平屋を建てる前に知りたい土地選びの基礎知識|坪・建ぺい率・立地・条件のチェックポイント | 豊橋市の工務店ならハピナイス

豊橋市の注文住宅・工務店ならハピナイス

MENU MENU

STAFF BLOG

スタッフブログ

2025.11.03

平屋を建てる前に知りたい土地選びの基礎知識|坪・建ぺい率・立地・条件のチェックポイント

平屋を建てる前に知りたい土地選びの基礎知識|坪・建ぺい率・立地・条件のチェックポイント

こんにちは!ハピナイス(HAPINICE)です。

「平屋を建てたいけれど、土地選びのポイントが分からない」「そもそも“1坪”ってどのくらいの広さ?」と悩んでいませんか?一生に一度の家づくり。理想の住まいを叶えるためには、家そのものだけでなく、土地選びも非常に重要です。

この記事では、平屋を建てるうえで最低限知っておきたい土地の基礎知識として「建ぺい率・容積率の意味」「立地・環境条件の選び方」まで、幅広く分かりやすく解説します。

この記事を読むと、平屋向けの土地を選ぶ際の考え方や注意点、土地購入時に押さえるべき数値の意味がよく分かるようになります。

「将来後悔したくない!」というご家族は、ぜひ最後まで読んでみてください!

平屋に向いている土地の特徴とは?

平屋住宅はワンフロアで生活が完結する構造のため、一般的には2階建てよりも広い土地が必要になります。

また、土地の「広さ」だけでなく、「形状」や「方角」、「周囲の建物との距離」なども、住みやすさや快適性を大きく左右します。

以前は「南向きの土地=日当たりが良い、理想的」と言われてきましたが、最近では必ずしもそれが最優先ではありません。高性能な断熱窓や照明計画の工夫により、東西向きや北向きの土地でも快適に暮らせる住まいが増えています。

また、南側に大きな道路や隣家の窓があると、日当たりは良くてもプライバシーが確保しにくいケースもあります。
むしろ、北向きの土地であえて中庭や吹き抜けを設けて採光を取り入れるなど、設計で解決する考え方が主流になりつつあります。

土地を選ぶ際は「向き」だけで判断せず、周囲の環境や生活動線、理想の間取りとの相性も含めて総合的に考えることが大切です

土地の基礎知識|「坪」「平米」「建ぺい率」とは?

AKB

土地探しを始めると、専門的な言葉がたくさん出てきて戸惑ってしまう方も多いでしょう。ここでは、最低限知っておきたい3つの用語を分かりやすく解説します。

「1坪」=畳2枚分の広さ

「坪(つぼ)」は、日本で昔から使われている面積の単位で、1坪は約3.3㎡。

感覚的には「畳2枚分」と覚えると分かりやすいです。

たとえば、50坪の土地なら約165㎡。
駐車スペースや庭、ゆとりある間取りを取りやすいため、平屋を検討する方におすすめされることが多い広さです。
とはいえ、30〜40坪台の土地でも設計次第で快適な平屋を建てることは十分可能です。

たとえば、中庭やロフトを設けたり、水まわりをコンパクトにまとめたりすることで、限られた敷地でも暮らしやすい動線を実現できます。

つまり「50坪以上ないと建てられない」というよりは、どんな暮らし方をしたいか、どんな外構や駐車計画を想定しているかによって、必要な広さが変わると考えるのが現実的です。

なお、不動産広告などでは「土地面積:○○坪」と表記されていることが多いですが、建築関係の書類では「㎡(平方メートル)」が使われます。

平米(㎡)とは?|坪との換算方法も解説

「平米(へいべい)」「平方メートル(㎡)」は国際的な面積の単位で、1㎡は1m×1mの正方形です。
日本の不動産では「坪(つぼ)」表記がよく使われ、1坪は約3.3㎡(正確には3.3058㎡)にあたります。

  • 坪 → ㎡:坪数 × 3.3058
  • ㎡ → 坪:㎡数 ÷ 3.3058

たとえば、30坪の土地ならおよそ99㎡
これは駐車2台分+3LDKのコンパクトな2階建てが建てられる広さです。

50坪(約165㎡)になると、駐車3台分+庭付きの平屋も余裕をもって計画できるイメージ。
もう少し広い70坪(約230㎡)なら、駐車4台分+中庭やウッドデッキのあるゆとりの平屋も視野に入ります。

ざっくり覚えるなら、
👉「30坪=約100㎡」「50坪=約165㎡」「70坪=約230㎡」
+「駐車2〜4台分くらいの目安」
としておくと、土地の広さをイメージしやすくなります。

建ぺい率・容積率とは?|土地に建てられる家の大きさを決める数字

「建ぺい率(けんぺいりつ)」と「容積率(ようせきりつ)」は、その土地にどんな大きさの建物を建ててよいかを決めるルールです。
どちらも自治体が定める都市計画(用途地域)によって決まっていて、土地ごとに異なります。

■ 建ぺい率(けんぺいりつ)とは

→ 敷地面積に対して、建物が建てられる面積の上限を示す数字です。
たとえば建ぺい率60%の土地100㎡なら、建てられる建物の「1階の面積」は最大で60㎡まで。
建物を大きくしたいなら、庭や駐車場をどれだけ残すかのバランスも大切です。

■ 容積率(ようせきりつ)とは

→ 敷地面積に対して、建物の**延べ床面積(1階+2階の合計)**の上限を示す数字です。
たとえば容積率100%の土地100㎡なら、1階60㎡+2階40㎡など、合計100㎡までの家が建てられます。
平屋の場合は1階だけなので、「延べ床面積=建築面積」となります。

■ 誰が決めているの?

