2021.03.28
【ストレス激減!?】洗面所で失敗しない7つのテクニックを徹底解説!
皆さんもせっかくマイホームを建てるなら、毎日使う洗面もなるべく使いやすく作りたいなと思いませんか?
洗面所は家族全員が毎日必ず使う場所ですが、意外と多くの人が疑問を持たずに住宅会社に提案されたまま作ってしまい、「なんか使いにくいな」「もう少し考えれば良かった」と結果的に後悔する部分の1つです。
そこで今回のブログでは小さな工夫をするだけで洗面所がすごく使いやすくなり、スムーズに身支度が出来たりキレイに片付けも出来て家族みんなが満足できる、実際に暮らしてからストレスを感じないための7つのテクニックをご紹介します。
大工時代を含めて15年以上、たくさんのお客様の家づくりをお手伝いさせて頂いた経験を踏まえて、これから家を建てる人が失敗しないための情報を出来るだけ分かりやすくお伝えしますので、ぜひ最後まで読んでください。
洗面所で失敗しない7つのテクニック
結論から言うと洗面所で失敗しないテクニックは次の7つです。
1.収納を多めにする
2.カウンタースペースを広くする
3.ボールを2つにする
4.コンセントを多めにする
5.洗面台は慎重に選ぶ
6.洗面台の設置場所
7.断熱性能の高い家にする
これはどれも毎日使う洗面所をストレスなく使いやすくするための配慮で、小さな事に感じるかもしれませんが意外と効果が大きい工夫です。
それでは1つずつ説明していきます。
1.収納を多めにする
洗面所で失敗しないテクニック1つ目は、収納を多めにする事です。
アパートで暮らした事がある方は感じてるかもしれませんが、洗面所は小物が多くなりやすい場所の1つで収納をたくさん作っておかないと、カウンターに出しっぱなしになったりスッキリ整頓出来なかったりします。
たとえばこれはご家庭によって変わりますが歯ブラシ、歯磨き粉、コップが家族の人数分だけあったり、化粧品やコンタクト製品、ドライヤー、ひげ剃りとかもあります。
さらにティッシュとかタオル、ゴミ箱なんかもあるので、それらも踏まえると洗面所はかなりの収納量が必要になります。
一般的な住宅会社の洗面台は、横幅75cmで鏡の裏側とボールの下に収納があるタイプが標準的で、それだけだと足りないというお宅も多いと思います。
なので少し費用は上がってしまいますが横幅90cmタイプに変更したり、洗面台の横に収納を追加したり壁にニッチ棚を設置して、できるだけ収納スペースを確保できるようにしましょう。
小さいお子さんがいるご家庭だと今は良いかもしれませんが、成長するうちにどんどん物が増えていく事が予想できるので、少し多めぐらいに考えておくとちょうどいいと思います。
2.カウンタースペースを広くする
洗面所で失敗しないテクニック2つ目は、カウンタースペースを広くする事です。
カウンタースペースというのは洗面台の手を洗う丸いボールの周りの、平らな物を置ける部分の事です。
たとえばコンタクトケースや化粧品とか、ちょっと小物を置いたりするのに使うのでここが狭いと不便になります。
化粧とか身支度を基本は寝室やリビングでやる生活スタイルならそれほどに気にしなくて良いですが、少し広めに取りたいなら場所を取りますが洗面台を選ぶ時に、カウンタースペースが広い商品を選んでもらったり隣に造作カウンターを設置するのもありだと思います。
3.ボールを2つにする
洗面所で失敗しないテクニック3つ目は、ボールを2つにする事です。
正直これは普通の洗面台に比べて給排水工事も2倍になって費用も多くかかるし、掃除も大変なのであまり採用されるお客様は少ないですが、極稀にボールを2つにする方もいらっしゃいます。
1つの洗面台にボールが2つ付いてるパターンもあれば、洗面台本体を2つ付ける方もいて、女性が多いご家庭で朝の身支度とか横並びでも使えるようにしたいとか、1つのボールはスロップシンクみたいな底が深いタイプにして、お子さんの靴とか体操服とかをつけ置きも出来るようにしたいという用途の方もいらっしゃいます。
どうしてもボールは2つあったほうがいいという方は、比較的自由に選べて商品によっては安価に設置できる造作洗面台がおすすめです。
4.コンセントを多めにする
洗面所で失敗しないテクニック4つ目は、コンセントを多めにする事です。
洗面所は実はコンセントがたくさん必要な場所で、ドライヤーやひげそりの充電、電動歯ブラシとかスマホの充電、女性ならヘアアイロンとかにも必要で、既製品の洗面台だとコンセントが2口など少ないものが多いので注意が必要です。
