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2025.11.26

ビルトインガレージ内の壁材選び|安全性と使い勝手で後悔しないために

ビルトインガレージ内の壁材選び

こんにちは!HAPINICEです。

ビルトインガレージ(インナーガレージ)のある家に憧れる方は多いですが、意外と見落とされがちなのが「ガレージ内の壁材選び」です。「見た目だけで決めていいの?」「防火対策は必要?」といった疑問を抱える方も少なくありません。

この記事では、防火性・使い勝手・コストなどの観点からビルトインガレージの壁材について丁寧に解説していきます。

家づくりの細部にもこだわりたい方にとって、後悔しない判断材料が得られる内容です。

これから新築・注文住宅を検討されている皆さんは、ぜひ最後まで読んでみてください!

ガレージ内壁で注意すること|防火性能と法規をやさしく解説

ビルトインガレージの内壁材を選ぶうえで、まず押さえておきたいのが「防火性能」と「建築基準法の内装制限」です。
ガレージはエンジンやガソリンを扱う空間のため、火災リスクが通常の居室より高く、“デザインだけで選ぶ”と安全面で思わぬ落とし穴になることがあります。

建築基準法では、ガレージの壁や天井に不燃材料・準不燃材料を使用することが求められるケースが多いため、採用する内壁材の防火認定耐火等級を必ず確認することが大切です。また、ガレージと居住スペースを仕切る界壁は、火災時の延焼を防ぐ重要部分。
ここは特に耐火性・気密性・遮音性を満たした設計が求められます。

さらに、地域によっては自治体の条例で追加の基準が設けられていることもあるため、見落としを防ぐためにも設計段階で建築士や施工会社に確認することが必須です。

また、今後の法改正やメンテナンスを見据えて、将来的に張り替えやすい素材を選ぶのも賢い選択。安全性を担保しつつ、暮らしの変化に対応できるガレージづくりにつながります。



ガレージ内壁材の種類まとめ|塗装・サイディング・コンクリート

ビルトインガレージの内壁は、「どんな素材を使うか」で見た目も使い勝手も大きく変わります。
ここでは、一般的に選ばれる“目に見える仕上げ材”を、初心者にもわかりやすくご紹介します。

① ケイカル板+塗装仕上げ

住宅の室内でも使われる白い板材で、不燃性が高く、ガレージに使いやすいのが大きなメリット。

  • 明るく清潔感のある空間になる
  • 塗り直しができ、メンテナンスもしやすい
  • 防火性能が高く、法規にも対応しやすい

「まずどれにしよう?」という方に最も選ばれやすい仕上げです。

② サイディング

サイディング(サイディングボード)とは、工場で作られたパネル状の外壁材のこと。
ガレージの内装として使うと耐久性が高く汚れに強いのが魅力。

  • 工場っぽい、少し無骨な雰囲気に仕上がる
  • 壁が丈夫でキズや汚れに強い
  • 色柄が豊富でデザインの幅が広い

“ガレージらしい見た目”にしたい方に人気です。

③ コンクリート打ちっぱなし・モルタル仕上げ

無骨・インダストリアルな空間にしたい方向け。

  • グレー調でカッコよく、重厚感がある
  • 耐久性が高く、キズも目立ちにくい
  • ガレージ兼趣味室・ワークスペースに相性◎

仕上がりの存在感が強いので、デザインを重視する方におすすめ。

④ 金属パネル(ガルバリウムなど)

無機質でスタイリッシュな雰囲気を出せる素材。外壁のガルバと合わせて“統一感”を出す人も増えています。

  • 汚れに強く、掃除がしやすい
  • 耐久性が非常に高い
  • 工場や倉庫風の雰囲気に仕上がる

メカニックな雰囲気を出したい車好きにも人気。

⑤ 石目調・タイル調のパネル材

内装材として種類が豊富で、ガレージを“見せる空間”として使いたい場合に最適。

  • 高級感のある仕上がり
  • 汚れに強く、メンテナンス性も良い
  • ホビールーム・趣味部屋との相性が良い

ショールームのような雰囲気を出したい方向け。

⑥ OSB合板(DIY向け)

木のチップを圧縮したラフな板材で、
棚や工具を直接ビス留めできるなどDIYに強い素材。

  • 工具やパーツを壁に直接固定できる
  • 作業場っぽい雰囲気でDIY好きに人気
  • コストパフォーマンスが良い

ただし、地域によっては防火規制で制限が出る場合があるため、採用したい場合は施工会社に必ず確認を。

ビルトインガレージの壁材選びのポイント

ビルトインガレージの壁材を選ぶときは、「安全性」「メンテナンス性」のポイントもおさえましょう。

安全性で選ぶ— 家族を守るための基本ポイント

ビルトインガレージは、車両火災や排気ガスの影響など、万が一のリスクを考えた設計が欠かせません。

特に重要なのが防火性。不燃ボードや耐火処理済みの石膏ボードが安心です。居住部分との境には、さらに気密性と防火性能の両方が備わった素材・構造を採用することで、家族の安全を守る設計になります。

メンテナンス性で選ぶ— 汚れやすい空間だからこそ

ガレージ内は、排気ガス・タイヤの跡・工具の擦れなど、意外と汚れや傷がつきやすい場所。
そのため、壁材の掃除や補修などのお手入れのしやすさも壁材選びの大事なポイントです。

「どれくらいの頻度で掃除をするか」「車や工具をよく使うか」など、暮らし方に合わせて選ぶと失敗しません。

まとめ

ビルトインガレージの壁材選びは、住まい全体の安全性や使い勝手に直結する重要なポイントです。不燃性や法令遵守といった安全面はもちろん、見た目やメンテナンス性を確認してしっかり検討することが、後悔のないガレージづくりにつながります。

どちらの素材も一長一短があるため、用途やライフスタイル、予算に応じて最適な選択をしましょう。

地震に強いデザイン住宅を探しているご家族は、是非この記事を参考にしてくださいね!HAPINICEでは、豊橋・豊川・蒲郡・新城・田原エリア周辺でお客様にピッタリのデザイン性の高い注文住宅を提案しています。豊橋・豊川・蒲郡・新城・田原エリア周辺のお家づくりはHAPINICEにお任せください!

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見学もできますのでお気軽にお問い合わせください。

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