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2020.10.20

【マニアック】危険予測できる土地の調べ方!3つのテクニックで購入失敗を回避

家を建てるために土地を買う際、不動産屋さんやネットなどで土地の物件情報を、調べると思います。

でもその物件情報に記載されている情報だけで土地を判断して買ってしまうと、必ず後悔してしまいます。

近所に変な人が住んでいるとか、道は細いのに飛ばす車が多いとか、たまに臭い匂いがするとか、誰でも絶対イヤなことですが、普通は買う前に分かりませんよね。

 

私は工務店の仕事を15年ぐらいやっていますが、その中でお客様の土地を選ぶお手伝いやアドバイスなども、今までたくさんしてきました。

そこで今回は、これまでの経験で実際に行ってきた、その土地に潜んでいる危険を予測する3つの調べ方を、詳しく解説したいと思います。 

ちょっとマニアックな調べ方なのですが、こんな危険があったのかと買う前にわかるようになりますので、住んでから後悔しないために、ぜひ最後まで読んで下さい。

危険予測の3つの調べ方

結論から言うと危険予測できる土地の調べ方は、次の3つが効果的です。

 

1.近所への聞き込み

2.いろいろな曜日や時間に見に行く

3.仲介していない不動産屋さんに聞く

 

理由としては、この3つはその土地の本当の姿を知ることができる方法で、しかも隠れた危険についてかなりの確率でキャッチできるからです。

 

それでは一つずつ説明していきます。

近所への聞き込み

まず危険予測できる土地の調べ方1つ目は、近所への聞き込みをすることです。

近所の人から直接聞ける話はまさに本音の意見で、いい話だけじゃなくて危険なことやデメリットなどを、包み隠さず教えてくれます。 

ネットや不動産屋さんで入手できる物件情報には、基本的にいいことしか載っていません。

たとえば、誰が見てもわかるようなデメリットの、高圧線の下だったり線路の脇だったりといった情報が、ギリギリ載っているくらいです。 

でも近所の人に聞き込みをすれば、住んでみなければわからないデメリットを、たくさん聞くことができます。

川の匂いがくさいとか、近くの工場がうるさいとか、田んぼのカエルの声がうるさいとか、ほんとうにいろいろなデメリットが聞けます。

 

具体的な聞き込み方法

具体的な聞き込み方法は、昼間のあまり忙しくない時間帯に検討している土地の近所に行き、隣近所の家のインターホンを押すだけです。

「今、新築を考えていて、そこの土地を紹介されて見に来たんですが、この辺は住んでみてどうですか?」と聞いてみてください。

 

全ての人が答えてくれる訳ではありませんが、中には玄関先まで出てきて、ていねいにいろいろ教えてくれる人もいます。

家を建てることや、この土地も検討していることを先に伝えれば、もしかしたらご近所さんになるかもしれないと思って、基本的には変な対応はされないと思います。

近所の変な人を知る唯一の方法

逆に聞き込みのときに少し嫌な対応をされたら、それはそれで土地を決める上でのポイントになりますよね。

特に近所に変わった人がいるかどうかはこの方法でしか聞けないため、チャンスがあれば聞いてみるといいでしょう。

土地もいいし建物も気に入ったけど隣が変な人で、10年我慢したけどもう耐えられないから、今の家を売って新しく新築したいという相談を何回か受けたこともあります。

でもそんなことは絶対に避けたいですよね?

聞き込みが苦手なら住宅会社の人に頼もう

知らない家に声をかけるのが苦手だという方は、家を建てようと考えている住宅会社の人に頼んで、代わりに聞いてもらうのも手です。

不動産会社の人だとそこまでしてくれないかもしれませんが、住宅会社の人なら家を建てた後も末永く付き合うことになるので、住んでから問題がないか協力してくれるはずです。

 

家は単体で考えずに土地も含めた実際の暮らしに目を向けて、提案をしてもらった方がいいと思います。

実際にうちの会社では、これから土地を購入される方に対しては、必ずこちらで近隣調査も含めた土地調査を行い、詳細を調べた上で土地決定をしてもらうようにしています。

 

土地に潜んでいる問題や危険を予測するには、近所への聞き込みはとても効果的なので、ぜひやってみてください。

いろいろな曜日や時間に見に行く

危険予測できる土地の調べ方2つ目は、いろいろな曜日や時間に見に行くことです。

それは、一つの曜日や時間帯に行っただけではわからなかった問題や危険に、たくさん気づくことができるからです。

 

たとえば、朝の通勤時間帯に行ってみたら前の道が抜け道で飛ばす車がたくさん走っていたり、平日の昼間に見に行ったら近所に大きな音がする工場があるのが分かったりと、多くの発見があります。 

遅い時間に行くと、前に一人暮らし用アパートがあって週末の夜はうるさいとか、土地からは見えないところに飲食店があって料理の匂いが流れてくるとか、いろいろな変化があります。 

