2020.11.22
【共働き必見】家の中で洗濯物を干すならどこがいい?人気の3ヶ所を徹底検証!
夫婦で仕事をしている共働きの方は朝早くや、仕事から帰ってから夜に洗濯していると思います。
しかし「家を建てたらどこに干そうかな?」「サンルームやランドリールームって聞くけど、どれがいいの?」と分からなくなっていませんか?
洗濯物を干す場所は一見地味な話ですけど、実際には毎日の事で割と時間がかかる部分でもあるので、ここを失敗すると意外とストレスになってしまいます。
そこで今回は、特に共働きの方が仕事に行く前や帰ってきてから、洗濯物をどこに干すのが1番いいのか、人気の3ヶ所を徹底的に検証して、自分にはこれが1番いいと明確に理解できるようにしたいと思います。
もちろん共働きの方でなくても、雨の日や花粉がひどい時期に、家の中で干す場所の参考にもなります。
大工時代を含めて15年間お客様の家づくりをしてきた経験と、全国の住宅会社の家や間取りを視察でたくさん見てきた知識から、これからマイホームを建てる方が失敗しないための情報をできるだけ分かりやすくお伝えしますので、ぜひ最後まで読んでください。
洗濯物を干す人気の3ヶ所
結論から言うと家の中で洗濯物を干すのにおすすめの場所は、
1.サンルーム
2.ランドリールーム
3.2階の廊下やホール
この3つになります。
基本的にどれも時間帯や天気に関係なく洗濯物を干せますが、何を重視して選ぶかでベストな選択肢が変わるため、どのお客様にも完璧に合うものではありません。
では、それぞれの特徴や注意点を細かくお伝えしていきます。
①サンルーム
室内干しお勧めの場所、1つ目はサンルームです。
これはたとえば、1階のリビングの掃き出しという外に出られる窓の外側に、ガラスや樹脂のパネルで囲った小部屋を作るスタイルのことです。
会社に行く前や夜寝る前に、洗濯してそこへ干せば雨がかかる心配もないし、周りの壁や天井がすべて透明や半透明なため、昼間に天気が良ければ日があたり乾くのが早というメリットがあります。
さらに、広く作ればそこを部屋のように使ってお子さんの遊び場にしたり、ペットとくつろいだりすることもできます。
このため、単に洗濯物を干すだけでなく、プラスアルファのスペースとしても使えます。
日もあたり周りのパネルを開ければ風も通るため、やはり日にあてて乾かしたい、風にあてたいという方にとてもおすすめです。
サンルームの注意点
ただ夏は閉めきるとかなり暑くなり、湿気がこもって洗濯物が乾きにくくなることもあるため、場合によっては扇風機や除湿器を置くと良いでしょう。
大きさや造りによって金額はまちまちですが、最低でも50万円以上は費用がかかると思います。
1階の洗濯機から階段を昇らずに干せて、パネル越しですが日があてられるのはこのサンルームだけなので、そこをポイントにしたい方にはとてもおすすめです。
洗濯物を日にあてたい、風にあてたいという方は、ぜひサンルームを検討してみてください。
②ランドリールーム
室内干しお勧めの場所、2つ目がランドリールームです。
ランドリールームは洗濯機がある部屋を広くして兼用したり、そのすぐ隣に設けたりすることが多いスペースで、洗濯してそのまますぐ干せるので動線的に1番楽なイメージになります。
同じ空間にカウンターを付けてアイロン台を置けば、乾いたシャツをそのままアイロン掛けすることもでき、棚を付ければタオルやパジャマをそのまま収納できます。
要するに、洗濯する、干す、取り込んで畳むという動きが同じ空間の中でできるため、最小限の動きで洗濯を完結できる、画期的なスペースがランドリールームです。
洗濯は毎日やることなので、そこを時短できるのは物凄くメリットが大きいと思います。
ランドリールームの注意点
欠点としては物理的な広さが必要なので、坪数が増える分コストも増えてしまう事です。
しかし、30年40年と一生使えて老後も楽になることを考えると、個人的にはコスパが良いと感じます。
ただ気をつけてほしいのが、家の中で洗濯物を干すと外に比べてどうしても湿気が逃げにくいため、梅雨時期は正直、乾くのに時間がかかることがあります。