建ぺい率・容積率は都市計画法というルールに基づいて、各自治体(市区町村)がエリアごとに定めています。
「住宅地」「商業地」「工業地」など、用途地域によって数字が違うのがポイントです。

■ どこで調べられる?

土地の建ぺい率・容積率は

  • 不動産会社の物件情報
  • 各自治体の都市計画情報(ホームページで閲覧可能)
  • 法務局の「公図」や「都市計画図」
    などで確認できます。

気になる土地がある場合は、不動産会社や建築会社に「この土地の建ぺい率と容積率を教えてください」と聞けばOKです。

■ 平屋を建てたい人は要チェック

平屋は2階建てに比べて1階部分が広くなるため、建ぺい率の制限に引っかかりやすい点に注意。
希望の間取りを実現するには、建てたい家の大きさと土地のルールを早めに照らし合わせて確認するのがポイントです。

平屋の土地選びでチェックしたい立地条件

土地の広さだけでなく、周辺環境や生活利便性も平屋暮らしには重要です。ここでは、子育て世代にとって特に気になる立地条件を紹介します。

学校・スーパー・病院などの距離|生活動線・暮らしやすさ

小さなお子様がいるご家庭では、通学路の安全性や、子育て支援施設の充実度が気になるポイントです。

徒歩圏に保育園や小学校、スーパーや病院などの生活インフラが整っている土地は、将来の暮らしやすさにもつながります。

また、自治体によっては「子育て支援が手厚い市区町村」もあるため、そうした制度面も確認しておくと安心です。

地盤・ハザードマップの確認|安心と安全を

見落としがちですが、「その土地の地盤が弱くないか」「過去に浸水履歴がないか」は非常に大切です。

自治体のホームページでは、ハザードマップ(洪水・土砂災害・津波などのリスク地図)を無料で公開しています。

ハピナイスでも、必要に応じて地盤改良や基礎補強のご提案を行っています。

駐車スペースと庭の確保

平屋はどうしても建物の占める面積が大きくなるため、駐車スペースや庭の配置を後回しにしてしまいがちです。

特に2台以上の駐車場を希望する場合、建物の配置と一緒にシミュレーションすることが重要です。

また、敷地が狭い場合でも、ビルトインガレージやL字型配置などの工夫で空間を有効活用することもできます。

まとめ

平屋住宅を建てるためには、「広さ」だけでなく、「形状」「方角」「地盤」「法的条件」など、さまざまな要素を総合的に考慮する必要があります。

特に「坪」や「㎡」の違い、「建ぺい率」「容積率」といった数値の意味を理解することで、希望の間取りが建てられるかどうかの判断がしやすくなります。

土地選びは、家づくりの第一歩。後悔しない平屋づくりのために、ぜひ基礎知識を身につけて、理想の土地を見つけてくださいね!

地震に強いデザイン住宅を探しているご家族は、是非この記事を参考にしてくださいね!

ハピナイスでは、豊橋・豊川・田原・蒲郡・新城・湖西エリア周辺でお客様にピッタリのデザイン性の高い注文住宅を提案しています。東三河エリア周辺のお家づくりはHAPINICEにお任せください!

【平屋】関連記事
【2025年版】最新の平屋デザイン実例まとめ
平屋で人気の「勾配天井」とは?施工事例で見る開放感とデザイン
平屋がもっと楽しくなる!畳コーナーや小上がり空間の活用術
平屋ならではの開放感!デザイン性の高いキッチン空間の魅力
平屋の収納アイデア|後悔しないクローゼット・収納計画の工夫
平屋の外観デザイン実例集|人気スタイルとおしゃれに見せる工夫
平屋の洗面所・脱衣所デザイン|暮らしやすさとおしゃれを両立する方法

ARCHIVE

CATALOG

カタログ・資料請求

ハピナイスの歴史と家づくりへの想いを詰め込んだ「コンセプトブック」と、HPでは紹介しきれないこだわり空間を体感できる「施工事例集」をお届けします。 どちらも家づくりの参考になる情報が満載です。

EVENT

開催中のイベント
モデルハウスはこちら

開催中のイベント・モデルハウスはこちら

ハピナイスのこだわりが詰まったモデルハウスの公開、施主様邸の完成見学会や各種イベントを常時行っておりますので、お気軽にご来場くださいませ。

イベント

モデルハウス

資料請求