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2020.11.19

【危険】タンクレストイレを付けてはいけない人!デメリット5つで適性判断

今回はちょっと変わったテーマですが、新築で圧倒的な人気のある設備の1つがタンクレストイレです。

実際に私の会社ハピナイスでも、1階トイレの標準仕様はタンクレスタイプになっています。

 

でも実は、タンクレストイレにもデメリットがあることを知っていますか?

 

シンプルでデザイン性が良いなど、もちろんメリットもたくさんありますが、明確なデメリットも存在するので、それをしっかり理解した上で設置しないと、後悔につながるかもしれません。

 

しかもトイレは、家族全員が毎日使う場所になるので、ここで失敗してしまうと家族全員が共有することになってしまいます。

 

逆にしっかり対策を取って設置すれば、メリットを100%生かせるため、これから家づくりを考えている人は、毎日使うトイレが本当に使いやすく快適になるポイントを紹介しますので、ぜひ最後まで読んでください。

 

タンクレストイレのデメリット

今までのタンクがあるトイレは、タンクの中に水をためてレバーを回すと中の水が一気に流れて流す仕組みです。

しかし、便座の後ろに四角いタンクがないタンクレストイレは、水をためずに水道の水圧やポンプで加圧して流す仕組みです。

 

このタンクレストイレは、タンクありのトイレと比べ次の5つのデメリットがあります。

 

1.手洗いがない

2.水圧が低いと使えない

3.停電では使いにくい

4.初期費用が高い

5.修理費が高い

 

この点をしっかり理解して対策を考えて設置しないと、タンクレストイレは使いにくいトイレになる可能性があります。

逆にそのデメリットを理解して十分な対策を取れば、使いやすくて便利なトイレになります。

 

まずはタンクレストイレのメリットを確かめてもらい、その上でデメリットを知ってもらおうと思います。

 

タンクレストイレのメリット

タンクレストイレが人気の理由、次の2つがあります。

 

1.便器がコンパクトでトイレが広く使える

2.掃除する面積が少なく

 

1つ目の便器がコンパクトでトイレが広く使えることですが、トイレ本体の奥行きがだいたいタンクありで80cm、タンクレスだと70cm弱です。

約10cmタンクレスの方が奥行きが小さいため、その分トイレの奥に付けられます。

 

たった10cmですが、一般的にトイレは1畳の広さで作ることが多いので、限られた空間で10cmは結構大きい違いです。

入ったときの見た目もタンクがない分スッキリしていて、座ったとき目の前に感じる壁の圧迫感も少なく、ゆったりくつろいだ気持ちで使えます。

 

2つ目の掃除する面積が少なく楽な点ですが、タンクがないことでトイレ本体がコンパクトで、拭く面積が少ないので掃除もサッと済ませることができます。

 

しかも、タンクがない分10cmぐらい奥行きが浅いため、奥まで手を伸ばして拭くのも簡単だし、便器とタンクの継ぎ目もないので掃除がしやすくなっています。

 

このようなメリットがタンクレストイレにはありますが、実は次に紹介するデメリットもあるので、そちらも合わせて確かめてほしいと思います。

 

デメリット1:手洗いがない

タンクレストイレのデメリット1つ目は、手洗いがないことです

タンクありではその上にトイレを流すと水が出るところがあり、用を足したあとにここで手を洗えますが、タンクレスはそれがないため手を洗えません。

 

これがタンクレストイレの最大の欠点だ言う人もいるくらい大きな違いで、タンクの上で手を洗うことに慣れているとすごく不便に感じます。

家族はもちろん友達が来てトイレを使うときのためにも、どこか別に手を洗う場所を確保する必要があります。

 

方法としては、トイレの中に壁付けの手洗い器を付けることもできます。

 

これは手洗い器や給排水の工事も10万円ぐらい余分にかかり、物理的に小さいボウルしか付けられないため使うと結構水が飛び散ってしまいます。

また、水回りの設備が1つ増えるので、掃除の手間も増えてしまいます。

 

 

洗面台を兼用して手洗いにする

おすすめは、トイレを出たの近くに洗面台を置いて兼用して使うようにすれば、追加金額もかからず掃除の手間も変わりません。

しかも、洗面台と脱衣室を別々の場所にすれば脱衣室に入る必要がないので、洗面台を借りる人に洗濯物を見られる心配もありません。

 

この洗面台と脱衣室が別の間取りは、誰かがお風呂に入っていて手を洗ったり歯を磨いたりと洗面台を使うときに、気を使わなくて済むというメリットもあります。

特にお子さんが女の子や、泊まるお客さんが多いご家庭におすすめです。

 

デメリット2:水圧が低いと使えない

タンクレストイレのデメリット2つ目は、水圧が低いと使えないということです。

 

タンクレストイレは水道の流れる勢いを利用して水を流すため、ある程度の水圧がないとしっかり流れてくれません。

そのため、高台の上の家や2階トイレなど、水圧がもともと低い地域では水圧不足でタンクレストイレが付けられないことがあります。

 