なので将来お子さんが大きくなった時の事も想定して、どれぐらいのコンセントを一度で使いそうかイメージしてもらい、洗面台本体にコンセントを増やすのも1つです。
それから隣の壁にコンセントを多めに配置して、住んでから「しまった!」とならないように工夫してもらえると幸いです。
ちなみに家の失敗で多いコンセントの付け忘れポイントTOP10という別のブログで、今回の内容も踏まえて詳しく解説しています。
興味のある方は下のリンクからチェックしてみてください。
5.洗面台は慎重に選ぶ
洗面所で失敗しないテクニック5つ目は、洗面台は慎重に選ぶ事です。
これは当たり前ですが、どんな洗面台にするかで使いやすさは大きく変わってきます。
たとえばデザインはあまりお洒落じゃないけど掃除はしやすいメーカーの既製品を使うのか、カウンターやボール、水栓、鏡、全部を自分の思い通りに出来て、お洒落な雰囲気に仕上がるけど、使う素材によっては掃除が大変になる造作タイプにするのか、ここは価値観や考え方で二極化する部分ですが、本当に慎重に考えたほうが良いと思います。
基本的な失敗しないためのポイントはここまでにお伝えした通りで、収納がきちんと取れているか?コンセントがたくさん付いているか?をチェックしてもらえば良いと思います。
ですがその他に洗面ボールの大きさや深さ、鏡の大きさも確認して頂いて、水はねがしないかや掃除のしやすさまでイメージしてから、選択する事をおすすめします。
6.洗面台の設置場所
洗面所で失敗しないテクニック6つ目は、洗面台の設置場所です。
私のブログをずっと読んでくれてる方は聞き飽きたかもしれないですが、昔ながらの脱衣室に洗面台を設置するスタイルではなくて、今時はホールや廊下に設置するスタイルがおすすめです。
脱衣室とは別の場所に設置する事で、誰かがお風呂に入っていても洗面台を気兼ねなく使えるし、朝に洗濯機を回す時も洗面台で身支度している人と重ならないので、お互いが待たずにストレスなく使えるメリットがあります。
来客時に手を洗ってもらうときに脱衣室や洗濯物を見られる心配もないし、最近主流のタンクレストイレは手を洗う所がトイレ内にないので、トイレから出たすぐの廊下に洗面台があればさっと手を洗えます。
洗面台をホールや廊下に置くプランはメリットが多いので、これからマイホームを作る方はぜひ検討してみてください。
ちなみにタンクレストイレを付けるかどうか迷っている人に向けて、注意ポイントなどを詳しく解説しているブログがあります。
こちらも気になる方は下のリンクからぜひチェックしてみてください。
7.断熱性能の高い家にする
洗面所で失敗しないテクニック7つ目は、断熱性能の高い家にする事です。
先程もお伝えした通り洗面台を設置する場所の基本は、脱衣室の中かホールや廊下の一角や最近はコロナ予防で玄関という方もいますが、どこに設置するにしても冬は寒くなる場所が多いと思います。
私の実家もそうだしアパートとかで生活したことがある人は、冬に寒くなりながら歯磨きをしたり顔を洗ったりした経験があると思います。
せっかく新しい家を建てても断熱性能の低い家だと、同じように寒い洗面所になってしまう可能性があります。
なので洗面所に限った話ではないですが、大前提としてできるだけ断熱性能の高い家にして、どこで身支度するにしても快適に過ごせるようにした方が老後の事を踏まえても安心だと思います。
まとめ
最後まとめに入りますが、洗面所で失敗しないテクニックは次の7つです。
1.収納を多めにする
2.カウンタースペースを広くする
3.ボールを2つにする
4.コンセントを多めにする
5.洗面台は慎重に選ぶ
6.洗面台の設置場所
7.断熱性能の高い家にする
それぞれの概要はここまでお話した通りですが、冒頭でもお伝えしたように皆さんもせっかくマイホームを建てるなら、毎日使う洗面もなるべく使いやすくしたいと思いますよね?
実際に洗面所は家族全員が毎日必ず使う場所ですが、意外と多くの人が疑問を持たずに住宅会社に提案されたまま作ってしまい、「なんか使いにくいな」「もう少し考えれば良かった」と結果的に後悔してしまう部分の1つになります。
今回ご紹介した7つはどれも目新しい事ではないかもしれませんし、小さな内容が多かったかもしれませんが、費用もそれほどでは必要ないし本当に少し考えたり工夫するだけなので、毎日のストレスが軽減される事間違いなしです。
これからマイホームを考えている人にとって、少しでも参考になれば幸いです。
ご覧いただきありがとうございました。
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