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2025.11.17

平屋の費用っていくら?土地・建物・維持費・リフォームまで長期目線でコスパを解説

こんにちは!ハピナイス(HAPINICE)です。

「平屋を建てたいけれど、どれくらいの費用がかかるの?」と気になっていませんか?SNSや住宅展示場で見かける素敵な平屋に憧れているけれど、実際の予算感がわからず不安を感じる方も多いはずです。

この記事では、平屋住宅にかかる費用について「土地」「建物」「維持費」「将来的なリフォーム費用」まで、長期的な視点で詳しく解説します。

建てる前に知っておきたいコストの全体像や、2階建てとの比較ポイントも取り上げますので、家づくりの参考になりますよ。

平屋に興味があるご家族は、ぜひ最後まで読んでみてください!

住宅の費用は「土地+建物+維持+リフォーム」で考えよう

インナーガレージ付のモダンな平屋

家づくりの費用は、建物の工事費だけでは完結しません。
実際には、土地取得から建築、維持管理、将来のリフォームまで、長いスパンで考えることが大切です。

住宅の費用を構成する主な項目は次の4つです。

  • 土地費用:土地の購入価格や仲介手数料、造成・地盤改良などの準備費用。
  • 建物費用:本体工事費のほか、外構・照明・カーテンなどの付帯工事も含まれる。
  • 維持費用:光熱費、固定資産税、保険料、定期的なメンテナンス費用など。
  • リフォーム費用:屋根・外壁の塗り替え、水まわり設備の交換など、数十年後に必要になる更新コスト。

これらをトータルで見ることで、「建てて終わり」ではなく「暮らし続けるコスト」を把握できます。

特に平屋の場合は、建物面積が広くなるぶん、

  • 必要な土地の広さ
  • 屋根や基礎の面積
  • 外壁の総面積
    が2階建てよりも増える傾向にあります。

その一方で、階段がないための構造のシンプルさやメンテナンス性の高さによって、
長期的にはコストバランスが取りやすいのも平屋の特徴です。

平屋の土地費用|広さが必要=エリア選びがカギ

あたたかみのある外灯で照らされた平屋

平屋は1フロアで生活が完結するため、2階建てに比べて広い土地が必要です。たとえば、30坪の平屋を建てる場合、50~60坪の土地があると余裕をもって建てられます。

市街地や駅近エリアでは広い土地が手に入りにくいため、郊外や住宅地での土地探しがおすすめです。

愛知県東三河エリア(豊橋・豊川・新城など)では、坪単価15万〜25万円程度が相場。

土地費用の目安は、60坪で約900万〜1,500万円前後と考えておくと良いでしょう。

平屋の建物費用|同じ床面積でも2階建てより割高って本当?

平屋は同じ床面積でも2階建てより建築費が高くなると言われる理由は、主に「基礎」と「屋根」の面積が広くなるからです。たとえば、延床30坪の家を建てる場合、2階建てであれば15坪×2階分で済みますが、平屋では30坪分の屋根と基礎が必要になります。

この基礎と屋根は、建築コスト全体の中でも特に費用がかかる部分。結果として、平屋のほうが割高に感じられるのです。

しかし、それはあくまで「構造的な材料費や工事費」を切り取った話。実際には、平屋ならではのコストメリットも多くあります。

平屋の見落とされがちな“コスパの良さ”とは?

平屋には、建築費を抑えられる要素がいくつもあります。まず、階段が不要なのでその分の造作費・材料費がかかりません。階段のために確保すべきスペースもいらず、限られた土地を効率的に使えます。

また、トイレや洗面などの設備も1フロアで完結するため、数を最小限に抑えられます。照明やコンセント、配管などの設備工事も階をまたがない分シンプルになり、工期短縮=コスト削減にもつながります。

さらに構造的にも上下階を支える必要がないため、シンプルな構造設計で済むケースが多く、結果的に“2階建てと同等で建てられることもあります。

55坪ほどの土地があれば、駐車場3台分と27坪前後の平屋が実現可能。これだけの広さがあれば、3LDK+収納スペースも十分に確保できます。

平屋の維持費・光熱費|住んでからかかるコスト

平屋は構造がシンプルでメンテナンス性に優れており、長く安心して住みやすい家です。
ただし、建物が横に広がるぶん、外気の影響を受けやすい点土地の広さに比例した税金など、気をつけたいポイントもあります。

光熱費

平屋は上下階の温度差が少なく、冷暖房の効率が良いというメリットがあります。
一方で、屋根や外壁の面積が大きくなるため、外からの熱の影響を受けやすい構造でもあります。
そのため、断熱性能や遮熱対策をしっかりとることが光熱費を左右するポイントです。

断熱・気密性能の高い平屋であれば、夏の暑さを抑え、年間のエアコン使用量も抑えられます。

メンテナンス費

2階建てに比べて屋根や外壁の点検・修繕がしやすく、足場を組む費用が少なくて済むのが平屋の大きな強み。

また、構造がシンプルな分、雨漏りや劣化のリスクも抑えられるため、長期的にはメンテナンスコストを安定させやすいといえます。

税金関係

固定資産税は主に建物の延べ床面積と建築仕様で決まるため、同じ延べ床面積であれば平屋と2階建ての建物税額に大きな差はありません。

ただし、平屋はより広い土地が必要になるケースが多く、
土地の評価額が高いほど、結果的に固定資産税がやや高くなる可能性があります。

平屋のリフォーム費用|長く暮らすために必要な視点

縁側と軒もモダンな平屋

平屋は階段がなく構造がシンプルなため、将来のリフォームやバリアフリー改修がしやすいという大きなメリットがあります。
家族構成やライフスタイルの変化に合わせて、水回りの位置変更や間取り調整が柔軟にできるのも平屋ならではです。

将来を見据えたリフォーム計画のポイント

  • 配管や構造を見据えた設計にしておく
     水回りを集中させておくと、将来のキッチン・浴室リフォーム時に費用を抑えやすくなります。
  • 耐久性の高い素材を選ぶ
     外壁・屋根材は、初期費用がやや上がってもメンテナンス周期が長い素材を選ぶと、結果的に総コストを抑えられます。
  • バリアフリー対応を見越す
     将来的に手すりの設置や段差解消を想定し、壁下地や廊下幅をあらかじめ確保しておくと安心です。

主なリフォーム費用の目安

  • 外壁塗装(築20〜30年):約80〜150万円
  • キッチン・浴室リフォーム(築20年〜):各100〜200万円前後
  • 屋根葺き替え(築30〜40年):100〜250万円前後

このように、初期段階で「メンテナンスを見越した設計」にしておくことが、長期的なコスパを左右するポイントです。
暮らしの変化に柔軟に対応できる設計こそが、平屋の強みといえるでしょう。

まとめ

平屋住宅は建築費用だけでなく、土地の広さや将来の維持・リフォーム費用まで見据えて計画することが大切です。

建築コストは割高な印象がありますが決して大きな差ではなく、動線の良さや安全性、メンテナンスのしやすさなど、長く快適に暮らせる魅力があります。

人生100年時代、ライフスタイルに合わせて“かしこく建てる平屋”を一緒に考えていきましょう。

地震に強いデザイン住宅を探しているご家族は、是非この記事を参考にしてくださいね!ハピナイスでは、豊橋・豊川・田原・蒲郡・新城・湖西エリア周辺でお客様にピッタリのデザイン性の高い注文住宅を提案しています。東三河エリア周辺のお家づくりはHAPINICEにお任せください!

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