それぞれの概要はここまでお話した通りですが、冒頭でもお伝えしたようにほとんどのお客様は家を建てるのが初めてで、どんな付帯工事があるか知らないし、当然相場も分からないので何に気をつければ良いのかも分からないし、判断も難しいと思います。

ただ実際に金額が結構かかる項目もあるので、早めに必要かどうか、必要な場合にはどれくらいの金額になるのかを理解しておくと、後からの予算オーバーも減らせるし頭金や住宅ローンの準備もしっかり出来るようになります。

 

ちなみに今回のブログとはまた違った視点で、予算オーバーを防ぐ方法や注意ポイントを詳しく解説した動画もあります。

こちらも下にリンクを貼っておきますので、気になる方はチェックしてみてください。

 

今回のブログがこれからマイホームを考えている人にとって、少しでも参考になれば幸いです。

 

 

ご覧いただきありがとうございました。

今後も随時更新予定です!

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