2025.11.19
地方の家は車3台分必要?ビルトイン・インナーガレージのスペース確保

こんにちは!ハピナイス(HAPINICE)です。
愛知県の豊橋・豊川・田原・新城など、地方エリアで家を建てようと考えると、必ずと言っていいほど話題になるのが「車の台数」の問題です。
「やっぱり3台は必要?」「ビルトインガレージに3台入る?」「間取りや土地にムリが出ないか心配…」など、駐車スペースについて悩むご家族も多いのではないでしょうか。
この記事では、地方でよくある「車3台持ち」を想定し、ビルトイン・インナーガレージでスマートに駐車スペースを確保するための工夫を解説します。限られた土地でもデザイン性を保ちつつ、快適に暮らせるガレージ計画のポイントがわかります。
地方での新築・注文住宅を検討している子育て世代のご家族は、ぜひ最後まで読んでみてください!
地方ではなぜ「車3台分」が当たり前なの?

地方の共働き世帯であれば、夫婦で1台ずつ車を所有するのは一般的です。さらに、子どもが成長して免許を取れば、もう1台。加えて、親世帯が同居または頻繁に訪れる場合や、友人や親戚が来ることを考えると、来客用スペースも確保したくなります。
つまり、「車3台分」は決して贅沢ではなく、むしろ地方では“必要最低限”ともいえるのです。
一部の都会をのぞいて「車社会」の地方は多く、例えば豊橋市や豊川市、新城市などでは、電車やバスといった公共交通の便が都市部ほど整っていないため、日常の買い物や通勤、子どもの送り迎えなどに車が欠かせません。
愛知県などの地方都市では、車3台を持つ家庭が多く見られます。その理由には、ライフスタイルや立地条件が大きく関係しています。
駐車スペース1台分に必要な面積の目安
一般的に、普通車1台分の駐車スペースには「幅2.5m × 奥行き5.0m」ほどが必要です。通路や乗り降りスペースを考慮すると、最低でも約3m × 5.5m程度(約5坪)があると安心です。
つまり、3台分を確保するには少なくとも15坪前後(約50㎡以上)の敷地が必要になります。敷地の形やアプローチの取り方によっては、それ以上のスペースを想定しておくとよいでしょう。
ただし、下記にも注意しましょう。
- 敷地の形状(間口が狭い/奥行きが長い)や駐車の向きによって必要面積は変わります。
- 車の大きさ(軽自動車か普通車かSUVか)でも多少変動します。
- アプローチや道路からの出入りスペースも考慮すると、余裕を持って確保する方が安心です。
ビルトインガレージは何台分が現実的?

ビルトインガレージとは、建物の1階部分に車を格納する構造です。敷地が限られている場合でも、建物と一体化することでスペースを有効活用できます。
しかし、3台分すべてをビルトインにするのは現実的ではありません。
理由は2つあります。
1つ目は建物の間取り制限です。ガレージ面積が大きくなればなるほど、1階にリビングや水回りを配置する余裕がなくなってしまいます。
2つ目はコストと構造の問題です。ビルトインガレージ部分には壁がないため、構造的に耐震性の確保が難しくなり、補強コストも上がります。
そのため、実際には「メインで使う1〜2台分をビルトインガレージ、残りは屋外駐車」という組み合わせが一般的です。
限られた土地にビルトインガレージの広さを確保するポイント

ビルトインガレージを作るためには、単純に「広い土地を買う」だけではなく、設計と間取りの工夫が重要です。
ガレージ配置の工夫で効率的なスペース確保を
土地が横に広い場合は、横並びにビルトインガレージを設ける方法も可能です。しかし、間口が限られる土地では、建物サイドに1台分を配置し、あとは玄関前を駐車スペースにする配置がよく見られます。
これにより、延床面積を抑えつつ、必要な駐車スペースを確保できます。
ガレージと居住空間の一体設計で無駄をなくす
ビルトインガレージを採用することで、1階部分に居住空間+ガレージを効率的に配置できます。たとえば、ガレージ上に寝室や収納を配置すれば、デッドスペースなく家全体の面積を有効活用できます。
また、玄関からガレージに直接アクセスできる間取りは、雨の日の買い物や子どもの送迎にも便利で、子育て世代に人気です。
ビルトインガレージの配置は暮らし方に合わせて
・メインカーを濡らさずに乗り降りしたいなら、玄関直結型のガレージが便利です。
・アウトドア好きなら、ガレージから勝手口や収納につなげて動線を確保するのもおすすめです。
・来客用スペースは、道路に面したオープン駐車場にすることで、普段の生活動線を邪魔しない配置にできます。
ご家族のライフスタイルによって、ビルトインと屋外のバランスを取った配置が快適な暮らしにつながります。
まとめ
地方での暮らしでは、車3台分の駐車スペースが必要になるご家庭も多く、土地選びや設計の段階からしっかりと検討しておくことが大切です。
ビルトイン・インナーガレージを上手に活用することで、限られた敷地でも車3台をスマートに収納しつつ、デザイン性の高い住まいを実現できます。
地震に強いデザイン住宅を探しているご家族は、是非この記事を参考にしてくださいね!ハピナイスでは、豊橋・豊川・田原・蒲郡・新城・湖西エリア周辺でお客様にピッタリのデザイン性の高い注文住宅を提案しています。東三河エリア周辺のお家づくりはHAPINICEにお任せください!
HAPINICEの向山モデルハウスは「2台のビルトインガレージがある家」です。
見学もできますのでお気軽にお問い合わせください。
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