2022.06.07
【注文住宅】宅配ボックスの後悔しない選び方!メリット・デメリットとおすすめ商品5選も紹介
「私なら、この宅配ボックスは選びません。」
今はコロナという事もあり、何か買うにしてもネット通販で済ませる事も多いですが、共働きのご家庭が基本になってきているので、仕事から帰ってきて不在連絡票が入っていると、その連絡はけっこう面倒だし、再配達のときは家にいなきゃいけないので、少し不便に感じます。
最近はその対策として宅配ボックスを検討する方も増えていますが、いろいろな種類や選び方の注意点もあって、しっかり特徴を理解したうえで選択しないと「思ってたより使いにくい」「理想と違った」と後悔してしまう可能性があります。
そこで今回のブログでは、「宅配ボックスの後悔しない選び方とおすすめ商品5選」をご紹介したいと思います。
大工時代を含めて15年以上、たくさんのお客様の家づくりに携わった経験を踏まえて、有益な情報をできるだけわかりやすくお伝えしますので、ぜひこのタイミングでYouTubeのチャンネル登録をしていただき、最後までご覧ください。
●宅配ボックスのメリット・デメリット
まず宅配ボックスの概要を解説すると、家に付いているポストの大きい版のイメージで、玄関の横とかに設置して、家に誰かいなくても宅配の人が荷物を届ける事ができる、専用のボックスの事になります。
最近は不在でも配達してもらえる置き配サービスがありますが、場所によっては雨の時に濡れてしまったり、玄関先にドンと置いていくので普通に配達物が盗まれてしまうリスクや、留守バレのリスクがあります。
一方宅配ボックスが設置されていれば、置き配と違って品質の良い状態で確実に受け取れて、ロックも掛けられるので安心感があります。
ただ反対にデメリットもあって、基本的に一度物を入れてロックを掛けてしまうと、その後に別の荷物を配達に来ても入れられません。その場合は結局置き配になったり、不在通知が置かれて再配達が必要になります。
なのでいくつか商品を頼む場合で宅配ボックスを指定する時は、配送タイミングが被らないように日時を確認して、配送時には宅配ボックスの中身を空にしておくようにしましょう。
●商品を選ぶポイント
次に、実際に商品を選ぶ際のチェックポイント4つお伝えします。
素材
まず1つ目のポイントは素材で、主に金属製と樹脂製の2つに分ける事ができますが、基本的に新築で付けるなら、しっかり固定ができて耐久性も高い金属性がおすすめになります。
印鑑の押し方
2つ目のポイントは印鑑の押し方で、配達の際に用紙を差し込むと自動で押してくれるタイプと、ボックスの中に入っている印鑑をセルフで押してもらうタイプがあります。
自動タイプだと少し割高で種類も限られるので、印鑑本体が盗まれてしまう可能性はゼロではないですが、個人的にはセルフタイプの方がおすすめになります。
施錠方法
3つ目のポイントは施錠方法で、鍵タイプ、暗証番号タイプ、ダイヤルタイプの3つがあります。安全面を考えると暗証番号タイプが良いですが、長い目で故障しにくかったり、サッと開けられる意味だと鍵タイプがおすすめになります。
サイズ選び
最後4つ目のポイントはサイズ選びで、これはどこに設置したいか、どれぐらいの大きさの商品を入れたいかによって変わってきます。設置場所や家全体のバランス的に大丈夫であれば、大は小を兼ねるので、少しでも大きいタイプを選ぶのがおすすめになります。
例えばAmazonの箱だと、幅37cm×奥行47cm×高さ27cmとかモノによっては結構大きくて、当たり前ですがせっかく設置しても、1cmでも商品の方が宅配ボックスより大きかったら格納してもらえないので、しっかり吟味して選ぶようにしましょう。
●おすすめ商品5選
最後、私が独断で選んだおすすめの宅配ボックス5選をご紹介します。
パナソニックのコンボ
まず1つ目はパナソニックのコンボで、コンパクト、スリム、ハーフが8万円前後、ミドルが9万円前後の4つのサイズ展開があります。家の壁や塀に付けたり、ポスト・インターホン・表札とかとまとめて機能門柱にしたり、玄関の隅っこに置き型で設置したり、幅広い選択肢から選べるのが強みです。
