2021.02.02
【普通の家じゃつまんない!】自慢できて家族も楽しい4つのプランを紹介!
皆さんもマイホームを建てるとき、せっかくなら他の家とちょっと違う自分らしさがあったり、自慢できるような家にしたいと思いますよね?
そんなちょっと自慢できたり遊び心があったりする部分が家にあれば、仕事で疲れて帰ってきてもリフレッシュできるし、今みたいなコロナでも家族や友人を招いて家の中で楽しんだり、本当の意味で豊かな暮らしを実現できて最高だと思います。
確かに利便性や実用的な家というのもすごく大切で、毎日の生活を楽に便利にすることを優先する考えももちろん大切です。
ただそれだけだとちょっと寂しい人もいて、何十年もかけて住宅ローンを払うんだったらせめて1ヵ所ぐらいは実用性だけじゃなく、自慢できたりリビング以外にも楽しく過ごせる場所、自分たちらしい家だなと魅力を感じる部分を作るのもおすすめです。
そこで今回はちょっと変わってるけど人気のある、プラン4つをご紹介したいと思います。
今回ご紹介するプラン以外にもたとえば家の中にボルダリングやうんていを付けたり、トレーニングルームや広い土間を作ったり、暮らしを楽しむためのちょっと工夫したプランを今までたくさん作ってきました。
皆さんそれぞれ想い描いている理想があると思うので、今回のブログが少しでも参考になり「じゃぁうちはこんな場所がほしいね、これは付けたいね」と何かのキッカケになってもらえらた幸いです。
大工時代を含めて15年以上、今までたくさんのお客様の家づくりをお手伝いしてきた経験から、家族みんなが暮らしを楽しめるマイホームのアイデアを抜粋してご紹介しますので、ぜひ最後までお読みください。
自慢できて家族も楽しい4つのプラン
自慢できて、家族も楽しいプランは、次の4つになります。
1.アウトドアリビング
2.ファミリースペース
3.ロフト
4.インナーガレージ
今回ご紹介する4つは正直無くても全く困らないものばかりですが、お客様の価値観や理想の暮らしにぴったり合えば「作って良かった」と心の底から思えるプランになること間違いなしです。
それでは1つずつ説明していきます。
1.アウトドアリビング
自慢できて家族も楽しいプラン1つ目は、アウトドアリビングです。
アウトドアリビングというのは家の屋上や2階のベランダ、広く作ったウッドデッキなんかを庭代わりに使うようなイメージです。
そこにテーブルを置いてバーベキューをしたり、夜は星を見ながら晩酌したり、朝は気分を変えて外で食事したりして、家の中を家族だけの特別な空間にすることができます。
実際には友達を呼んでパーティーしてもいいし、子供たちとランチしてピクニック気分を味わったりもできます。
今はコロナの影響であまり出かけたりもできないので、マイホームにアウトドアリビングのスペースがあったら最高です。
当たり前ですが屋上もベランダもウッドデッキも初期コストは最初にある程度かかるし、10年に1回ぐらいの頻度で防水塗装とかのメンテナンスコストも必要になり、あとは掃除も意外と大変です。
なので楽しいイメージだけで作ってしまい、後から意外と手入れが大変とか防水塗装を定期的にしないといけないとか、事実が発覚して後悔するというパターンはあるあるです。
そういったメンテナンスや防水の注意点なんかを十分に理解した上で、それでもやっぱりアウトドアリビングがほしい、手入れやメンテナンスも惜しまないという人なら家でレジャーができると言うのはちょっと自慢できるし、素敵な空間になるはずなのでしっかりとプランニングをして、家族や友達と存分に楽しんでもらいたいと思います。
2.ファミリースペース
自慢できて家族も楽しいプラン2つ目は、ファミリースペースです。
ファミリースペースというのはリビングとは別に作るオープンな場所のイメージで、広めに作った廊下やホールの一角にカウンターや本棚を作ったりして、家族が多目的に使えるスペースのことです。
奥様がコーヒーを飲みながら雑誌を読んだり、お子さんが勉強したりご主人が書斎がわりにパソコンを使ったり、1人で考え事をしたいときなんかにも使えます。
それほど大きくなくてもいいのでちょっと家の中にあるだけで、リラックスできる場所になると思います。
こういう多目的に使える場所があるというのは実際かなり便利だし、しかもオープンスペースはゆとりがある感じでちょっと友達にも自慢できそうな気がします。
しかもわざわざ作るというより廊下やホールの空間をちょっと広めに取り、カウンターとかを付けるだけで大きく金額が追加になる訳ではないので、今回ご紹介する中では一番家計に優しくて実現しやすいプランになっています。
ただファミリースペースの注意点としては廊下やホールの一角につくるので、保温性能の高い家でないと冬は寒い夏は暑いとなって、居心地の悪さで誰も使わなくなる可能性があります。
逆にいうと性能の良い断熱材や窓を使って保温性能を高めてあげれば、リビングの冷暖房が届いてくれるので少ない電気代で快適に過ごすことができるのでおススメです。
保温性能の高い家にするためのポイントについては他のブログで詳しく解説しているので、興味のある方は下のリンクからぜひチェックしてください。
3.ロフト
自慢できて家族も楽しいプラン3つ目は、ロフトです。
これは天井から屋根までの空間、いわゆる屋根裏スペースを活用して部屋を作る方法で、しっかり階段を作ることもあれば簡易的なハシゴで上り下りできるようにすることもあります。
