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2020.07.28

【2020年の流行はコレ!】創業50年の工務店社長が「外壁材の選び方」について徹底解説!

外壁材というのは家に対してすごく大切な要素です。
実際に外壁材は何にしようか、どう選べばいいのか迷っていませんか?
見た目も大切だし雨漏りする可能性もあるし、定期的なメンテナンスも必要になります。
この選択を間違えると時間もお金も手間もかかってしまい、本当に後悔することになります。
今回はあくまで私個人の主観の話になりますが、外壁の選び方や考え方、注意すべきポイントをできるだけわかりやすくお伝えしようと思います。
家には注文住宅や建売、中古住宅などいろいろな選択肢がありますが、どれを選んでも当てはまるような内容になっていますので、ぜひ最後まで読んでください。

 

外壁材で失敗する人の特徴

最初に結論から言うと外壁材で失敗してしまう人の特徴は、目先のことだけで考えてしまう人です。見た目や金額などもとても大切ですが、マイホームは35年という長いスパンで住宅ローンを組むため、目先のことにとらわれて選択してしまうと必ず後悔します。


外壁は雨風から構造材を守ったり外からの熱を遮断したり、逆に家の中を保温したりする役割を担っているため、いかにこの機能を永続させるかが大切です。


これは、とても奥が深いことで外壁材だけでなく通気など、いろいろな要素が絡み合い構造材を守っています。
今回はその難しい部分をできるだけわかりやすく、要点を三つに絞ってお話ししたいと思います。

 

外壁材の選び方①「見た目」

まず外壁材の選び方の1つ目は、見た目です。
先ほど目先だけで考えてはだめと言いましたが、やはりどんなにメリットがある外壁でも、見た目が好みでなければ選ばないですよね?


どうせなら家のデザインはお洒落にしたいとみなさん思うのですが、そのデザインの7割が外壁で決まってしまいます。
外壁の色や形、貼り方などがデザインでは重要ですが、初めはそういったところを重視してもいいと思います。
今日本で一番使われている外壁は窯業サイディングというもので、デザインや色が非常に豊富でおそらく200種類以上もあります。
他にも最近人気のガバリウム鋼板や木、タイル、塗り壁などこちらもデザインが豊富にあります。
お客様と打ち合わせで外壁の話になると「絶対ガルバにしたい!」という人もいれば、「ガルバは倉庫みたいで嫌だ」という人もいるので、本当に好みなのだなと感じます。


まずは外壁材は見た目から入ってもまったく構わないので、好みでいくつかピックアップしてから選ぶようにしましょう。

 

外壁材の選び方②「重さ」

続いて外壁材の選び方の2つ目は、外壁材の重さです。
重さと聞くと不思議に思うかもしれませんが、簡単にいうと耐震的に建物は軽い方が有利だからです。


たとえば、屋根材で昔から使われている瓦よりも、ガルバリウム鋼板の方が重量は軽くなるため、耐震的には有利になります。


それと同様に外壁でもタイルよりも窯業サイディング、窯業サイディングよりもガルバリウム鋼板の方が軽いため、やはり耐震的に有利なのです。建物はずっしりと重たい方が耐震的に強そうなイメージですが、実は地震のときにはその重さが揺れを増大させてしまい、倒壊リスクが高まってしまいます。
同じ構造の家でも外壁の違いで耐震性能が変わるのなら、できるだけ軽いものを選んで地震に備えた方が安心です。

 

塗り壁材と下地材をチェック

ここからは少し塗り壁について深掘りしてお伝えしたいと思います。
塗り壁と言ってもいろいろな塗り壁材があり、モルタルやジョリパット、Sto、漆喰などが代表的です。


また、この塗り壁材を塗る下地材として先ほどの窯業サイディングもあれば、軽量の発泡スチロール系下地もあります。
当然重たい窯業サイディングの上に塗り壁材が加わればかなりの重さになり、逆に軽い下地に塗れば外壁としても軽量になります。

外壁の重さが建物の耐震性に影響することは既にお伝えしましたが、塗り壁では塗り壁材プラス下地材によって重さが変わることに注意してください。

 

外壁材の選び方③「コストパフォーマンス」

最後に外壁材の選び方の3つ目は、コストパフォーマンスです。
そしてこのコストパフォーマンスについては、さらに2つに分けて考える必要があります。

 

外壁材のイニシャルコスト

1つ目は最初にかかるイニシャルコスト、2つ目は住んでからかかる塗装などのランニングコストです。
まずイニシャルコストですがこれは高い順にタイル、塗り壁、木、最後にサイディングとガルバリウム鋼板が同じくらいになります。

それぞれの種類や厚み、グレード、下地に何を使うかによって変わるため一概には言えませんが、およそ30坪の建物で100万円から300万円のイニシャルコストの差が出ます。

 

外壁材のランニングコスト

続いて2つ目のランニングコストですが、たとえばイニシャルコストが100万円のサイディングを施工し、その後10年に1回100万円の塗装が必要だとします。
すると30年後には合計300万円のランニングコストがかかり、イニシャルコストの100万円と合わせると400万円がかかることになります。
これが塗り壁でイニシャルコストが少し高めの150万円だとしても、30年間塗り替えの必要がないものならかかるランニングコストは、30年目の1回の塗り替えで100万円のみになります。
これなら30年の合計は250万円で済むことになり、400万円かかるサイディングと比べるとトータルでは、塗り壁の方が少なくなるのです。

 

外壁材はトータルのコストパフォーマンスで考える

外壁はイニシャルコストだけではなくランニングコストまで考え、どれがトータルのコストパフォーマンスに優れているかで選ぶようにしてください。
みなさんも車を買うときは車両本体価格だけでなく、燃費やガソリンはハイオクなのか、あるいはディーゼルなのか、そこまで含めて長い目で選びますよね?それと同じように外壁も長いスパンで考えてほしいと思います。

 

塗り壁かガルバリウム鋼板がお勧め

外壁は地域やまわりの環境が影響するため、絶対にこれが1番だと断言はできませんが、私の会社では塗り壁かガルバリウム鋼板をおすすめしています。
塗り壁はEPSという発泡スチロールの専用下地に、Stoという塗り壁材を施工するものです。


これは初期費用が多少かかりますが、発泡スチロールを建物全体に巻くため断熱性能が上がり、光熱費が抑えられるというメリットがあります。
さらに、このStoという塗り壁は撥水効果がトップクラスに高いため、劣化や汚れが抑えられメンテナンス性も優れたものになっています。ガルバリウム鋼板は初期費用も安くメンテナンス性も良い上に、建物への重量負担も少ないのでたいへんお勧めです。
この2つに共通しているのは材料が軽く耐震的に有利であり、さらに長期的なスパンで見たときにコストパフォーマンスも良いという点です。

 

まとめ

外壁はただ単におしゃれだからとか、安いからとかの理由だけで選んでしまうと必ず後悔します。
家づくりで外壁材を選ぶ際には下地は何を使うのか、重さはどうなのか、メンテナンス時期はいつでコストはいくらなのか、これらを明確にして比較することが大切です。
ぜひみなさんも今回のブログを参考にして、耐震性とメンテナンス性に優れた外壁を選んでください。

 

ご覧いただきありがとうございました。

今後も随時更新予定です!

ぜひ、チャンネル登録をお願いいたします。

 

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