素材としては金属製、印鑑は自動タイプ、施錠は鍵タイプになっていて、ミドルタイプなら500mlのペットボトル24本入りの箱も入るので、ネットでまとめ買いをする方にもおすすめ、4色のカラーもそれぞれ高級感があって、どんなテイストのお家にも合うと思います。
LIXILのスマート宅配ボックス
2つ目はLIXILのスマート宅配ボックスで、スマホからコントロールできるIoT仕様になっていて、外出先からでも鍵を開けられるので、配達の人と連絡を取る事で中に荷物が入っていても追加で入れてもらう事ができます。
あとは荷物が届いたり、ボックスの閉め忘れがあったりすると、スマホに通知が来たり、カメラ機能で配達の様子を確認できたりなど、ネットに接続する事でさまざまな機能が使える製品になっています。
価格としては、表札・インターホン・ポストが一体になった機能ポールタイプが16万円ぐらいからで、付ける機能やデザインによっては30万円ぐらいになるので少し高めですが、今どきの最先端な機能が使えて便利なので、気になる方は検討していただけると幸いです。
ルスネコボックス
3つ目はルスネコボックスという宅配ボックスで、特徴としては収納できるサイズが高さ62cmで高い事と、既に荷物が届いて扉がロックされていても、30cm四方の箱ぐらいまでなら、上にある扉を開けて追加で荷物を入れられるメリットがあります。
サイズは1種類でカラーは4種類、ダイヤルと鍵の併用ロックで印鑑はセルフタイプ、組立不要の手軽さとネット通販で25,000円ぐらいで購入できるので、後から置きたい方にはコスパ抜群の製品だと思います。
ユニゾンのケイト
4つ目はユニゾンのケイトで、街にある郵便ポストみたいな形をしていて、ポスト一体型と宅配ボックスのみ2種類、カラーもアイボリーとブラウンの2種類で、どちらかというと可愛い雰囲気のお家に合うスタンドタイプの製品になります。
本体価格は12~14万円ぐらいで少し高めですが、本体が錆びにくいステンレスになっているので、長く使う事を思うと決して高くはないと思います。
また入る箱のサイズも最大で幅33cm×奥行38cm×高さ53cmと結構大きめで、こちらも500mlのペットボトル24本入りダンボール箱が、ゆとりを持って入る広さになっています。ちなみに印鑑はセルフタイプ、施錠も鍵タイプで、見た目の雰囲気が好きな方にはおすすめです。
ヤマソロの宅配ボックス
最後5つ目はヤマソロというメーカーの宅配ボックスで、あえて1つの製品にしぼらず、メーカー全体のご紹介をしたいと思います。
こちらのサイトを見るとわかりますが、非常にたくさんの種類のおしゃれな宅配ボックスを扱っていて、クラシックな雰囲気からシンプルでスタイリッシュな雰囲気まで、豊富なラインナップがあるので、いろいろなテイストの家のデザインに合わせる事ができます。
ヤマソロは機能性というよりはデザイン性に特化しているイメージですが、収納量は問題ないですし、どの製品も1~3万円ぐらいでリーズナブルなので、他と違った雰囲気の宅配ボックスを検討している方は、一度チェックしていただけると幸いです。
●まとめ
それぞれの概要はここまでお話した通りで、最近は共働きの人も多い上にネット通販を利用する機会も増えたので、宅配ボックスを検討してる方も多いと思いますが、自分達がどんな使い方をしたいか、しっかり考えて選ばないと、せっかく付けたのに使いにくくなってしまう可能性があります。
今回は宅配ボックスについてがメインでしたが、以前の動画で塀やシンボルツリーの事など失敗しやすい外構工事について詳しく解説していますので、興味のある方は下のリンクからぜひご覧ください。
ご覧いただきありがとうございました。
今後も随時更新予定です!
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