しっかり湿気を家の外に追い出せばカビやダニ対策にもなるので、専用の換気扇や窓を配置したり、漆喰みたいな調湿効果のある壁紙などを採用したりして、計画的に換気できるようにしましょう。
時間帯や天気を気にせず洗濯物を干せるだけでなく、乾いて畳むまでの一連の動きを最小限にして毎日の家事を楽にしたいという方に、ラドリールームはとてもおすすめの場所です。
③2階の廊下やホール
室内干しお勧めの場所、3つ目が2階の廊下やホールです。
2階の階段を上がった先の廊下や吹抜けに隣接したホールを少し広く取り、そこの天井や壁に物干し竿をかけられる金具を付ける方法です。
結論から言うと、できるだけ家の坪数を増やさず金額を抑えて家の中に洗濯物を干す場所を取るなら、この廊下やホールが1番おすすめです。
もともとある空間に、1畳ぐらい少し増やすだけなので、極端な金額アップにならずに済みます。
また、階段や吹抜け近くの廊下やホールは、家の換気計画で1階から2階への空気の通り道になっていることが多くなっています。
そのため洗濯物が乾きやすく、他の方法のように個室ではないので換気扇や除湿器を付けずに済む、というメリットもあります。
さらに、リビングから見えにくい位置になるため、誰か来ても気にせずに洗濯物を干せるというのもポイントの一つです。
金額を抑えながら、効率よく家の中で洗濯物を乾かすなら、廊下やホールを広く取るのはすごくおすすめです。
ハピナイスのお客様の例
基本的にハピナイスで建築されるお客様はほとんどの方がベランダを付けず、室内干しスペースを必ず家の中に確保します。
その中で多いのが、今回ご紹介した脱衣室を少し広くしてランドリースペースを設けたり、2階の廊下やホールに室内干しスペースを設けたりする方法です。
特別な設備を付けずに間取りの工夫だけでスペースを設けられるため、金額も抑えられて共働きの方や室内干しをご希望の方には本当におすすめです。
以前に反響が多かったベランダをつけない方が良い理由に関しては、他のブログで詳しく解説しているので興味のある方はぜひご覧ください。
まとめ
共働きで仕事に行く前や帰ってきてから洗濯物を干したり、天気が悪い日に家の中で洗濯物を干したりする、お勧めの室内干しスペースは、次の3つです。
1.サンルーム
2.ランドリールーム
3.2階の廊下やホール
サンルームはパネル越しですが日に当てられて、周りを開ければ風にも当てられるので、洗濯物を自然に近いかたちで乾かしたいという方にお勧めです。
4畳などある程度広く作れば、洗濯物を干す以外に子供の遊び場にもできます。
ランドリールームは洗濯してすぐ横で干せて乾いたら畳めるので、なるべく動線を少なくして楽に家事をしたい方におすすめです。
忙しい人はもちろん歳を取ってからも負担が少ないので、長い目で見てコスパが良いと思います。
2階の廊下やホールを少し広く取る方法は1番スペースが少なく、金額を抑えながら室内干しスペースが欲しい方におすすめです。
間取りの工夫で空気循環がしやすい場所にしてあげれば、洗濯物も早く乾き人目につきにくいというメリットもあります。
2階まで重い洗濯物を持って上がることがネックですが、1階の脱衣室やお風呂の乾燥機能もうまく併用して、負担を減らすと良いでしょう。
ご紹介したどの方法も室内のため、時間や天気に左右されずに干せますが、湿気が中にこもりやすいというデメリットはあります。
そのため梅雨時期などはサンルームには除湿器を置いたり、ランドリールームには換気扇や窓を配置したりして、計画的に排気できるようにすると快適に活用できます。
洗濯物を干す場所は一見地味な話ですが、毎日のことで時間がかかる部分なので、ここを失敗すると意外とストレスになります。
今回のブログがこれからマイホームを考えている人にとって、少しでも家事が楽で暮らしやすい家づくりの参考になれば幸いです。
ご覧いただきありがとうございました。
今後も随時更新予定です!
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