2024.08.12
新築オプション工事ランキング一覧|施工業者・専門業者どちらに依頼するべきか、各工事の費用など解説
新築するご自宅のオプション工事は、理想的な暮らしの実現につながる重要なものです。
しかし、費用がかかるためすべて採用するわけにもいかず、どのオプションを選ぶべきか迷う方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、愛知県豊橋市を拠点に高性能・高品質な注文住宅を手がけている「ハピナイス」が、おすすめの新築オプション工事ランキングを紹介します。
オプション選択時の注意点も紹介しているので、新築するご自宅のオプション工事選びで後悔しないために、ぜひ最後までご覧ください。
コラムのポイント
■ 新築住宅のオプション工事を、「必要性が高いもの」「予算に余裕がある場合におすすめのもの」に分けて紹介します。
■ 後悔の可能性がある新築オプション工事ランキングも紹介します。
■ 新築オプション工事は、「標準仕様との違い」「メンテナンスにかかる費用」などを把握して選ぶことが重要です。
おすすめ新築オプション工事ランキング一覧|費用・理由も紹介
はじめに、新築住宅のオプション工事を「必要性が高いもの」「予算に余裕がある場合におすすめのもの」に分けて紹介します。
ご要望や予算に応じた、最適な建築プランを検討する際にお役立てください。
【必要性が高い】新築オプション工事ランキング
工事 (費用の目安) | 理由 |
---|
エアコン (20万円~/棟) | 入居と同時に快適に暮らすために、入居前に設置工事が必要 |
照明 (8万円~/棟) | 入居までに必要 |
カーテンレール (2~15万円/棟) | 防犯・プライバシーのため入居までに必要 |
網戸 (10~30万円/棟) | 防虫のため必要 |
TVモニター付きインターホン (3万円~/棟) | 防犯やトラブル防止に役立つ |
玄関用スマートキー(電子錠) (5万円~/棟) | 施錠忘れを防ぎ、手ぶらで玄関ドアを開閉できる |
表札 (1~5万円/棟) | 早めの設置が望ましい |
目隠しフェンス (2~10万円/幅1m) | 立地等によってはプライバシーのため必要 |
※オプション工事の費用は、施工業者が購入を手配し、設置・取り付けを行う場合を想定しています。
※費用は、施工業者、施工地域、導入する設備や資材・素材(グレード)などによって異なります。詳細な費用につきましては、お問い合わせください。
ご家族の暮らし方や価値観でオプション工事の必要性の有無・程度は異なりますが、一般的に必要性が高い新築オプション工事は以下のとおりです。
上記で紹介したオプション工事は、施工業者によっては標準仕様の工事に含まれている場合もあります。(目隠しフェンスを除く)
必要性が高いため、標準仕様orオプションを前もって確認しておきましょう。
【予算に余裕がある場合】新築オプション工事ランキング
次に、予算に余裕がある場合におすすめの新築オプション工事ランキングを紹介します。
工事 (費用の目安) | 理由 |
---|
パントリー (10~30万円/箇所) | キッチンまわりがスッキリして家事動線もスムーズになる |
人感センサーライト (3万円~/箇所) | 手間なく省エネにもなる |
カップボード (15~35万円/箇所) | 新築時ならデザインをあわせやすく、固定もしやすい |
無垢床 (2,000~3万円/㎡) | 温かみを感じられ、健康的 |
タッチレス水栓 (2~15万円/箇所) | 料理や後片付けが楽になる |
ワイドコンロ ガラストップコンロ (10~20万円/個) | 料理の効率が良くなる |
宅配ボックス (3~15万円/棟) | 配達にあわせて予定を調整する必要がない、宅配物が汚れにくい |
キッチンのグレードアップ (10万円~) | スペースを有効活用しながら家事効率を向上できる |
造作収納 (10~30万円/個) | スペースを有効活用して収納力を向上できる |
窓シャッター (5~10万円/箇所) | 防犯・台風対策として有効で、汚れも防げる |
食器洗い乾燥機 (深型またはオープンエンド) (10~50万円/箇所) | 食器洗いの手間が減る |
外壁タイル (13,000~35,000円/㎡) | 高級感がありメンテナンスコストが低い |
太陽光発電システム (約28.8万円/容量kW) | 電気代の高騰に影響されない |
※オプション工事の費用は、施工業者が購入を手配し、設置・取り付けを行う場合を想定しています。
※費用は、施工業者、施工地域、導入する設備や資材・素材(グレード)などによって異なります。詳細な費用につきましては、お問い合わせください。
キッチンにおすすめのオプションについては、以下の動画で詳しくご確認いただけます。
太陽光発電導入について、後悔しない判断方法をこちらの記事で確認できます。
〈おすすめコラム〉
太陽光発電は時代遅れなのか|やらなきゃよかったと後悔しないために最新のメリット・デメリットを解説
オプション工事についてさらに詳しく知りたい方は、施工実績の豊富なハピナイスにご相談ください。
