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2022.05.29

【注文住宅】後悔したくない人必見!塀5種類のメリット・デメリットを徹底解説!

「私なら、この塀は選びません。」

皆さんもせっかくマイホームを建てるなら、家にこだわるのはもちろん、外構の塀や目隠しフェンスなども、できれば理想通りにしたい、失敗したくないと思いますよね?

敷地を囲う塀はデザイン的にも大切ですが、プライバシーや防犯など、いろいろな目的があったり、種類によって耐久性やお手入れのしやすさも変わってきます。

なので、しっかりそれぞれの特性を理解したうえで選ばないと、「せっかく作ったのにイマイチ」「もっと考えれば良かった」と後悔する可能性が高くなってしまいます。

そこで今回のブログでは代表的な5種類の塀について、それぞれメリット・デメリットを詳しくご紹介したいと思います。

大工時代を含めて15年以上、たくさんのお客様の家づくりに携わった経験を踏まえて、有益な情報をできるだけわかりやすくお伝えしますので、ぜひこのタイミングでYouTubeのチャンネル登録をしていただき、最後までご覧ください。

それでは1つずつ説明していきます。

1.ブロック塀

塀の種類1つ目はブロック塀です。

これは昔からあるコンクリートブロックを積んで仕上げる塀の種類で、個人的には無骨でラフな雰囲気が好きですが、チープに感じてしまう人もいるので、見た目の好みは分かれるイメージです。

あとは色や柄の入っている化粧ブロックもあり、まわりから良く見られる場所は化粧ブロック、見えにくい裏側はコンクリートブロックと使い分けるのもおすすめです。

金額はざっくり普通のブロックで1㎡あたり1万円前後、化粧ブロックで1.5万円前後ぐらいのイメージで、厳密には厚みによっても変わります。

この厚みの基本的な考え方としては、2段ぐらい積むような境界ブロックなら10cmで大丈夫ですが、塀や目隠しのイメージで1mとか2mとか積む場合や、土留としてブロックを施工する場合には、強度的に最低でも12cm、可能なら15cmの厚みのモノを採用していただくと安心です。

あと地方自治体によっては、高さが1.2m以上の場合は「控え壁」が必要とか、それぞれ細かく基準が決められているので、そのあたりもしっかり確認してから計画するようにしましょう。

2.コンクリート塀

塀の種類2つ目はコンクリート塀です。

これは先程ご紹介したブロック塀と雰囲気は似ていますが、外構デザインをよりシンプルに、スタイリッシュにしたい方におすすめで、いわゆるコンクリート打ちっぱなしのイメージになります。

コンクリートは耐久性や強度が高いので、塀の高さを1m以上にしたり、土留を兼用するときに採用するケースが多いですが、ブロック塀に比べて金額も工期も多く必要になります。

具体的な作り方としては2種類あり、まず現場で型枠を組んでコンクリートを流し込む現場打ち工法があります。これは敷地状況に合わせて高さや厚みなどを、自由に施工できるメリットがありますが、金額は1㎡あたり10万円前後で結構高くなっています。

次に規格サイズの完成品を設置するプレキャスト工法は、品質が一定で工期を短くできるのがメリットで、金額に関しても現場打ちよりも少し安くて、1㎡あたり8万円前後のイメージになります。

なのでコンクリート塀を採用する場合には、敷地状況や金額のバランスを鑑みて、どちらの工法を採用するか検討するようにしましょう。

3.表面仕上げ

塀の種類3つ目は表面仕上げです。

これはブロック塀やコンクリート塀の表面を仕上げる意味で、グレーのシンプルな感じが好きな方はそのままで良いと思いますが、何かしら変化させたい場合には、

・塗り壁

・タイル

・石貼り

の3種類が選択肢として上がってきます。

・塗り壁

まず1つ目は塗り壁で、塀の表面をジョリパットやSTOなどの塗材で仕上げる方法です。温かい色のベージュにしたい、モノトーンなブラックにしたい、みたいな感じで色を付けたり、刷毛引きやコテムラを付けて見た目や質感を変えたい場合に重宝します。

金額は塗材の種類や仕上げ方、施工範囲によっても変わりますが、1㎡あたりがおよそ8,000円前後のイメージです。

デメリットとしては素材の特性上、どうしても汚れが付きやすかったり、お手入れする際も高圧洗浄機とかを強く当ててしまうと、塗材が削れてしまう可能性があるので、少し気を遣って掃除をする必要があります。