廊下の上だったら普段使わない季節モノを置く収納にしたり、リビングの上なら天井を斜めに貼って勾配天井にして、オープンなロフトスペースで書斎など多目的空間にすることもできます。
あとは子供部屋ならベッドスペースや収納スペースとしても使えるし、普通に秘密基地っぽくもなるのでテンションも上ります。
ただ注意点としてはロフトの場合屋根の形も最初のプラン段階からある程度配慮しないと作れなかったり、天井の高さを1.4m以下にしないといけないため使い方によっては意外と不便だったりします。
あとは普通の部屋を作るのと同じように床を貼ったり壁貼ったり天井貼ったりしないといけなくて、階段やハシゴもないといけないし場合によっては断熱材もしっかり入れてエアコンを付ける必要も出てくるので、それなりに費用もかかります。
そのため安易に作ってしまうと暮らし始めてから意外と使わなくて、お金とスペースの無駄になってしまう可能性もあります。
なのでどうやって活用するのか?何をするためにほしいのか?明確な目的を持って作るようにしましょう。
4.インナーガレージ
自慢できて家族も楽しいプラン4つ目は、インナーガレージです。
インナーガレージは簡単にいうと家と一体型のガレージのことで、直接家の中に出入りもできるので車やバイクが好きなご主人様は憧れている方も多いんじゃないでしょうか。
実際にうちの会社でもインナーガレージを採用される方は多くて、私のマイホームも奥さんがメインで使っていますがすごく重宝しているので、本当に付けて良かったと感じています。
ガレージと言うとすごく趣味的なスペースで、奥様に理解してもらうのが難しいイメージがあるかもしれませんが、実は使い方によっては奥様や小さいお子さんにとっても有効に活用できるスペースにもなり得ます。
インナーガレージは愛車を直接の雨風や日差しから守れることと、たとえば奥様と子供で両手に荷物をいっぱいに抱えていても、傘をささなくて雨に濡れずに直接玄関から家の中に入れることが代表的なメリットです。
それ以外に物理的な玄関との距離が近くなることが多いので、手荷物やキャンプ道具など何かモノを搬入する際も楽だったりします。
また車をガレージから出せば屋根のある外空間になるので、雨が降ってもそこでバーベキューをしたり夏の日差しをカットしながら子どもたちがプールに入ったりいろいろな用途で使えます。
あとは敷地の大きさや間口、建物プランの設計力にもよりますが、インナーガレージならではの外観デザインも魅力の1つだと思います。
ただ圧倒的なデメリットとしては金額が結構高くなることです。
一般的なカーポートであれば車一台分で50万円ぐらい出せば十分に設置できますが、インナーガレージの場合は、車一台分で、カーポートの4倍、一撃200万円ぐらい必要になります。
これは屋根や基礎、壁の面積が普通に増えるのと、ガレージで人が住まないからといってそこだけ弱くは出来ないので、建物と同じ素材や強度で仕上げるためどうしても大幅なコストアップになります。
一般的なインナーガレージは少し余裕をもって5坪ぐらいの広さで作ることが多いので200万円を坪数で割ると一坪40万円、家と同じ仕様で作ることを冷静に考えてみると「それぐらいかかるよなー」と感じてもらえると思います。
ここは価値観の分かれる所だと思いますが後から作るのは難しいので、多目的に活用できるインナーガレージを作るかどうか、家族のメリットと費用を天秤にかけていただいて十分に比較検討してもらえたらと思います。
まとめ
最後まとめに入りますが、自慢できて家族も楽しいプランは次の4つになります。
1.アウトドアリビング
2.ファミリースペース
3.ロフト
4.インナーガレージ
これはどれも絶対に無くてはならないと言うものではないですが、実際に作ってみると普段の暮らしの中で結構役に立ったり、家での楽しみ方が増える強力なツールになること間違いなしです。
しかも家族みんなで楽しめるというのも大切なポイントの1つです。
冒頭にもお伝えしましたが確かに利便性や実用的な家というのもすごく大切で、毎日の生活を楽で便利にすることを優先する考えももちろん大切です。
ただそれだけだとちょっと寂しいという人もいて何十年もかけて住宅ローンを払うのであれば、せめて1ヵ所ぐらいは実用性だけではなくて自慢できたり、リビング以外にも楽しく過ごせる場所があると良いと思います。
そうした自分たちらしい家だなーと魅力を感じる部分を作るのもおすすめで、家族みんなで活用して楽しむことができれば家を建てた喜びが2倍にも3倍にもなる気がします。
なので今回ご紹介したものに限らず自分たちらしい家という観点で、楽しくなるプランをぜひ考えてもらい「がんばって建ててよかったね」と、心から実感できる家づくりをしてほしいと思います。
ただ当たり前ですが費用がかかったりメンテナンスが必要だったり、それぞれ明確なデメリットも存在するので、本当に必要かどうかしっかり検討してから採用するようにしてください。
今回のブログがこれからマイホームを考えている人にとって、少しでも参考になれば幸いです。
ちなみに実用的な間取りプランについては他のブログでそれぞれ、注意ポイントなどを踏まえて詳しく解説しています。
興味のある方は下のリンクから、ぜひチェックしてください。
ご覧いただきありがとうございました。
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