若干弱い程度なら、10万円ぐらいの追加費用がかかりますが、水圧を上げるポンプを付ければ大丈夫です。

ただ水圧ポンプは電気代がかかり、使っていれば故障もあるため維持管理コストが必要です。

 

水圧が弱い場合はそこまでしてタンクレスにするか、慎重に検討した方が良いでしょう。

 

デメリット3:停電では使いにくい

タンクレストイレのデメリット3つ目は、停電したとき使いにくいことです。

タンクレスは、流すときに水道の水が入ってくる部分のフタ、電磁弁という所が水を流すボタンを押すと電動で開くのですが、これが停電だと開かず流せません。

 

そのため、タンクレストイレには電磁弁を手動で開けるレバーが、トイレ本体のカバーを外して奥の方に付いています。

緊急時にはこのレバーを引いて水を流せるのですが、結構使いにくいです。

 

ハピナイスの標準仕様のタンクレストイレもそうですが、この対策として乾電池を入れて普段と同じように使えるモデルもあります。

停電を想定して電磁弁が乾電池でも作動するかどうか、確かめてタンクレストイレを選びましょう。

 

 

デメリット4:初期費用が高い

タンクレストイレのデメリット4つ目は、初期費用が高いことです。

以前よりだいぶ値段は下がりましたが、それでもタンクがあるタイプと比べてタンクレスは1.5倍ぐらいの金額です。

 

の会社のように標準仕様がタンクレスであれば、無理にタンクありにする必要はないかもしれません。

しかし、10万円の追加のオプション費用まで払ってタンクレスにするかどうか、ここは価値観が分かれる所だと思います。

 

トイレは毎日使う場所であり、そこでリラックスするという方も多いので、タンクレスにして広さを感じたり友達に自慢したり、毎日の掃除も楽になるならいいなと思える人にはオススメです。

 

デメリット5:修理費が高い

最後、タンクレストイレのデメリット5つ目は、修理費が高いということです。

これはどの部分を修理するかによって違いますが、タンクがあるタイプに比べて少し部品代が高めになっています。

 

また、タンクレストイレの構造的に機械部分が多いため故障しやすく、一回の故障でここもあそこも直すとなれば部品代だけで数万円することもあります。

 

ただ最近はタンクがあるトイレでも同じことが言えて、いろいろな機能が付いているモデルになるとシンプルなトイレに比べて、故障は多く金額もかかります。

 

車のハイブリッドカーも出始めのころは、部品代が高く修理の工賃も高かったですが、今はこれだけ普及しているので少しずつ修理代も安くなっています。

 

同じくタンクレストイレも、今後もっと普及して修理費も安くなると思うので、費用面は前向きに考えてもらえれば良いと思います。

 

 

まとめ

今回ご紹介したタンクレストイレのデメリットは、次の5つです。

 

1.手洗いがない

2.水圧が低いと使えない

3.停電では使いにくい

4.初期費用が高い

5.修理費が高い

 

1つ目の手洗いがないことは、タンクレストイレとタンク付きトイレの1番大きな違いです。

しかし、タンクレスでもトイレ内に手洗いを付けたり、トイレの外に洗面台を置いたりする解決策があるので、ぜひそれも併せて考えてほしいと思います。

 

2つ目の水圧が低いと使えない問題ですが、高台の上など水圧が不足しているとタンクレスは使えません。

ただ専用の水圧を上げるポンプもあり、前もってタンクレストイレでも大丈夫か水圧を調べられるので、心配な方は住宅会社に相談してみましょう。

 

3つ目の停電だと使いにくい問題は、タンクレストイレは水道を流し込むフタの電磁弁が電動で、停電では動かず水を流せません。

手動で水を流すレバーが付いていますが奥にあり使いづらいため、停電時に乾電池を入れて通常通り使えるモデルを選びましょう。

 

4つ目、5つ目の初期費用や修理費が高い問題は今後タンクレスがスタンダードになってくれば少しずつ解消されるはずです。

 

タンクレストイレが標準仕様の会社なら良いのですが、追加オプションで付ける会社では修理費も少し割高になり、機械動作が多いため故障しやすいことも念頭に、選ぶようにしましょう。

 

この5つのデメリットから、個人的にタンクレストイレを付けない方が良いと思う人は、次の3つのタイプです。

 

1.手洗い器をトイレ内に付けたり、洗面台をトイレのそばに配置したりするのが難しい

2.水圧が足りない地域に住んでいる

3.少しでも初期費用や修理費を節約したい

 

今はマイホームを建てようとする方のほとんどが、1階のトイレはタンクレストイレにしたいと考えています。

しかし、シンプルでスタイリッシュという良い面だけを見てしまって、きちんとデメリットも理解して採用している人は少ないように感じます。

 

今回お話ししたように、タンクレスのデメリットのほとんどに解決策があり、小さな問題であることが多いです。

しかし、それを建てた後に知るか、建てる前にわかった上で付けたかで、住んでからの満足度は大きく変わります。

 

タンクレストイレという少しニッチな内容でしたが、これからマイホームを考えている人の参考に少しでもなれば幸いです。

 

 

ご覧いただきありがとうございました。

今後も随時更新予定です!

ぜひ、チャンネル登録をお願いいたします。

 

 

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