ご家族の要望・ご予算を丁寧に伺い、最適なプランを提案いたします。
後悔の可能性がある新築オプション工事ランキング
おすすめの新築オプション工事を紹介してきましたが、以下の工事はメリット・デメリットを踏まえて、慎重に仕様を判断する必要があります。
工事 (費用の目安) | 理由 |
---|
床暖房 | 高気密・高断熱なら必要性は高くない |
浴室乾燥機 | 光熱費が高く、乾燥機付洗濯機で代替しやすい |
天窓 | 雨漏りのリスクがある |
大型の浴槽 | お子さまの成長で一緒に入らなくなる場合がある、水道代も高い |
浴室の窓・鏡 | 使わなくなる場合もあり、掃除が大変 |
浴室テレビ | 使わない場合があり、防水ポータブルテレビやスマホの持ち込みでも代替できる |
テレビアンテナ | テレビを見なくなる可能性がある |
床下収納 | 使用頻度が低く、優先度は低い |
小屋裏収納 | 制約が多く、想定より不便を感じやすい |
コンセントの増設 | 増やしても使わない場合がある |
※オプション工事の費用は、施工業者が購入を手配し、設置・取り付けを行う場合を想定しています。
※費用は、施工業者、施工地域、導入する設備や資材・素材(グレード)などによって異なります。詳細な費用につきましては、お問い合わせください。
なお、ここで紹介したオプション工事は必ず避けるべきといったものではありません。
たとえば、床暖房があると寒い冬も快適に暮らせるため、付けた後で後悔する方は少ないようです。
しかし、高気密・高断熱の住宅では床暖房がなくても快適性は高いため、他の部分に予算を配分したほうが良い可能性があります。
暮らし方や価値観、ご予算などに応じ、デメリットを把握したうえで検討しましょう。
浴室設備については以下の動画で詳しく紹介しているので、ぜひあわせてご覧ください。
紹介したオプション工事のほかに、ルーフバルコニーをご検討中の方は、ぜひ以下の記事もご覧ください。
〈おすすめコラム〉
【ルーフバルコニー付き戸建住宅】メリット・デメリットと実例、よくある質問を徹底解説
注文住宅で後悔したくない方は、以下の記事で「注文住宅の失敗例」も確認しておきましょう。
〈おすすめコラム〉
【注文住宅の失敗例】ランキング“トップ10”を解説|対策・成功ポイントも
新築オプションQ&A
最後に、新築オプション工事を検討中の方からハピナイスがよくいただく質問・回答を紹介します。
施工業者・専門業者どちらに依頼するべきか
オプション工事を工務店など施工業者と専門業者のどちらに依頼するべきかは、工事の種類や状況、価値観などによって異なります。
専門業者に依頼するメリットは、一般に中間マージン(下請け構造によって生じるコスト)を省いて費用を抑えやすいことです。
なお、ハピナイスは、自社施工・自社管理による完全責任施工で、コストの削減と高品質施工を実現しています。
専門業者への依頼は中間マージンを抑えやすい点がメリットですが、以下の点に注意が必要です。
- 費用相場や施工管理体制、アフターサービス、業者の信頼性などをご自身で調査する手間がかかる
- 別途専門業者との打ち合わせや見積もり、契約などが必要となる
- 引渡し後に工事するものは低金利で魅力のある住宅ローンを利用できない
- トラブル発生時の責任の所在が不明確になる場合がある
施工業者・専門業者のどちらに依頼するかは、メリット・デメリットの双方を把握して検討しましょう。
新築オプション工事の平均費用を知りたい
新築オプション工事の平均費用は、標準仕様との差額として200万円程度が目安とされています。
しかし、ご家族にとっての必要性・施工業者・オプション工事の種類や部位などによって費用が大きく変動するため、詳細は施工業者から見積りを取得してください。
オプション工事はいつ施工するのか
オプション工事の種類・内容によりますが、通常は引渡し前に施工します。
具体的な施工時期は、施工業者にお問い合わせください。
オプションを依頼する最適なタイミングを知りたい
オプション工事は、施工業者との打ち合わせ時(設計段階)に依頼するかどうかを決め、契約時に依頼します。
オプションが予算・間取りなどに影響するケースがあるため、オプションのご希望は早めに施工業者に伝えましょう。
オプション費用は住宅ローンに組み込めるか
オプション費用は住宅ローンに組み込めます。
ただし、引渡し後に専門業者と契約して実施する工事費用は、住宅ローンに組み込めません。
オプション費用は値引き交渉可能か
基本的に値引き交渉に制限はないため、交渉すること自体はできます。
ただし、希望通りの値引きが実施されるかは、施工業者次第です。
ハピナイスでは、値引き交渉を前提として割高な金額を提示するといった不誠実な行為は行っておりません。
値引き交渉があるかどうかで費用が異なるといった不公平な体制ではありませんので、値引き交渉に不安をお持ちの方もご安心ください。
新築時にオプション工事は必要かを決める際の注意点
注文住宅の新築時に、オプション工事は必要かどうかを判断する際の注意点を紹介します。
把握しておくと注文住宅の後悔を避けやすいので、ぜひ確認してください。