・タイル

2つ目のタイルは、塀の表面にタイルを貼って仕上げる方法で、LIXILや名古屋モザイク、平田タイルなどたくさんのメーカーからいろいろなデザインのタイルが販売されているので、建物の雰囲気に合わせて幅広く合わせられるメリットがあります。

ただ金額は結構高めで、こちらもタイルの種類や施工範囲によっても変わりますが、1㎡あたりだいたい2.5万円前後のイメージになります。なので塀全体というより門柱部分だけとか、リビングの目隠し部分だけみたいな感じで、アクセントとして採用するのがおすすめになります。

・石貼り

最後3つ目の石貼りは、ほぼタイルと同じイメージですが、天然の大きな石を薄くスライスしたモノを塀の表面に貼っていく仕上げ方法で、石特有の独特な風合いや高級感のある雰囲気を出せるのがメリットになります。

ただ石貼りもタイルと同様、一枚一枚を手作業で貼っていくので、工期も結構かかるのと、金額も石の種類や貼り方によって、1㎡あたり3.5〜4万円前後はかかります。そのためアクセントの一部として採用するのが、個人的にはおすすめです。

以上表面仕上げに関しては、何を使うにしてもブロック塀やコンクリート塀の施工にプラスして費用がかかるので、選択肢としては結構贅沢な作りになります。ただ使う素材や仕上げ方によって雰囲気がガラッと変わるので、外構デザインのアクセントとして検討していただけると幸いです。

4.レンガ塀

塀の種類4つ目はレンガ塀で、見た目の重厚感があるので、輸入住宅とか洋風系の家の塀としてかなり人気があり、ガーデニングや植栽との相性もバッチリです。

メリットは耐久性が高いので、基本的にメンテナンスがあまり必要なく、ブロック塀とかだと汚れや変色が気になりますが、レンガだと経年変化による変色や劣化、汚れ、傷とかも味わいに感じられる、独特の深みを楽しめる素材になっています。

逆にデメリットとしては、一段一段レンガを積む施工手間や素材自体も安くないので、1㎡あたり3~3.5万円前後で少し高めな点があります。また、もし割れたり欠けたりしてしまった場合に、部分的な補修や交換が難しくて、撤去するにも意外と費用がかかります。

あとデザインに重厚感がありますが、言い方を変えればインパクトがあるという事で、使い方を間違えたり家の雰囲気に合わないと浮いてしまうので、しっかり家全体のバランスを見て計画するようにしましょう。

5.フェンス

塀の種類5つ目はフェンスで、金属メッシュやアルミ、樹脂、木製などいろいろな素材があり、なおかつそれぞれのデザインバリエーションも多いので、かなり豊富な選択肢があります。

まず金属メッシュは、風通しが良くてシンプルなので、基本的にどんなデザインの家にも合うのが特徴で、目隠しとしては機能しないですが、費用的にも1㎡あたり1.5万円前後で比較的安価なので、個人的にはおすすめです。

次のアルミや樹脂はフェンスで主流になっている素材で、耐久性の高さやバリエーションの豊富さが特徴で、安価なタイプで1㎡あたり1.5万円前後、目隠しのタイプで3万円前後のイメージになります。

最後木製は自然な風合いで優しい雰囲気になりますが、金額は1㎡あたり4万円前後と少し高めで、しかも日焼けや腐食を防ぐために定期的な塗装などのメンテナンスが必要になります。なので、できるだけ手間の掛からないイタウバやイペなど、ハードウッド系の樹種がおすすめになります。

正直フェンスは、デザイン、素材、金額のバリエーションが多いので、お客様が探すというよりは、思い浮かぶイメージを外構業者さんに伝えて、メリット・デメリットを踏まえたうえでいくつか提案してもらう選び方が、良いと思います。

まとめ

それぞれの概要はここまでお話した通りで、家を囲う塀も一度工事したら長く使うモノになるので、デザインはもちろん、耐久性やメンテナンスの事も踏まえながら、後悔のない選択をしてもらいたいと思います。

ちなみに以前の動画で、塀を作る際の良くある失敗事例や後悔しやすい外構設備について、詳しくお伝えしていますので、興味ある方は下のリンクからぜひご覧ください。

ご覧いただきありがとうございました。

今後も随時更新予定です!

ぜひ、チャンネル登録をお願いいたします。

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