どうしてもお客様は自分の休みに、土地を見に行くことが多くなってしまうと思います。

でも一生住むことになるかもしれない土地ですから、なんとか他の曜日や時間も見に行くようにして、デメリットが潜んでいないか確かめるようにしましょう。

仲介していない不動産屋さんに聞く

危険を予測できる土地の調べ方3つ目は、仲介していない不動産屋さんに聞くことです。

土地情報を載せているサイトを見ると、その土地を仲介している不動産屋さんがわかります。

そして、その土地のそばにある別の不動産屋さんに電話で問い合わせしてみると、意外な情報を聞けることがあります。 

別の不動産屋さんに電話して、まずは希望エリアに新しい土地情報がないか確認して、ついでに「〇〇町の〇〇万円の土地情報を見たんですが、あそこはどうですか?」と聞いてみましょう。

土地のネガティブ情報を聞けることがある

必ず教えてくれる訳ではないですが、ゴミステーションが遠いとか地域の集まりが多くて大変だとか、自社物件とか他の土地を勧めたい不動産屋さんだと、あえてネガティブな情報を教えてくれることがあります。

 

不動産屋さんにはクセがある人もいるので全てを信じるのは危険ですが、かなりレアな情報が聞ける可能性があるのは確かです。

「そこは良い土地だし、うちでも仲介できますよ」と、特に情報が聞けないこともありますが、それはそれで大切なことなので、ぜひ他の不動産屋さんにも確認するようにしましょう。

いい土地を買う3つのコツ

ここで私の考える、いい土地を買うためのコツをお伝えします。

それは下の3つになります。

 

・素早く動く

・家族でよく条件を話し合っておく

・なるべくたくさんの土地を見る

 

条件のいい土地は他の人も狙っている可能性が高いため、情報を集めたり土地を見に行ったりするのは、できるだけ素早く動いた方がいい土地を買えることにつながります。

 

また、普段からこういう土地ならいいねとか、こういう土地はなしだなとか、エリア、金額、必要な土地の大きさなどの条件を、家族でよく話し合っておきましょう。

すると、いい土地が出た時に他の人に買われる前に、素早く決断することができます。

 

さらに、なるべくたくさんの土地を見ておくと、だんだんと自分なりに良い土地や悪い土地の基準と、そのエリアの相場観などがわかるようになります。

すると土地を本格的に探す段階で、迷わず決断できるようになるのです。

いい土地を買うには準備が必要

せっかく条件に合ういい土地が出たのに、実際に購入直前になると迷ってしまう方はとても多いです。

でもそれは当たり前で、1,000万円とか2,000万円とかの買い物をする機会はマイホームぐらいしかなく、その決断でこの土地にずっと暮らすことになるからです。

子供は◯◯小学校へ行き、通勤はこれぐらいかかり、最寄りの駅まではこれぐらいかかるなど、全部が決まる訳です。

 

ただ、その迷っている間に他の人に土地を取られてしまうことが、実際には本当によくあります。

私のお客様でも、過去に30分のタッチの差で土地を取られてしまったこともあり、それではせっかく一世一代の決断をしたのに悔やんでも悔やみきれません。

その後、気持ちを切り替えて違う土地を探そうと思っても、どうしても逃した土地と比較してしまい購入に踏み切れなくなってしまいます。

 

本当に土地は一期一会で同じものは2つとないですから、いい土地を買うには素早く決断することが大切です。

そしてその素早い決断をするには、きちんと納得して判断できるだけの準備をしておくことが必要です。

ご紹介した3つのコツ「素早く動く」「家族でよく条件を話し合っておく」「なるべくたくさんの土地を見る」をぜひ実践してみてください。

まとめ

土地の問題や危険を予測できる調べ方は、

 

1.近所への聞き込み

2.いろいろな曜日や時間に見に行く

3.仲介していない不動産屋さんに聞く

 

がお勧めめです。

 

近所への聞き込みは物件情報に載っていない、住んでいる人のリアルな感想が聞けるため、問題や危険をあらかじめ知ることができます。

突然インターホンを押しても、意外とたくさんの人が親切に教えてくれるし、もし自分で聞くのに抵抗あるなら、家をお願いしようと考えている住宅会社の人に、聞いてきてもらうのもいいでしょう。

 

いろいろな曜日や時間に見に行くことは、まわりの様子が変わるためより多くの危険を察知できます。

近所への聞き込みである程度は分かりますが、自分の目で確認することが一番なので、なんとか時間をつくり夫婦交代でもいいので、できるだけ見に行くことをお勧めします。

 

最後の土地を仲介していない不動産屋さんに聞くのは、確率は高くありませんがかなりレアな情報を入手できることがあります。

そのエリアの他の土地情報を探すこともできるので、電話したついでに検討中の土地のこともぜひ一緒に聞いてみましょう。

 

土地は家と同じで一生住むものなので、できるだけ問題や危険のないところを選びたいですよね。

過去に「買っちゃダメな土地TOP3」というブログで、今回とはまた違った視点で土地を購入する際の大切なポイントを詳しくお伝えしているので、ぜひチェックしてみてください。

 

今回の内容がこれから家造りを考えている人にとって、少しでも参考になれば幸いです。

 

 

ご覧いただきありがとうございました。

今後も随時更新予定です!

ぜひ、チャンネル登録をお願いいたします。

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