標準仕様・オプション工事の違いを確認
オプション工事の必要性を判断する際の基本は、施工業者ごとに異なる標準仕様とオプションの違いを確認することです。
注文住宅では、以下のように素材や工法、性能、設備などを細かく決められます。
- 外壁は塗り壁にしたい
- 床は無垢フローリングにしたい
- 耐震等級3を取得したい
- 断熱等性能等級は6以上にしたい
- オープンキッチンにしたい
たとえば、塗り壁がご希望の場合は、塗り壁が標準仕様の施工業者を選ぶことでオプション工事が不要になります。
ご自身のこだわりと施工業者の標準仕様が一致するほど、オプションによる追加費用を抑えられます。
標準仕様で十分な性能・機能を持つ場合もある
施工業者が提供している標準仕様が高性能・高機能の場合は、オプション工事の必要性が高くない場合もあります。
たとえば、冬でもお家全体が均一に暖かい快適で健康的な暮らしをご希望の場合、断熱等級6以上の施工業者を選ぶことも選択肢の1つです。
断熱等級6以上が標準仕様なら、断熱等級5が標準仕様の場合と比べてオプション工事の必要性が低くなります。
ご自身のこだわりとの一致に加えて、標準仕様の水準の高さも確認してください。
総予算額内でオプション工事を実施できるか確認
オプション工事を追加するほど、費用が高くなります。
オプション工事が影響して新築後の生活を圧迫するケースもあることを、念頭に置いておいていただけると幸いです。
また、土地探しから家づくりを始める場合は、土地購入代金を低めに抑えることで、プランやオプションにかける予算の割合を高められます。
- 土地購入代金
- 建築工事費用(本体工事+オプション工事など)
- 諸費用(税金・司法書士報酬・保険料など)
優先順位の高いオプション工事の実施を検討
予算オーバーを防ぐために、ご希望のオプション工事を諦めざるを得ないケースもあります。
具体的にどのオプション工事をやめるか検討するためには、優先したいオプション工事をご家族でよく話し合う必要があります。
引き続き、優先順位を決める際に考慮すべきランニングコストについて紹介していきます。
ランニングコストが生活費の負担にならないか確認
オプションの優先順位を検討する際には、ランニングコストを考慮することも大切です。
ランニングコストに影響する設備・仕様の例を以下にまとめました。
工事 | 内容 |
---|
外壁材 | メンテナンスの頻度や費用を抑えられるものがある |
床材 | メンテナンスの頻度や費用を抑えられるものがある |
オール電化 | 太陽光発電とあわせて電気代を抑えやすい |
太陽光発電 | 電気の自家消費で電気代を抑えやすい |
床暖房 | 光熱費が高くなりやすい |
トイレ | 節水効果が高いものだと水道代を抑えられる |
特に断熱性能や省エネ効率を重視すると、光熱費の負担軽減につながります。
反対に、オプション工事の内容によってランニングコストが高くなる可能性もあるので、注意してください。
オプション工事は信頼できる施工業者に依頼
注文住宅のオプション工事は、信頼できる施工業者に依頼することが大切です。
施工実績・スムーズにな対応などを確認したうえで、施工業者を選びましょう。
また地域密着の施工業者なら、オプション工事の内容を悩んだ際に、地域の特性に応じた適切な提案をしてくれる場合があります。
注文住宅における施工業者選びのポイントをこちらの記事で詳しく確認できます。
〈おすすめコラム〉
〈豊橋で注文住宅を建てる〉会社選びのポイントは?気になる疑問を徹底解説
マイホームの新築を検討中の方は、ハピナイスにお任せください。
限られた実力ある職人による高い施工品質を維持するため、施工頭数を年間20棟に限定して丁寧に施工しています。
まとめ
新築オプション工事選びで後悔しないためには、総予算額を決定したうえで、ご自身のこだわりと標準仕様の方向性が合う施工業者を見つけることがポイントです。
信頼できる施工業者と相談しながらオプション工事の必要性や優先順位を検討し、理想のマイホームを実現しましょう。
愛知県豊橋市でマイホームの新築オプション工事にお悩みの方は、ハピナイスへお気軽にお問い合わせください。
この記事の監修者
林 拓未
HAPINICE 代表取締役
ものごころ付いた時から、わたしの周りには大工道具と木がありました。
祖父の宮大工としての技術を受け継ぎ、父が築いた住宅づくりの伝統を、わたしも3代目として守り続けています。
家づくりは多くの方にとって人生の一大イベントであり、安心して暮らせる「家」という土台を共に築くことが、家族の幸せと豊かさにつながると信じています。
【スタジオ】
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登録資格
- 建設業許可番号:愛知県知事許可 (般-2) 第59940号
- 一級建築士事務所番号:知事登録 (い-5)第14234号
- 宅地建物取引業者番号:愛知県知事(2)第23925号
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